縦走路は野趣溢れる道でした

 なぜか足が向いてしまうこのルート。前回は今年の4月にアケボノツツジ見物に出かけ大当たり。今回は、歩数稼ぎに向いたルートを考えていて思いつきました。本当はくじゅう方面の方が稼げることは解っていますが、来週は所用でくじゅう辺りを歩くので、それ以外ということで本日の山行となりました。

 まず歩数はというと、予想通り、思った程以上に歩数は伸びませんでした。特に、スタート地点から桑原山山頂まで約4時間の歩行で9,000歩程度となんという効率の悪さ(-_-;) 山で歩数を稼ぐなんてこと自体が無理なことで、そんならハナから平地を歩けよ!と突っ込まれそうです。まぁ、自分が楽しいことをしてその上歩数も稼げるなら・・・ぐらいの気持ちに余裕がないといけません。結局、下山後に近くの公園でラジオを聞きながら1時間程度歩き、概ね本日のノルマを達成しました。 

 天気予報は寒気の流入でかなり冷え込むとの予報だったので、ひょっとしたら上の方は雪かも、と期待ししっかりアイゼンも持参しましたが雪は無いに等しい状態でした。それでも、前に見える大崩山はうっすらと雪化粧し、標高の高い場所ではそれなりの雪だったようです。桑原山は1,400mちょっとの山、雪は無かったけど気温は下がったため足下はガチガチに凍って、グリップが効き案外歩きやすく感じました。

 七年山までは相変わらずの急登、尾根道は目印のテープも朽ち果てルートを探しながらの山歩き、最後の急登はもともと少なかった目印が無いに等しい状態で山で迷子になりたい方にはお勧め、今回は方角だけを確認して黙々と登っていきました。山頂には10時半過ぎに到着、背中を太陽に向け少し汗ばんだ背中を干しながらのんびりお茶タイムです。期待した霧氷は見れませんでしたが、それ以外は天気は良好、風も微風、ブナの木越しの空は青くいつまでも山頂にのんびりしたい気分です。
 改めて、桑原山山頂から山を同定すると真正面には今年の5月、長崎隊と一緒に歩いた鬼の目山、鋒岳、その奥にはだき山、その奥には恐らく尾鈴山なども見えていました。

 そんなことで予定したより少し山頂に長居をしてから下山開始です。結局、この日はどの方向からも人一人会うこと無く独り占めの桑原山でした。
   (過去レポ 七年山尾根 七年山北ルート

  









 (1)五合目の看板。ほぼ直登コースでふくらはぎがぱりぱりです。
 




 (2)岩の門。雰囲気の良い場所です。





 (3)尾根に上がると朝日が差し込み始めましたが風は冷たいです。





 (4)七年山直前の岩場より。


 


 (5)狭くて何も見えない地味な山頂。写真だけ頂きノンストップです。





 (6)七年山尾根。慌てずにゆっくりルートを確かめながら歩きました。





 (7)岩場をトラバースする際は地味に危ない箇所があります。





 (8)尾根がたおやかになると今度は桑原山頂へ直登です。


 


 (9)直登!目印がほとんど無いので勝手気ままに登っていきます。

 



 (10)間もなく桑原山山頂。





(11)山頂。なんと7回目。





(12)振り返って三角点。のんびりしました。





(13)とんがり頭が七年山です。





 (14)桑原山から万治越えの途中から見えた大崩山岩峰群。





 (15)下りながら振り返ると青空にちぎれた綿のような雲。





 (16)万治越えから見えた桑原山前衛峰への直登斜面





(17)同じく桑原山。




(18)万治越えからの激下り。水平に撮影してこんな傾斜です。





(19)林道へ





(20)林道に着いたのは13時前でしたが日陰ではしっかり霜柱が残っていました。





(21)万治越のブナ。





(22)七年山尾根のブナ。





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