昨年の春、このコースを歩いて以来アケボノツツジの事始めはこのコースが良いな〜、と感じ、今年も奇しくも昨年と同じ日に登ることになりました。(昨年のレポ) 今冬は想定外の大雪でしたが、3月下旬から急に暖かくなり下界では3月末には桜が満開となり、山も概ね同様に季節が進んでいると考えたところです。 ここのところ、三寒四温で天気が回り、それがまた憎たらしいほどに週末に当たるわけで、ついつい平日に休んでやろうか、と企てるのですが今年から職場が変わり仕事の内容も変わったため、勝手知ったる以前の職場のように、おいそれと休むわけにもいかず、フラストレーションは溜まるばかりです。 今週末も当初は土日が雨の天気予報・・・だったのが、土曜日だけはなんだか晴れマークとなり、こりゃやっぱ山に行かんと!ということで、予定どおりコースを歩くことにしました。天気予報は晴れでしたが、それほど晴れている訳でも無く、最初は完全に霧の中で昨日からの雨と相まって、木を捕まえるとそこだけ雨が降り結構濡れてしまいました。それでも、早朝2時間ほどは時折陽も差し気持ち良い一時もありました。 今回のお目当ては、当然アケボノツツジ。その中でも昨年登った時に息を飲んで見上げたアケボノツツジに会いたい、との特別な思いがありました。長いこと会えなかった彼女に久々に会うような、そんな胸ドキ感を持って1年ぶりに再会すると1〜2分咲きです。満開の桜のような咲きぶりを期待する一方で、今冬の大雪で枝が折れていないか、それも大いに気になっていたところで、そこは無傷だったので安堵しました。また、来週来る(^_^;)・・・というところでしょうか。 それでも、その周囲の株は見頃を迎えた株が多くしばらく撮影タイムを楽しみました。 あとは、最後の急登を一気に桑原山に向けて登るだけでありますが、この辺りから再び山はガスっぽくなり、この後は曇り空と言った方がいいくらいの天気でした。山頂から万治越えを経由して下山、ここまでは毎度のコースです。そして毎度、気になっていたのが林道を横切って尾根を下っていく登山道です。踏み跡と両脇に石積みをし、地図にも道があるので確認のため歩いてみることにしました。良い登山道であれば長い林道をショートカットできるし・・・なんて安易な考えを持った自分が馬鹿でした。 道は不明瞭、ちょっと間違えば転落、徒渉箇所が2箇所あり川に降りれる場所がピンポイント、杉の倒木等々の難所が続き久々の里山藪こぎ登山の様相となり、最後は作業小屋の少し上に降り着き一安心したところです。個人的には杉の倒木が無ければ再利用しても良いかな〜、と感じたところです。 【アケボノツツジの開花状況】 @七年山尾根では標高点1,062mと1,161mの間で株が多く、見頃だったのは1,000〜1,200mでした。 A桑原山山頂付近は蕾、万治越付近で1〜2分咲きの印象です。 ちなみに昨年は万治越で5〜6分咲き、としており、昨年より開花が遅れていました。 登った高さ 1,200m位 歩いた距離 12.9km 時間 8時間(休憩、林道歩きを含む) |
(1)堀切三角点。ここではまだガスの中。 |
(2)同じく。 |
(3)直登の急登を振り返って。 |
(4)少し晴れ間が覗きました。地積図根三角点があるピーク。 |
(5)馬酔木が満開でした。 |
(6)ミツバツツジも綺麗に咲いていました。 |
(7)七年山の山頂直前の岩場。本日は濡れて滑りやすく難儀しました。 |
(8)傾山方面 |
(9)七年山山頂。地味ですが何故か好きなんですね〜 |
(10)少ないですがヒカゲツツジも咲いています。 |
(11)アケボノツツジ登場! |
(12)1,100m付近でも蕾の株もありますが・・・ |
(13)綺麗に咲いている株の方が多かったです。 |
(14)同上。 |
(15)アケボノツツジを楽しんだ後のブナの縦走路 |
(16)山頂への急登。目印はほとんどありません。 踏み跡も見えないのでひたすら高い場所を目指します。 |
(17)急登を振り返って。 |
(18)山頂手前のバイケイソウ。 |
(19)山頂。景色はイマイチでした。 |
(20)本日のえさ。ドトールはちと苦かった・・・ |
(21)山頂付近にて。まだ蕾です。 |
(22)1,300m付近のイメージです。 |
(23)万治越。2名のパーティと遭遇しました。 |
(24) |
地図 |
(25)地図「痩せ尾根」最初の難所です。 林道を横切ってお初の道です。 |
(26)地図「4.徒渉点2」 2回目の徒渉点。川に降りる場所を探すのと川に降りるまでに苦労しました。 |
(27)こんな場所も |
(28)地図「5林道へ」 林道のここに出てきました。ちょっと下るとプレハブ小屋です。 |
(29) |
(30) |
(31)会いに来たアケボノツツジ |
(32) |