昨年(平成17年)5月8日に犬ヶ岳横の経読岳に登った時、縦走路のシャクナゲが満開で500名近い(主催者らしい方からの聞き取り)鑑賞登山会と合流したせいで、犬ヶ岳の山頂を諦めました。なんとなく、恒例になりつつある、この時期のシャクナゲ登山。 やはり、数カ所見た内では犬ヶ岳周辺の縦走路が最高でした。 みなさんのHPの情報から、犬ヶ岳あたりもそろそろ見頃、と思い5月3日に出かけてみました。満開はハナから想定外で2〜3分咲き、運が良くて5分咲き程度を想定していました。 登山口駐車場には、自分の車を入れて4台。皆さんも登る準備をしておりました。12時頃、下山してみると駐車場は満杯で駐車場前の道路にも車が止められていて、全部で60台程度。GW後半最初の日で天気も良いし、シャクナゲ目当てで登られた方が多かったのではないでしょうか。 駐車場を6時に出発しました。気温は6℃とかなり冷え込みましたが、天気も良いとの予想だったので、長袖1枚で出発です。 ルートはウグイス谷経由犬ヶ岳です。快調に歩き1時間20分程(休憩含む)で笈吊峠に到着し、縦走路を覗き込むとシャクナゲの花は全くと言って良い程咲いていません。 ありゃ!?良く見るとしっかり蕾です。ただ。この辺りは少し日当たりが良くないので、縦走路の日当たりの良い場所なら咲いているかも〜、と歩き始めると開きかけた蕾がぼちぼちあったりして、満開の花も良いですが朝日を浴びる蕾もなかなかのものでした。しばらく歩いていると1箇所だけ異様に早く咲いている場所があり、ちょうど満開でした。 時間が早かったこともあり、この日、この時間ほぼ同じ場所を歩いていたのは3名で軽く、挨拶をしながらシャクナゲを愛でておりました。昨年は笈吊峠から経読岳方面に歩きましたが、シャクナゲの株は犬ヶ岳方面より多いのでは?と感じました。 それと、ここからは個人的な好みでもありますが、犬が岳〜一の岳〜求菩提山への縦走路を以前秋口に歩いた時に自然林の印象が強かったので、いずれ新緑が綺麗な春に歩いてみたいと考えていました。予想通りの新緑の下、春を満喫して歩くことが出来、しかもミツバツツジが5分咲きと、こちらはちょうど今が見頃と言った「おまけ」付きでした。 (2006.5.3) |
歩いた距離 13.2km 累積の登った高さ 1300m程度 歩いた時間 約6時間(休憩含) |
(1) 駐車場です。約40台収容できます&トイレ付き。 |
(2) こんな橋があったりします。 |
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(3)林道に出たところです。画像の奥の方に歩いていくと、 左側に登山口があります。 |
(4) 峠に着いたところです。 |
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(5) 笈吊峠の鎖場です。 |
(6) 1箇所だけ満開だったシャクナゲ |
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(7)咲く直前のシャクナゲ |
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(8) こんな感じで満開でした。 |
(9) 犬ヶ岳山頂手前からは由布岳、九重連山が良く見えます。 ちなみに、犬ヶ岳山頂の展望はあまり良くありません。 |
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(10) 犬ヶ岳山頂から一の岳への縦走路。 |
(11) 大竿峠。 |
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(12) 一の岳山頂。ベンチもありのんびり食事をするにはもってこいの場所です。 |
(13) 一の岳から求菩提山への縦走路はミツバツツジが咲いていました。来週あたりまでは十分見頃です。 |
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(13)ミツバツツジが春の新緑の中に点在していました |
(14) 求菩提山への縦走路。「虎の宿」あたりまで続く雑木林は 新緑に溢れていました。 |
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(15) 新緑 |
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