七年山〜桑原山(2015.4.25)

 ここ数年、この時期になると登りたくなるこのルート。なんと言っても七年山尾根のアケボノツツジ、とりわけ年に一度会いたくなるアケボノツツジの樹があります。

 昨年と同じ北側からのルートから登ろうか、とも思いましたが、久方ぶりに最初に七年山に登った七年谷ルート(仮称)から登ることにし、車を鎖のゲートに停めて少し歩きながら尾根を見上げるとなんだかピンクが見えんな〜、登る途中でも同様です。
 その時は、さしょど気にも止めず、久方ぶりに歩く藪こぎちっくで急登のルートに悪戦苦闘していました。

 先週、前障子に登った際、1,100m付近が見頃だったので、今週は1,300m位が見頃です、なんて掲示板に自分で書いておきながら・・・そーなんです、七年山尾根は1,000〜1,150mの尾根。天気次第では花も落ちなかったのかもしれませんが、どうやらこの標高のアケボノツツジはほぼ終盤を迎え、かろうじて日当たりや風などの難をまぬがれたであろう個体で、なんとか花が残っている程度でした。

 やはり、今年の開花は早いとの噂は本当だったようで、昨年と同じ頃ならば、と思って出かけると、すでに花が終わっている可能性があります。一方で、樹々の新芽は豊ですでに、登山道に日陰を落とすまでなっていて、これはこれで見上げて綺麗でした。

 ということは、桑原山へ適当に高い所を目指して登っていくと、縦走路が近くなるといい感じでアケボノツツジが出迎えてくれました。まだ、満開にならずとも鑑賞には十分堪えうる咲きっぷりです。個体差や気象条件もあるので一概に何分咲きとは言えませんが、蕾も多く桑原山山頂周辺の見頃は来週中盤以降かと。以下、箇条書きでまとめると

【アケボノツツジの開花状況】
 @七年山尾根はほぼ終了。
 A桑原山山頂付近は蕾のある株、開花した株ありと、ざっと5分咲き(言い切った・・・)
 B万治越付近で8分咲き。少し下るとほぼ終了。
  ※あくまで私見なのでご容赦願います。  ちなみに、 (2013年) 4月19日   (2014年) 4月19日  4月27日

 以下、トピック的に書きます。

 七年谷ルートの入口は鎖のゲートから少し歩いた場所にプレハブ小屋があり、その先がカーブになっており、左側に川が流れているの川側を見ながら歩いていると、踏み跡と登山口の看板が木に掛けられています。すぐに川となり以前は丸太が掛けられていましたが、今はありません。従って、目の前の一番狭いところを渡り、林の中をよく見ると目印のテープがあるので、これに従って登ります。マイナールートなので少し藪こぎの覚悟が必要です。

 今日も誰も会わなかったな〜、と新緑に染まった林道を歩いていると、前方から女性2名が登ってこられます。まさか、ひょっとして・・・昨年、メールを頂いた方でした。
 自分「ひょっとしたら・・・」、女性「ひょっとして、よっちゃん!」、お互い「おっ〜」 みたいな感じです。奇遇なのか、アケボノツツジが好きなのか、それにしても2年連続してお会いするとは。本日のサプライズでした。

  







    
 (1)林道の右にプレハブ小屋が見えた最初のカーブに登山口の看板があり、すぐに川に出るので、真ん前の一番狭い場所を徒渉します。

 



   
 (2)目印の看板。とそこから見えた景色です。PMのせいか少し霞んでます。




   
 (3)岩場の急登を抜けると間もなく尾根に上がり、左折して、3分程で七年山山頂です。





 (4)ようやくまずまずの株。でもかなり花びらが散っていました。


 


 (5)楽しみにしていた樹もピークを過ぎていました。





 (6)よく見ると新芽が目立ちます。






 (7)でも新緑は眩しかったなぁ。






 (8)ここで急登に備え、毎度の休憩タイム



 


 (9)でも、見上げると新緑〜 





 (10)急登を振り返って。ピークは七年山です。






(11)見頃のアケボノツツジ登場! 1,350m付近。






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(13)桑原山。何度目だろう?





 (14)衝動買いしたコンビニ高級いちごロール!






 (15)万治越方面にて





 (16)今年はピンク色が全く見えない七年山尾根でした。





(17)万治越にて






(18)同じく






(19)万治越のブナはのびのびしています。






(20)数輪残っていた白いアケボノツツジ(多分)






(21)万治越から下山時の新緑





(22)同上






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