先日、奥畑山に登った帰りにすぐそばに見えたのが標高483m(標高点)の生木岳で、改めて地図を眺めてみると、奥畑山登山口の側から登れそうだったので、取り付きやすいところから登ってみることにしました。 勝手に登山口と決めた場所はカーブで狭かったので、前回奥畑山に登る際に駐車した場所に車を置き取り付こうとすると、少し古くなっていましたが、いきなり赤テープが目に入りました。それに従って歩いていくと新しいものから古いモノまで差がありますが、たどって歩くには問題無いくらいの密度でテープが巻かれていました。それに加え、国土調査のプラスチック杭も目印になるので、両方が見えなくなったら要注意です。 登山口から少し登ると地籍図根三角点の標柱のある小さいピークがあり、そこから少し下り鞍部の尾根を歩きます。途中、小さい岩峰があり登って通過するのは困難なので狭いですが脇を抜けていきます。5分ほど登ると少し開けた尾根にあがり、ここから右に曲がり尾根をたどります。比較的日当たりが良く、野バラもすでに伸び始めており、夏場はかなり苦戦しそうな様子です。 10分ほど尾根を登るとややフラットになり左側が植林地帯で時折岩が転がっている尾根を歩いていくといきなり急登となります。今回はここからの登りと藪が一番苦しい場所でしたが、生木岳は見た目より岩が多いため手掛かりも多く、藪は適当に抜けることが出来るので目印さえ見落とさなければ大丈夫です。途中、杉林と出会うと間もなく東のピークに到着し、ここにも地籍図根三角点が設置されていました。景色は木々に遮られますが、南東方向には先日登った奥畑山がよく見え、下る際にも良い目印になりました。 その後、西北西に向きを変え山頂方面に南側が植林地帯の尾根を歩き、やや広い鞍部を通過すると両側が雑木林の中となります。先ほどの地籍図根のあったピークから10分もかからずに山頂となりますが、ここもあまり景色に恵まれず、山頂には地元のTV用のアンテナが設置されていました。少し、曇り気味で時折、小雨もぱらつく等テンションが上がりにくい天気でしたが、歩きやすい里山でした。 (2011.4.3) 登った高さ 240m位 歩いた距離 2.4km 全所要時間 100分(休憩時間を含む) |
ア ク セ ス |
@県道44号宇佐本耶馬渓線を宇佐市から本耶馬渓に向かい床並から林道「栗ノ木線」を南に曲がります。 A約2.2kmで峠となり保安林看板のあるカーブから200mほど下ると登山口です。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤 テープ |
4 | 3 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 2 | ? | 5 | 2.5 | 不要 | 不要 |
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(1) 地図「0.駐車場」 前回の奥畑山の登山口に車を止めました。 登山口まで200m程です。 |
(2) 地図「1.登山口」 カーブで駐車するスペースもほとんどありません。 |
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(3) 登山口。写真(2)のアップです。 少し、赤テープを巻いておきました。 |
(4) 少し登ってから振り返ったところ。。 |
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(5) 地図「2.岩峰有」 のっこすことが出来ないので、岩の脇の狭い道を歩きます。 |
(6) 地図「5.尾根」 比較的フラットな場所。ここが終わると急登になります。 |
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(7) 地図「6.植林と合流」 急登ですが捕まる木と足がかりになる岩が多く、比較的登りやすく感じました。 |
(8) 地図「7.地積図根三角点」 最初のピークで枝越しに奥畑山が見えました。 |
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(9) 地図「8.広場」 鞍部でさほど広くありませんが、明るい空間です。 |
(10) 途中の様子。 赤テープと国土調査のプラスチック杭が目印です。 |
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(11) 地図「9.生木岳」 山頂です。フラットで広い場所ですが景色は見えず、恐らく下の集落用のTVアンテナが設置されていました。 |
(12) 頼りにしたプラスチック杭。 |
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