津久見市の名峰。山頂でのんびりしたくなる山です

 10時前に元越山から下山できたので、もう2山は登ることができそうなので、まずは大分百山、分県登山ガイドにも掲載されている彦岳に登ることにしました。彦岳は登山を始める前にこの辺りを通過するときに特徴のある山容に、しばし見上げた記憶が蘇ります。

 登山口は彦岳トンネルの津久見市側の出口から津久見市方面に向かうと、左側に「ようこそ津久見市へ」の看板がありこの真正面の空き地が駐車場兼登山口となります。この日も登山口に着いたのが11時前だったので、すでに5〜6台駐車していました。
 元越山から靴も脱がず、そのままの格好で来たので、さっさと出発、とガイド本に従って登ろうとして鳥居の前に立った瞬間、目の前に看板が立っているものの登山道らしいもの見当たりません。よーく、視界を180℃広げて見ると写真のように鳥居を通過、水路を渡り、真左、水路沿いに登山道が・・・まずは一安心です。

 いきなりつづら折れの登山道ですが、自然林の中の道で急登ながら気持ちよい道です。10分ほどで林道へ、ここは左に進むと直ぐに取り付きの看板があり再び登山道となり、5分ほど歩くと左側に水準点があります。しばらくはヒノキの植林主体の登山道で足元にはシダが植生しています。登山口から35分ほどで石灯籠がありその少し先に分岐があります。この先から気持ちよい尾根歩きになり、時折、真正面に山頂がちらちら見えるようになります。山頂が近くなると一旦、雑木林となり少し登り始めると鳥居が見え、ここで右折し時折石段のある最後の登りになります。山頂の直前、左側にはトイレもあります。

 山頂は、元越山よりも広く3〜4グループが景色の良い場所で、食事をされていました。ちょうど昼だったので自分も本日、行動中の唯一の食事でレギュラーコーヒー、SOYJOYバナナ味、ホームパイ1袋(2枚入)を補給しながら、しばし景色を楽しみました。

 山頂には立派な祠があったので参拝してふと目を横にやると、石柱には「支那事変戦勝記念」と刻まれており、思わず目が止まってしまうと共に、どのようなシチュエーションでこの記念碑が持ち上げられたのかを想像してしまいました。いずれにしもて元越山と同様、地元から愛されている山であるように感じながら下山しました。(2010.1.30)

   登った高さ 500m位  歩いた距離 6.0km   全所要時間 140分(休憩時間を含む)
【本日の食料事情】
 @登山口まで:サンドイッチ、バナナ(小ぶり)、缶コーヒー
 A行動中  元越山:なし  彦岳:レギュラーコーヒー、SOYJOY(バナナ味)、ビスケット2個  鎮南山:なし
 B帰宅中  おにぎり1個、パン1個、缶コーヒー

  
  ア  ク  セ  ス
@県道36号を佐伯市から津久見市方向に進み、彦岳トンネルを出て「ようこそ津久見市へ」の看板の真正面の広場が駐車場兼登山口となります。

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ
テープ
不要 不要

出発地点   到着地点 所要時間
(分)
1.登山口 2.林道へ 10
2.林道へ 4.石灯籠 25
4.石灯籠 7.彦岳 25
7.彦岳 1.登山口 40
    時間合計(休憩除)    100
      参考:全所要時間    140



 (1)
  県道36号沿いに立っている看板。この真正面に登山口兼駐車場があります。


 (2)
 地図「1.登山口」
 兼駐車場。奥に鳥居があります。




 (3)
 地図「1.登山口」
 の鳥居で矢印の方向に進みます。




  (4)
 鳥居をくぐり、水路沿いに登山道があります。

 (5)
 地図「2.林道へ」
 登山口から10分ほどで舗装された林道に出るので、ここは看板に従って歩くと50m程で登山口があります。
 


 (6)
 地図「3.水準点」
 1等水準点で267.0mです。


 (7)
 石灯籠付近までは杉林の中の登山道です。

 



 (8)
 地図「4.石灯籠」
 

 


 (9)
 地図「5.分岐」
 石灯籠を過ぎると、すぐに看板がありこの辺りから植生も替わり山歩きらしくなります
 

 (10)
 地図「6.展望台」
 道から少し逸れると津久見市方面が良く見える展望台があります。当日はあいにく霞んでいましたが、見晴らしは良好です。 
 



 (11)
 展望台を過ぎると快適な尾根歩きとなります。。




 (12)
 時折、彦岳山頂が見えます。

 

 (13)
 地図「7.鳥居」
 鳥居の手前は登山道は尾根の脇となり、森の中を歩くイメージとなります。この先、山頂手前左にはトタン製ですがトイレがあります。



 (14)
 地図「8.彦岳」
 山頂は広く、元越山よりも広いです。皆さん思い思いの場所で昼食中でした。



 (15)
 山頂。東側は海が見えます。
 当日は霞んでいたので写真はパスしました。




 (16)
 山頂にあった「支那事変戦勝祈念」の石柱。