大船山でも、色が変わり始めています。御池の周囲はそろそろ綺麗に染まりつつあります

 長文駄文よりまず写真の掲載を優先してアップです。
 三俣山、大船山も前日の雨でかなり落葉を心配しましたが、その影響は小さく雨上がりのあとでむしろ鮮明な色合いを堪能することができました。

 以下、長文駄文。
 18日は週末出勤のご褒美ということで、以前から計画的に紅葉が見頃と思われる18日を代休にしていましたが、またもや台風21号&低気圧の影響で週間天気予報は涙がこぼれそうな予報です。が、次第に18日の予報が晴れの予報に変わり、この時期恒例の早朝日の出から夕暮れまで粘って紅葉を楽しむことに。コースは毎度のワンパターンで早朝は三俣山、午後は大船山頂で夕暮れまでです。

 大曲を4時前に着くと、予想はしていましたがなんと霧雨・・・しかし、ここは天気予報を信じて準備していると霧雨はガスに変わり4時過ぎに大曲を出発しましたが、ガスが濃くて10m先も見えない状態です。まぁ、途中までは道もはっきりしているし、と思っている矢先コンクリ舗装の道を歩いているといつの間にか端っこ歩いたり、ちと危ないガスの濃さです。
 当然のことすがもり越手前の広い場所は黄色のペイントだけが頼りで、しかもガスの濃さによるためか平衡感覚も怪しい状態で、そろそろ峠に着いたかなぁ、と思っているとこれまた違う方向へ・・・。なんとかすがもりの石室にたどりつくのに日頃の1.5倍の時間を要しました。

 ここから三俣山にとりつくわけですが、これまた何も見えませんが石室から狙いを定めて、この方向に行けば多分吸い込まれるように登山道に向かうはず、と進むと笹の間の踏み跡にたどり着きここから山頂までは概ね大丈夫でした。山頂では風も強く気温も4℃。到着してし間もなくガスが晴れこのままいくかなぁ、と思っていると再びガスがかかり結局、3時間近く待ってようやくガスが晴れ始めました。
 紅葉はガスで濡れていることもあってか、とても鮮明で綺麗です。これで日が差すともっと鮮やかなのですがこれは贅沢と思いつつ、本峰と南峰の間にある岩の上からしばらく大鍋の紅葉を眺めていました。

 三俣山南峰を出発したのが11時過ぎ、坊がつるに12時半。見渡す限り山頂はガスに覆われ撃沈ムード。そーいえば先日も同じような状況で下山後に晴れた三俣山を眺めたな〜、と。ここは、ちょっと息抜きに昼食ということでテーブルでガスに覆われる大船山を眺めていました。とりあえず山頂に向かい16時過ぎて晴れなかったら下山することに。

 当然のことながら下ってくる方が多いのですが、まずまずの紅葉だったとのこと、ということはガスが切れて見えたのかな〜と、思いつつ淡い期待を持ちながら段原の手前で少し待機しましたが晴れそうになかったので再び山頂を目指しました。
 そろそろ最後の急登にかかる頃、急速にガスがとれ始め紅葉を全身にまとった山頂が突然姿を現し、久々に胸の高鳴り感を感じました。

 14時半以降、次第にガスが掛かっては晴れ、晴れては押し寄せるの繰り返しでガスが全くない単調な絵柄は回避できましたが、とにかく風が強く特に段原方面を撮影しようとして立つのは不可能に近く、岩の間に身を隠しながら、あるいは匍匐体制での撮影とあいなりました。時間が経つに連れくじゅう連山の山々のピークが再びガスに覆われていく中、大船山のピークだけは晴れ18時近くまで山頂に粘りました。この日の撮影隊は2人のみで時折言葉を交わしながらの撮影でした。

 当然、暗闇の中を下っていくのですが何か視界不良・・・眼鏡が曇ってるのか、ガスで見えにくいのか、はたまた強風で目をやられたのか・・・と。ひょっとして電池? と思って交換したら案の定、でしたが、これもあまり明るさを保てず、なんとか大曲まで帰り着きました。 前日、満タンに充電(エネループ)したのですが気温のせいでしょうか?ちょっと焦った電池事情でした。 (2012.10.18)

 2011年の紅葉レポ  10月18日   10月15日
 2010年の紅葉レポ  10月28日   10月18日   10月10日
 2009年の紅葉レポ  10月21日   10月18日   10月14日   10月10日 

 ※それ以前紅葉時期のレポ (2008.11.182007.10.282007.10.302006.10.282005.11.2大船のみ

 






(1)本峰から南峰方面。ようやくガスが晴れ始めました。





(2)北峰下





(3)小鍋





(4)北峰





(5)大鍋





(6)坊がつる。大船山方面はガスの中。悩みましたが突撃〜





(7)ところが晴れ始めました。





(8)





(9)山頂から段原方面。ただし、強風で匍匐体制での撮影です。





(10)





(11)御池





(12)鳴子山方面





(13)





(14)





(15)押し寄せるガス





(16)山頂より。山頂が出ていたのは大船山だけでした。





(17)一文字焼け





(18)紅葉の滝





(19)違う角度から





(20)段原付近から撮影