大船山・紅葉 (2005.11.2)

 祖母傾を縦走した後、仕事や家の用事で2週間山行がお預けとなっていました。あちこちのHPを見れば紅葉情報で賑わっています。そこで、久々の山行ということもあり大曲を出発、三俣の大鍋を経由、坊がつる〜鉾立峠〜立中山〜鉢窪〜大船山を歩くことにしました。鉢窪は昨年ここから見上げた大船の紅葉に感動したこともあり、今年も訪ねることにしました。時間があれば星生山、牧の戸を経由しようという計画も頭をよぎりましたが、あちこちで写真を撮っている内に時間が少なくなり結局止めました。体力的にも少し・・・・
 
 どちらにしても、結構な距離となると考え、満天の星を見上げながら5時に大曲を出発。すでに2台の車が止まっていました。すがもり越に着いた時はまだ夜明け前で、気温は8.9℃。思った程低くありません。すがもりから三俣に登りかけると次第に大船山方面が白んできました。ふと頭の中に浮かんだ曲は荒井由美の「夜明けの空はミルク色・・・♪」しばらくエンドレステープが頭の中で回っておりました。前峰の手前えで風を避けながら三脚を固定して夜明けを待っていると1組のご夫婦が登ってこられ、同じく日の出を待ちました。
 日の出は6時30分過ぎ。その後、本峰を経由、南峰に向かいながら大鍋を覗き込みましたがすでに「赤」から少し「茶」に変わりつつあります。坊がつるには8時30分に降りつきましたが、この時間には雨が池方面から登ってこられた方々も坊がつるに入り始めています。自分はここから鉾立峠、立中山を経由して鉢窪で大船山の紅葉を見上げることにしました。しかし、雲が多く少しけむった感じがとれず、20分ほど眺めていましたが、そこそこにして大船山頂へ。

 まだ、10月ということもあり昨年よりは「赤」が多い感じがしますが比べてみると同じくらいかなぁ・・・それにしても山頂は人が多く、ここ最近、祖母傾か由布岳が多かったせいで、この雑踏には少し不慣れだったので、山頂の端っこで時折魅せる晴れ間を待っていました。何度か紅葉が陽の光を浴びた様子をカメラに収め、12時過ぎに下山開始ですが、まだまだ登ってきます。13時30分頃、坊がつるに降りると、この時間からも大船を目指す方も結構いました。また、テントを張るかたもちらほら。

 帰りは、法華院温泉を経由して大曲へ下りました。法華院温泉の上で砂防ダムの建設工事を行っているため道が少し変わっていました。大曲に15時30分に到着。とにかく2週間ぶりということもありましたが、昨年の同程度の距離を歩いた時に比べるとまだ体力、気力ともに大丈夫のようです。やはり祖母傾ボッカ訓練のせいかなぁ・・・

  


 (1)三俣山前峰手前より夜明けを迎えました
 


 (2)本峰に向かう途中から久住山方面を振り返る
 


 (3)すでに盛期は過ぎた大鍋の紅葉



(4)南峰。今日はここから坊がつるに下りました。


 (5)坊がつるより三俣山を見上げると秋景色です。



(6)鉢窪から見上げる大船。
少しもやっているのが残念です。


(7)大船山と雲



(8)大船山頂から段原方面の紅葉



(9)鉢窪方面の紅葉



(10)段原下から山頂を見上げる




(10)坊がつるから大船山を見上げる



おまけ