午前中、今年2回目の鷹ノ巣山を歩いた後、大南林道から鬼杉を経由して今話題の裏英彦山道を歩きました。 特にこれといったピークを歩く訳ではありませんが、全体として静かな山行を楽しめます。5月に体調不良で山に登れなかった時、webであちこち情報を眺めていて興味を引いたのが英彦山周辺、県境の山々でした。その中で一番そそられたのは岳滅鬼山周辺です。 今回は少し離れていますが、その延長として裏英彦山もおもしろそう、と感じていたときに長崎隊からお誘いがあり今回の山行となりました。英彦山には4年前の秋に登っていますが、それ以来です。全般に木々の下をのんびり歩ける道で少しピークを過ぎているとは言いながら、見上げれば紅葉、黄葉、足元は落ち葉のカーペットと本当に良い時期でした。 鬼杉で休憩後10分ほどで英彦山と籠水峠への分岐となります。分岐から籠水峠まで約30分でなかなか綺麗なルートです。峠付近になると左側に1071mの「鹿の角」と呼ばれるピークを抱えた絶壁が見えると間もなく峠です。最近のブームのせいか看板も新しく整備されたようです。良く見ると鹿の角方面にもどうやら道らしい踏み跡があり登れそうです。 籠水峠を通過した後もそれはそれはたおやかなルートで更けゆく晩秋を堪能できました。途中、垂水の壷、ケルンの谷を通過します。垂水の壷は名前の割には水も壷もなくあったのは飯盒の蓋だけでした。ケルンの谷は名前のとおりケルンがたくさん積まれていますがそれよりも周辺の景色の素晴らしさに圧倒されるばかりです。また、設置された概略図にはここから南岳山頂方面に登るルートが点線で描かれていました。 途中、ルートの南側が絶壁になっているところがあります。ここには先端へ進む道と折り返すように下る道があり薬師峠には折り返すように下っていきます。先端に進むとどうやら苅又山へ進むようです。これも、今回確認できたポイントの一つで楽しみが増えました。 しばらく進むと杉林となり間もなく林道に出て裏英彦山道も終わりとなります。所要時間は景色を楽しみながらのんびり歩いた時間です。途中の休憩時間などを考えると3時間程度のコースかなぁ、と思います。(2008.11.15) 登った高さ 600m 歩いた距離 5.0km 全所要時間 2時間40分(休憩時間除く) |
ア ク セ ス |
@国道500号線しゃくなげ荘入口から2.5kmの鬼杉入口から登りました。 A野峠から4.3km付近に薬師林道の入口があり、この前に駐車スペースがあるのでここに出てきます。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤テープ |
5 | 4 | 4 | 3 | − | 4 | 5 | 3 | ? | 4 | 3 | 微妙 | 不要 |
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(1) まずは鬼杉に向けて歩きます。モデルは長崎隊の山馬鹿隊長。 |
(2) ちょうど落葉したての葉っぱが絨毯になっていました。 |
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(3) 鬼杉は省略。籠水峠手前です。 |
(4) 間もなく地図「4.籠水峠」 この風倒木が目印になるかも。 |
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(5) 「鹿の角」と呼ばれるピークとその壁。 |
(6) 籠水峠の看板。 比較的新しく設置されたようです。 |
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(7) 途中ロープが設置されている急斜面もありましたが、 慎重に歩けば問題ありません。 |
(8) 途中は本当に綺麗な「遊歩道」です |
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(9) ついつい足を止めてシャッターを切ってしまいます。 計画を立てるときは少しのゆったりした時間設定をお勧めします。 |
(10) 地図「5.垂水の壷」 岩場で、水場というより・・・ なぜか飯盒の蓋がありました。 |
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(11) 地図「6.ケルンの谷」の看板 |
(12) ケルンの谷の様子。 英彦山の材木岩に代表されるように、ここの平べったい石のせいかもしれませんね〜 ここから英彦山方面に登るルートがあるそうです。 |
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(13)落ち葉の絨毯を踏みながら足を進めます。 |
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(14) 特徴のあるケルン(?) ここから5分ほどで地図「崖注意」に着きます。 慌てずにゆっくり歩けば大丈夫です。 |
(15) 地図「8.杉林」 このポイントから杉林の道となります。 |
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(16) 地図「9.林道へ」 林道に飛び出したところです。ここから5分ほどで国道沿いの駐車場に着きます。 |
(17) 薬師峠の手前にアンテナがあります。 |
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(18) 国道沿の駐車スペース 野峠から4.3km付近で薬師林道の入口になります。 |
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