山の名前に惹かれて登ってみました

 午前中、三国山〜国見山に縦走したあと予想より時間が早かったし、このあたりまで来るのも結構距離があるので、と思いその名前からも興味を持っていた米精山(「こめしらげやま」、ものによっては「こめしらけ」との表記あり)に登ることにしました。

 国道442号線から「作草、堤、簾平」への看板を見て「作草橋」を渡り道なりに進み、道沿いに保安林の黄色の看板が立てられ、その看板に手書きで番号が書かれています。登山口となるのは林道に少し入った場所に設置された130番の看板ですが、駐車スペースを考慮すると200mほど手前にちょうど良い場所がありここに駐車して出発です。

 林道を歩き始めると植林したばかりの場所なので釈迦岳方面が良く見えます。林道の終点は車が切り返し出来るほどの広さがありここから杉林に右折するように飛びこみ、斜面に向かって杉林の中を直登気味に登っていくと、草に覆われ分かりにくいですが作業道に登り着きます。作業道を左に進むと杉林に突きあたるので、杉林の中に踏み込んで良く探してみるとみると赤テープが見えます。ここから地図「4.支尾根着」地点までかなり急登で、杉林のため手がかりが少なく足元ももろいためズルズルと下がってしまいそうになります。赤テープは基本的に、杉林の雑木林側を登っています。

 地図「4.支尾根着」に着くと赤いプラスチックの杭があり目印になります。ここから少々藪こぎチックな登山道となりますが、尾根を歩くのでそれほど苦になりません。地図「6.主尾根着」地点に着くと左折し尾根伝いに杉林の中を歩き、ここから小さいピークを3つ程越えます。最初は下草も少く快適な道も山頂に近づくに連れ下草が多くなりやや歩きにくくなりますが、歩きには支障ありません。杉林が雑木林に変わると間もなく三角点のある山頂です。

 改めて、地図を見ると三角点より少し右側に山名が書かれており、確かに標高はそちらの方が高く本当の山頂は三角点の奥なのかもしれません。ひょっとして行けるかぁ、と思い少し藪の中に入ってみましたがどうやらその奥は明確な道が無さそうだし、三角点の回りに看板が立っていたのでここまで、ということで下山しました。
 (2009.9.20)

  登った高さ 350m程度   歩いた距離 3.7km   所要時間(休憩時間除く) 110分位  

  
  ア  ク  セ  ス
@日田市中津江の鯛生金山を目指します。
A国道442号から「作草、堤、簾平」への看板を見て「作草橋」を渡り、3km付近の保安林看板「130」が登山口です
B駐車は登山口から手前200m程の場所に駐車に適した場所があります。

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ 赤テープ
不要 1個
※ 携帯(AU) : 登山口は圏外でしたが山頂はアンテナ3本でした。
※ 赤テープは念のため。基本的に不要です。

出発地点   到着地点 所要時間
(分)
0.駐車場所 2.林道終点 10
2.林道終点 4.支尾根着 20
4.支尾根着 6.主尾根着 10
6.主尾根着 8.米精山 20
8.米精山 0.駐車場所 50
  時間合計(休憩除) 110
  参考:全所要時間 135
 
@ 累積標高 350m位
A 歩いた距離 3.7km位
     



 (1)
 登山口への入口となる国道442号「作草橋」入口。
 ○の中に看板があります。






 (2)
 写真(1)の看板です。



 (3)
 地図「0.駐車場所」
 矢印の方向に進み、200m程で登山口となります。



 (4)
 地図「1.林道入口」
 目印となる看板(○印)は林道に少し入った場所にあるので、車では見落とす可能性もあります。




 (5)
 写真(4)の看板。
 看板に「130」と書かれ、支柱に赤テープが巻かれています。




 (6)
 林道の左側は植林して間もないので景色良好ですが、逆にいうと景色が良かったのはここだけです。




 (7)
 地図「2.林道終点」
 少し広い場所になっています。ここから写真右側の杉林の中を直登します。




 (8)
 地図「3.作業道」
 林道終点から直登、草に覆われていますが、作業道に登り上がると左折して写真奥の杉林に踏み込み、その中を赤テープを頼りに登っていきます。



 (9)
 分かりにくいですがかなりの急斜面に悪戦苦闘でした




 (10)
 地図「4.支尾根着」
 支尾根に着き左折します。ちょうど赤い杭が目印です。



 

 (11)
 地図「5.岩」
 尾根の真正面に岩があるので迂回して登ると、立派な赤松が立っていました。




 (12)
 地図「6.主尾根着」
 ここは特に赤テープが巻かれているの良く分かります。
 ここを左折します
 



 (13)
 地図「7」
 個人的に間違った場所。二股に分かれている様に見え最初は直進しましたがどうやら間違っているらしいことに気が付き、やや左折気味に進みます。




 (14)
 地図「7」以降は尾根がはっきりしているので間違うことは無いと思います。

 (15)
 山頂手前の杉林。




 (16)
 地図「8.米精山」
 山頂は木々に囲まれ景色はありません。ちょうど、どこかの学校の運動会の放送が良く聞こえました。