渡神岳でも述べたように津江山群はこれまで手つかずの状態だったので、計画というほど大げさなものではありませんが、まずは、大分百山を中心にその近辺にある山から登ってみようと考えた次第です。付け加えて、シャクナゲの時期と考えていましたが、ほとんど終了しているものの北斜面などでぼちぼち花が残っていました。それと、参考書を読む限りではブナなどの森林もすばらしい、との表現に惹かれたところですが、あにはからんや、ブナは枯れたものが多くちょっとがっかりした情景でもありました。 登山口となる福岡県境に着く前に椿が花ハイランドパークの前を通りますが、この辺りにも竿を出しに来たことや、もっと昔に職場の行事で来たことを思い出しました。その頃の記憶はほとんど無いのですが、レーダーのある釈迦岳まで車で登ったことだけ妙に覚えていて、山頂に車で乗り付けることができる山なんて、という思いも頭の片隅に残っていたので今まで登らなかった要因の一つかもしれません。 さて、今回登山口とした福岡県矢部村との境には立派な看板が設置されていて、路肩も広くなっているので普通車でも5〜6台は駐車できそうです。今回はプチボッカ、登山口から釈迦ヶ岳まで標高差200m程度ですが、体が温まらないうちから登山口からいきなりの急登だったこともあり、ひーひー、ぜーぜー言いながら、まさに「もがき」ながら登りました。客観的に見るとまぁまぁの登山道でちょうど30分で山頂に到着です。山頂のちょと手前には雨量観測レーダーへの分岐があり、その先は岩場ですが特に危険はありません。ただ、山頂に立ち東〜南側はほぼ垂直の壁になっており、ここは予想外でした。 そんなわけで山頂から御前岳方面の縦走路に踏み出すといきなりの急降下で、ここは勉強不足というか予想外というか・・・ロープを頼りに下りました。ただし、縦走路は比較的穏やかで踏み後もしっかりしていて足下にはホウチャクソウ、ユキザサ、頭の上にはドウダンツツジ、終わりかけたシャクナゲなどが目に入ります。釈迦ヶ岳を出発して30分ほどで御前岳山頂でこちらは広々としていて、景色も良くゆったりできました。 帰りはせっかくなので雨量観測レーダーの建物の周りを一周しましたが、ここも景色は良く、他の山の俯瞰図も設置されているのでそれなりに楽しむことができます。分岐から5分程度です。 (2009.5.16) 登った高さ 500m程度 歩いた距離 6.2km 所要時間(休憩時間除く) 分位 |
ア ク セ ス |
@椿ヶ鼻ハイランドパークの前を通過、矢部村へ向かう林道へ右折し500mほどで福岡県に入ると、右側に登山口があります。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤テープ |
4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | 3 | 4 | 4 | 不要 | 不要 |
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(1) 地図「1.登山口」 ○の中に登山口の看板が立っています。 |
(2) 地図「2.階段」 木製の階段があります。 |
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(3) ここまで来ると山頂まで間もなくです。右に曲がるとレーダーの方へ行きます。 |
(4) 地図「3.釈迦ヶ岳」 右側は予想外に絶壁でした。 |
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(5) 釈迦ヶ岳山頂から御前岳方面眺めたところです。 |
(6) 釈迦ヶ岳から御前岳方面の縦走の始めは崖でした。 |
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(7) 縦走路わきのブナの木 |
(8) 地図「4.崩壊地」 こんな場所もありました。 |
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(9) 縦走路の多くのブナはこんな感じで枯れ木が目立ちました。 |
(10) 縦走路から釈迦ヶ岳を眺めたところで、山頂の片面がすっぱりと切れています。 |
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(11) 地図「6.御前岳」 広々とした山頂です。 |
(12) せっかくなのでレーダーにも立ち寄りました。 |
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(13) ユキザサ |
(14) 調べましたが名称不明です・・・ |
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