和尚山 327.3m
 たまたま、仕事の途中で「米神山」の看板を見つけ登ることができることを確認。後日登ることに。
 小さい山の割には駐車場が整備されています。また、登山道の整備や駐車場周辺の整備は地元のボランティアの方たちが行っています。

 駐車場、熊入り口には「入山届け」がありいろいろと皆さん方、好き勝手な事もかなり書かれています。ところで、米神山では3月上旬に「巨石祭り」が開催されますが、この祭りに使いたいとのことで、妙な縁から米神山の登山ルートを作ることになりました。

 登山道は京石登山口、熊登山口、徳瀬口の3ルートがあります。京石ルートはもっとも良く整備されています。熊ルートは下りに利用、急傾斜の下りになりますが、ロープが設置されています。徳瀬口ルートは整備が不十分な箇所もありますがとりあえず楽に登りたい方はこのルートが頂上に最も近いです。

 頂上からの展望も良く安心院盆地、由布岳、鶴見岳、久住連山まで見通せ、ファミリー登山にも向いていると思います。

    アクセス
京石登山口 10号線から 法鏡寺〜メルクス前信号右折〜矢部、正覚寺経由〜京石登山口駐車場
10.4km 約12分
安心院ICから 「安心院」IC出口信号機(右折)〜三叉路 2.7km 5分
三叉路〜信号機(宇佐方面へ左折)〜佐田温泉〜駐車場 1.2km 3分

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ
テープ
京石、熊ルート 不要
徳瀬ルート 不要

京石ルート

(1)10:20
 出発。
 登山口の真正面には20台程度止められる駐車場と入山届けがあります。

(2)
 標柱。仕事の途中たまたまこれに気がつきました。

(2)10:54
 月の神岩。

(4)
 登山道の様子。京石ルートは全体に明るく、展望の良い場所が多い。

(5)11:01
 巨石群。人工物のような、天然のような・・・

(6)11:16
 山頂着。整備前だったのでストーンサークルはわからなかったが、ゆっくり休むスペースは十二分にあります。

(7)
 山頂から見た安心院盆地。

(8)
 由布岳、鶴見岳。
景色を堪能しながら昼間で休息。

(9)12:00
 下山開始。杉山は少しルートがわかりにくいが、天然林にはいると傾斜が急だがロープが整備されています。

(10)12:41
 熊登山口到着。
 途中、日の神谷巨石群を通過(12:26)。
徳瀬ルート

(1)
後日、徳瀬ルートへ。入り口の最初の目安になる仁王像。

(2)
車で登ること10分程度。鋭角に入る道に看板があります。この先も車を止める場所がありますが、ここに止めるのがベストでしょう。

(3)12:02
 (2)に車を止めて登山道入り口まで約10分。
 このあたりは車を止めるスペースはありません。

(4)
 徳瀬ルートは全体に天然林の中を歩く場所が多いです。

(5)
 第二展望台と頂上への分岐点。

(6)
 分岐点表示。
要所にはわかりやすい表示があるので迷うことは無いはずです。

(7)12:31
 未完成ですが、夏場は適当に木があり日陰があります。

(9)12:46
 巨石祭りの準備もあり頂上も整備され、ストーンサークルが良くわかります。

佐田京石

 太古の祭祀場か? 鳥居の原形か? 埋納経の標石か? 定説は未だありません。
 通路を登って左側の柵内は、マウンド中央の石柱から半円形を描くように石柱が配された環状列石と推測されます。
 また、右側の柵内のドルメン(支石墓)と思われる巨石があります。石柱の表面には、ペトログラフ(岩刻文字)の存在が指摘されています。背後にある山は、米神山(標高四七五m)と呼ばれ、山頂部にも環状列石(高さ五〇cm程度の石)があります。また、ここから宇佐方面に行った地点右側の水田中に、米神山側に向いた立石があり、その上に小さな扁平石をのせたものが立っています。地元では こしき石と呼ばれ、蓋石を取り除くと暴風になると伝え暴風石とも呼ばれています。
 この様に山の名やこしき石等、米に係る名が多くありますので弥生時代頃のものとも思われますが、定かではありません。
              安心院町教育委員会
 
           ※「京石登山口」の看板より

本日のタイムテーブル(移動時間のみ)
出発地点   到着地点 所要時間
(分)
京石ルート
登山口 山頂 56
山頂 熊登山口 41
全所要時間:    2時間31分 
徳瀬ルート
登山口 第二展望台 30
第二展望台 山頂 15
山頂 登山口 30
全所要時間:    1時間36分