鶴見岳〜由布岳(2015.10.3)

 本来なら先週こなす予定だった「トレランちっく登山」です。先週はレポのとおり予想外の蒸し暑さにやられ、鶴見岳までとしたところです。でもって、再度、昨年から計画していたコースに再チャレンジです。

 昨年の10月に11月の「金峰三山山岳マラソン」(熊本市)に備え、鶴見岳を経て由布岳に登り、正面登山口に下山後、火男火賣神社入り口まで、歩道が無い一般道路を利用したため、身の危険を感じたところです。

 そんなレポを読んだ方から、それなら日向岳自然観察道から東登山口に戻り、鶴見岳西登山道の途中、西窪分岐から神社に抜けたら安全ですよ〜、とのアドバイスを受けました。なーるほど、その手があったか〜、と感心するも、由布岳を下った後に、もう2回登り返さんといかんし・・・それなりにハード(^^;)

 でも一度、試す価値はあると思い、今年度の宿題リストの1課題とし、ようやっと実行できました。

 先週とうって替わり、気温は下がり、我が家から別府に向かう途中の国道の気温表示は11℃!は寒すぎる・・・別府に着くと17℃だったので、当初の予定どおり半パン、半袖のいでたちです。

 朝5時前の的が浜では外国人グループが砂浜で「カンパーイ」 自分が砂浜で足漬けの儀式をしながら写真を撮っていると、英語で話しかけられ、(わからんし・・・)「すみません」というと、相手も「日本人ですか〜」と、安堵した感じで「今から、山です」というと「???」の感じでした。

 前回と比べ、気温も湿度も低く快調です。まずは、鶴見岳を踏むと今日は久々に空気の透明度が高く、四国の山や脊梁の山のその奥の山、雲仙なども良く見えていました。そして、目の前には由布岳!高い所では緑色がくすみ、秋の気配です。

 東登山口へ。ここを下りながら、「この分岐(西窪)まで、登り返すんかい」と、考えながら下れば下るほど気分が滅入ります。とにかく、まずは由布岳に登らんと・・・

 天気が良いので、多いかな〜、と思いましたが東峰に着いた時は自分の他に1人、西峰も数人と意外と少ないし、駐車場の入りも今ひとつ。運動会シーズンのせいかもしれません。

 正直、東登山口にピストンも有りかな〜、と思いましたが、まずは宿題のとおり、正面登山口方面に下り、日向岳自然観察道へ。地図では確認していましたが、こちらから登ることが少ない(無いかも)ので、ここが一番疲れたような気がします。
 東登山口から鶴見岳の途中までは、最初から覚悟していたので、疲れてはいましたが精神的苦痛程度は低かったです。

 下りになれば、なんとか足はまだ前に出るし、膝も大丈夫。境川沿いを走っていると運動会の応援合戦が始まってました。やっぱ、運動会は秋、手作りのお重、少し青くて酸っぱいみかん、栗が懐かしいなぁ。
 
【課題のまとめ】
 1.タイム
   的が浜(4:45)→鶴見岳山頂(7:12/7:23)→由布岳東登山口(8:03)→由布岳東峰(9:15/9:30)→
   →日向越(10:40/10:52)→由布岳東登山口(11:07)→西窪分岐(11:45/11:57)→的が浜(13:40)
   (合計 8時間55分)

 2.距 離   35.8km 
 3.累積標高 2,700m(GPSの軌跡から等高線を読み取り)  

 4.感想 @一般道を走るより遙かに安全で、高速道路を越えた付近からほとんどトレイルとなります。
        A当然のことながらトレーニングにもなりました。
        B今後は、オプションで「お鉢」とか「鶴見岳登り返し」、「鞍が戸経由」などバリエーションが広がりそうです。

  【本日の軌跡】 








 (1)夜明け前の的が浜。後ろでは英語で宴会中。





 (2)夜明け前





 (3)同上。




 

 (4)火男火売神社(水場有)で夜明け





 (5)神社の境内には銀杏がゴロゴロ落ちてます。





 (6)鶴見岳山頂手前。草刈りされ歩きやすきなっていました。





 (7)鶴見岳山頂。目指すは正面由布岳!





 (8)くじゅう連山もくっきり。
 




 (9)湯けむりが沸き立つ別府の街。





 (10)鞍が戸、内山方面。こっちの縦走路も味があって良いです。





 (11)由布岳





 (12)綺麗な青空です。一眼で撮りたかったなぁ。





 (13)間もなく、由布岳鎖場手前。

 




 (14)お鉢周り到着





(15)由布院盆地も稲刈りが始まってました。





(16)





(17)





(18)南平台の脇まで登るのかと思うと、こちらの景色はあまり見たくなかった・・・





(19)





(20)祖母山系。ホントはこっちに行こうか直前まで悩んでました。





(21)真ん中の一番奥に雲仙が写ってるんだな〜





(22)観察道にて





(23)最後の登りへ、いざ〜
(でも体が動かん)






(24)こんな看板がいつの間にか立ってました。





(25)登山道は良い道です。





(26)これで登りは終了。最後のひと休みです。





(27)朝、夜明け前の写真を撮った付近です。





(28)高速道路の上で振り返って鶴見岳。





(29)国道10号から





(30)的が浜到着です。





(31)秋の気配(観察道にて)