(1)掩体壕U
 市指定史跡 城井1号掩体壕

 所在地 宇佐市大字城井159番地の3

  規模   高さ     5.4メートル
        幅      21.6メートル
        奥行き  14.6メートル


忘れられていく戦争の悲劇を 戦争を知らない世代に伝えるために、宇佐市はこの「城井1号掩体壕」を戦後50年である平成7年3月に「史跡」として指定し、平成9年に「史跡公園」として整備しました。
 ※ 史跡指定は1995年3月、第二次世界大戦の遺構の史跡指定は、沖縄県南風原陸軍病院壕(同県南風原町)に続き、全国2番目。
 ※ 戦争遺構は、開発が進む中でいつの間にか失われるケースが多く、公的な保存対象となるのは、日本では珍しいと言われています。
戦争を体験した人の中には、当時を思い出したくない人、こういう戦跡を見るだけでもつらい人もいます。しかし史跡として残すことは、「二度と戦争を繰り返してはならない」という、強い平和を願う気持ちがあるからです。 


            城井掩体壕の背面から。




  国東沖から引き上げられた零戦のエンジンとプロペラの残骸、地面には零戦の原寸大の影が表示されています。

     滑走路に使用されていたコンクリートの跡



   掩体壕の脇に立てられた鎮魂碑。
   それぞれの石柱には、俳句などが刻まれています。



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