和尚山 327.3m
石  山 539.5m

 妙見山も、通勤途中見える山で以前から登れそうだなぁ、と思いながら見上げていましたが、鹿嵐山で出会ったおじさんの一言「妙見山から縦走路があるが・・・」。その日鹿嵐山の帰りに香下ダムの上に行くと「妙見山登山口」の標柱がたっていたので、後日登ってみることに。ついでに縦走を実行してみることにしました.
 予想していたより道は明瞭で、手こずったのは石山頂上付近と石山からの下りです。これも、うまく尾根伝いに降りていれば、もう少し楽だったかも知れませんが。縦走は時間と体力に少し自信がある方におすすめ。
 あまり自信が無い方は妙見山だけでも登る価値はあります。
 後日この周辺の山を歩き回った結果、妙見山から谷山、石山、鬼落山、石井山、高山を結ぶ宇佐市最長(多分)の縦走路となることが判明しました。ただし、一部道が不明瞭な箇所もあり一日で歩くのは相当の体力と気力が求められます。
 (平成16年1月)

 その後、妙見山〜高山までの6山を縦走することが出来ました。その際、当初の記録とは少し異なった点があったので、修正を加えました。特に、石山周辺の登山道が整備され歩きやすくなっています。6山縦走しなくても妙見山から石山までなら比較的手頃に歩くことができるのでお勧めです。
 ただし、里山ですから赤テープ等の目印を見落とさないよう、また、登山道は急斜面が多くロープが設置されているので、手袋は必需品です。
 (平成19年1月) 

                  ア  ク  セ  ス
院内インターチェンジを出て左へ0.5km、香下ダム入口の看板を右へ1.3km

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
ルート 総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ 赤テープ
妙見山 不要
谷山〜石山 4.5 不要
ルート評価も修正しました(H19.1)特に、石山周辺はお勧めです。

 (1)
 登山開始。
入口には標柱が立っているのですぐ分かる。
 この少し奥左側に車10台は止められるスペースがあります。
 香下ダム堰堤そばにはトイレもあります。




 (2)
 射場越。味のある木にいっぱいラベルが下がっています。
 妙見山と谷山の鞍部になります。

 (3)
 聖水岩。右側に水が溜まるようになっています。
 山頂に大友宗隣の子供が築城。この地域の人たちに洗礼を受けさせたとのこと。
 石には「大正三年」の年号が刻まれていて、地元にはよく知られた山のようです。
 20人はゆっくりできる広場になっています。




 (4)
 頂上着。
頂上は雑草が茂っています枯れていたので気になりません。由布岳方面の展望が良好です。

 (5)
谷山への縦走路。左が自然林、右が杉林。明らかに踏み跡があり、GPSでは市町境の上を通過しています。




 (6)標柱
 所々にこのような標柱が点在しています。

 (8)
 尾根から見た石山山頂。尾根からは宇佐平野が良く見渡せますがヤセ尾根なので風の強い日は注意しましょう。
 山中の上の方は大石だらけです。




 (9)
 石山山頂近くの標柱。ここから山頂までわずか。ここから三角点まで少し風倒木が多くなりますが、目印、踏み跡は明瞭です。

 (10)
 石山の三角点。
 さすがにこの山には看板はありませんでした。
 (平成16年当時)



 (11)
 しかし、3年ぶりに登ると、昨今の登山ブームのせいか看板が設置されていました。

 (12)
 そばには「加藤肥後守遠拜碑」と書かれた石柱があり、別面には「明治三十四年春吉日」、「今戸兵馬建立」とあります。


 (13)
 石山から峠に下る途中鬼落山方面が良く見える場所があります。急な斜面ですが、なかなか良い道です。

 (14)
 良く見ると石に矢印を書いています。真っ直ぐ行くと行き止まりで三角点があります。
 この先を右折するとロープが設置されています。



 (15)
 峠の標柱。
ここが石山と鬼落山の鞍部。ただし、宇佐市側は風倒木で歩行困難です。

(16)
 峠からは国土地理院の目印が導いてくれます。
 右側の杉の所に出てくる。
 ここから、妙見山登山口まで1.7kmです。




  


(7)
 谷山から石山に向かう尾根からの景色。
 後にも先にもここの景色が最高です。南北に景色が開けています。
 写真は宇佐平野。


本日のタイムテーブル(移動時間のみ)
出発地点 到着地点 所要
時間
(分)
妙見山登山口 妙見山山頂 40
妙見山山頂 谷山山頂 35
谷山山頂 石山山頂 50
石山山頂 町村境峠 60
 
 平成19年に道が整備されてからのコースタイムです。谷山からの下りが急ですがロープが設置されています。
 登山口までぐるっと回って、4〜5時間程度みておけば良いと思います。