最近まで里山用として履きつぶしていた登山靴がいよいよ分解寸前だったので、同じメーカーの安い靴を仕入れましたが、いきなり祖母山に履いて行くほど度胸も無かったので、とりあえず近場の里山で試そうと思っていた時、そー言えば市内麻生に権現山が地方新聞に掲載されていたことを思い出し、出かけることにしました。 アクセスは色々ありますが、県道44号を宇佐市内から本耶馬渓方面へ向かう途中、左側に麻生郵便局を見て約0.9kmほどで「ほたるの宿」の看板がありこれを左折、約2.8kmほどの場所に地図にはありませんが、小さい石橋があり山に向かって田んぼの脇に道がありこの橋を一応登山口としました。ここから数分歩くと鳥居がありここから石段となっていますが、この鳥居のそばまで車で行くこともできます(この道も地図には掲載されていません)。適当な駐車場が無かったので橋の入口付近の道が少し広くなっているので路肩駐車しました。 階段の下から見上げると結構急勾配で段差もありおまけに苔も生していて、下りでは滑って尻餅をついてしまいました。数え方によって段数は違うかもしれませんが、自分のカウントでは108段ありました。怪談の途中に鳥居、灯籠があり江戸時代と明治の年号が刻まれていて、江戸時代は古い順から「享保2(1717)年、徳川吉宗の時代」、「弘化4(1847)年」、「文久(1861)年」でした。また途中の鳥居の看板には「獨立山」と彫られ、歴史探索的にも面白く歩けました。 階段上の神社には難しい名前が書かれていて、漢字検索するも見当たりません。神社に向かって左側の脇を通って裏側に回り込むと杉林の中にまっすぐ道が延びています。少し登り始めると石段の跡があり自分の感ですが、昔はまっすぐ上の神社まで階段が伸びていたのではと感じました。が、登山道は次第に東に向かい北東の尾根を登ります。途中、目印は全くありませんが、道は里山にしては明瞭です。最初は杉林ですが、途中から雑木林に変わります。 山頂の神社はかなり傷んでいることを想像していましたが、あに図らんや下の神社と同じくらいに立派に整備され、地元の方々がこの神社を大切にしていることが解ります。山頂からは反対側にも踏み跡(かな?)がありましたが、今回は往復しました。山頂には珍しく山頂標識は無く、残念ながら景色もありませんでした。下山途中や下山して鳥居の下に立つと真正面に石井山が見えました。 (2013.1.20) 登った高さ 150m 歩いた距離1.3km 全所要時間 50分 |
ア ク セ ス |
@県道44号(宇佐本耶馬渓線)を宇佐から本耶馬渓方面に向かい、麻生郵便局から約0.9kmで左折します。 A左折後2.8km付近に川に石橋が架かっているので、今回はここを「登山口」としました。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤 テープ |
3 | 3 | − | 3 | 2 | 2 | 2 | 1 | 5 | 5 | 2 | 不要 | 不要 |
本日のタイムテーブル(移動時間のみ)
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(1) 県道44号から左折する箇所。麻生郵便局から0.9km程の場所です。 |
(2) 左写真の〇の拡大。「ほたるの宿」方面です。 |
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(3) 真正面が権現山。 |
(4) 地図「1.入口」 道路脇に石橋がありこれを渡って行きます。 |
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(5) 地図「2.鳥居」 階段はかなり急勾配でした。 |
(6) 地図「3.神社」 神社の左がから後ろに回り込みます。 |
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(7) 神社の名前です。 |
(8) こんな感じで回り込んできます。 |
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(9) まずは杉林の中を直進していきます。 |
(10) 地図「4.石段跡」 印象では昔はかなり上まで続いていたような気なします。 |
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(11) 地図「5.雑木林へ」 ちょっとした岩場みたいな所があり、この辺りから杉林から雑木林へ変わります。 |
(12) 山頂直前。 |
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(13) 地図「6.権現山」 山頂の神社も立派に整備されていました。 |
(14) 石井山 |
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(15) 帰りに「1.入口」方面を撮影したところです。 |
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