霧の中 大平山から内山、鞍が戸へ縦走

  ずいぶん前から、hirokoさんから9月30日に予約が入っていて、山は大平山〜内山へのお誘いです。以前、冬場に登り、きつい思いをしたコースですが、今夏の暑さも朝晩は少し落ち着き始めたこと、先般鞍が戸を歩いた時それほど暑く感じなかったこともあり、大丈夫か〜と思った次第です。(コースの詳細はこちら)

 今回のメンバーは当初はhirokoさん、ゴエモン君、かなこさん、プリンパパ&ママの予定でしたが、かなこさん、ゴエモン君は直前になり仕事の都合で欠席となり、結局4人の登山となりました。
 大平山は下から見上げると「たおやか」でのんびりした山に見えますが、実際に歩いてみると、山頂に向けて一直線のジグザグ&ステップ無しの急登で、今日はたまたま霧で山頂が見えなかったから良かったですが、山頂方面を見上げながら登ると嫌になります。ということでぼちぼち登りました。登山口から約70分。

 ここから内山へ。前回は雪景色の中を歩いたこともあり、あまり景色に見覚えがないのと、やはり台風等の影響でしょうか、風倒木が目立ちます。以前は、歩くのにそれほど障害は無かったような気がします。といっても、道はしっかりしているし、目印もあるので大丈夫だと思います。また、大平山から内山までの吊り尾根がこのルートの核心部でもあります。内山山頂まで登山口から約3時間30分(前回とほぼ同じ)。
 季節、天気が良くて足場が良ければもう少し早いとは思いますが、この程度で歩くつもりであれば焦らずに登ることができると思います。

 内山山頂もやはり霧の中で、少ーしは霧が晴れることを期待しましたが、淡い期待に終わりました。今回の山歩きの目的の一つはトリカブト鑑賞ですが、良く見ると登山道の両脇に結構咲いています。昨年もほぼ同時期にこの辺りを歩いたのですが、印象としては昨年より花が多いような気がします。

 内山山頂で燃料補給をしていざ船底へ。内山山頂周辺はカヤを刈り倒していましたが、少し下ると、カヤは伸び放題となり、カヤに掴まりながら一気に船底へ、船底からロープとカヤに掴まりながら、おまけにカヤをかき分けながらと、笑いしか出ないという状況で急登を鞍が戸へと登っていきます。急登を登り着いた時は全身びしょ濡れ、靴はパワーシューズと化し、停まると風が寒くて、思わず長袖のシャツを上から羽織りました。
 鞍が戸に着いた時、少し空が明るくなりましたがやはり、晴れることはありませんでした。ここからトリカブト、サラシナショウマや谷の緑を楽しみながら馬の背から由布岳東登山口へ無事下山しました。

 歩いた距離 約10km  登った高さ 1,250mくらい  時間 8時間

          



 (1)
 霧雨のせいで途中の写真はショートカットです。
 hirokoさんプリンパパのブログでもどぞ




 (2)
 内山山頂の看板。その向こう白い霧・・・




 (3)
 船底です。前後は身の丈ほどのカヤで道が覆われています



 (4)
 滑る急登の坂に苦戦しながらも、ようやく鞍が戸の山頂に到着。
 



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 鞍が戸山頂でミヤマラッキョを激写するhirokoさん






 (6)
 東登山口へ下る登山道。




(7)ようやく下界に降りつきました。




(8)サラシナショウマ