三俣山の紅葉の滝を眺めていました

 恐らく、紅葉がピークであった週末は所用や雨で山に出掛けることができず、その後も天気の具合が優れずようやく天気予報も回復基調。とはいえ、この秋一番の寒波とのこと。確かに、前日から風が強く、気温も降下しています。どうやら山頂あたりはきっと冬景色のはず、と想定し冬仕様の準備をして出掛けましたが、でも紅葉はどーなんだか・・・

 最初は、気合い入れ入れで早く寝て、一旦目が覚めたときはまだAM1時前。何度か目が覚めましたが結局5時過ぎに猫に起こされごそごそ布団から抜け出し、夜明けを眺めながら出発しました。予定では、三俣山本峰に9時頃着けば良っか〜、とも思っていたので、まずまずの出発時間でしたが、すでに大曲は満車状態でした。

 三俣山山頂はガスに覆われ、時折パンチラ状態の山頂は予想どおり白くなっていました。すがもり越から少し登ったところで笹に着雪、霧氷状態となっています。木々も紅葉に霧氷が着いているものの、ガスで景色は見えずと、ちょっと残念でもあります。三俣山山頂にはすでに大鍋が見えるのを待機している方も居て、一緒にしばらく三俣山の杭となっていましたが、寒さに負け南峰方面に移動するもやはりガスは晴れませんでした。

 南峰で坊がつるから直登してきた方が、「このルートは酷く、廃道にすべきだ〜」みたいな事を言ってたので、「雨が池に降りる道は通行止めですよ」と、伝えると「なんで、あの道が・・・この直登ルートは廃道にすべきです」と。実際、この後このルートを下りましたが、雨ならくじゅうの道はどこでもこんなもんだろ、と思いながらよっぽど日頃の鍛錬が不足しているとしか思えない発言に、ちと失笑。
 ついでに。
 この日、星生新道で大曲に戻るつもりで星生山に向かうと、なんと前回の雨が池と同様、「通行をご遠慮願います」との看板とロープが設置されていました。なんともやるせなく感じる一方、とりあえず今回はやむなしと星生新道を下りました。

 話を元に戻します。
 三俣山から坊がつるに降りた時点で大船山山頂が見えていたら大船に登ろうと決めていたものの、どうやら晴れる様子も無く、肥前ケ城の西斜面が綺麗かもと思い、扇が鼻方面に向かいましたが、すでにここもピークを過ぎていましたが、まずまずだったので15時頃まで、恐らく、今年最後の紅葉と思い日向ぼっこ&少し遅い昼食を食べながら金襴緞子を眺めておりました。
 扇が鼻付近に到着した頃はガスがうっすらと掛かるも天気も回復気味で、時間が過ぎるにつれガスも消え肥前ヶ城越しの久住山も存在感のある景色を提供してくれました。

 くじゅう連山山頂周辺の紅葉は概ね店じまい、今から一雨毎に一気に冬へと景色が変わっていきます。
 (2010.10.27)

 2009年の紅葉レポ  10月21日   10月18日   10月14日   10月10日 

 ※それ以前紅葉時期のレポ (2008.11.182007.10.282007.10.302006.10.282005.11.2大船のみ
 






(1)三俣山にて
 





(2)三俣山山頂






(3)





(4)紅葉と樹氷





(5)坊がつる





(6)坊がつる周辺の紅葉






(7)三俣山






(8)北千里より大船山






(9)久住山北壁はまだ白いものが残っていました






(10)肥前ヶ城の西壁






(11)同じく






(12)扇が鼻山頂より





(13)星生山とりつき






(14)星生山西側斜面。
ここも終盤でした。






(15)山の中腹はまだまだ赤い・・・