尾根伝いに岩場を歩きます

 先日、古笹山の帰りに以前立ち寄った事があった神社の入り口に看板が立っていたので見物に行ってみました。看板には神社の成り立ちや古代信仰の象徴である巨石(磐座・いわくら)のことについても記載されていました。そして、その看板には「山頂」の2文字が見えました。この山には三角点はありませんが「大分県主要山岳丘陵島嶼一覧」によると「轟山」です。

 神社までは車でも行けますが、最近駐車場を整備したと思われる下の階段から登ることにしました。苔むしてステップが傾いた古い階段は雨後で滑りやすく本日一番気を使った場所です。看板によると108段の階段を登り着くと真正面に楼門、その奥に神楽殿、本殿があります。周辺には祠や地元の方から寄進された灯籠など結構な数が並べられ、信仰の厚さが感じられます。見ると江戸時代からの年号があります。

 磐座(いわくら)までは直登ですが、看板が設置、木製の階段が整備され幅広く草刈りされていたので、磐座までは雨後でしたが濡れることなく登れました。灯籠が見えると磐座(巨石群)に到着です。なにか柵とかしめ縄とかされているのかな〜、と思っていましたが何もなく、岩にはすぐ側で触ることもできました。よく見ると円形に配置されているようにも見えました。しばし、岩の周囲を歩いたり、真ん中に立ってみたりと磐座を堪能しました。

 ここから山頂までは道らしい道はなく藪こぎです。ただ、山頂が近くなると階段状になっており山頂はどこがピークか分からないくらいフラットで、勝手な想像ですがなにか建物があったのではと感じました。また、山頂には個人名が彫られた標柱が何本か立っていてこの周辺だけですが赤テープが巻かれていました。 (2012.4.14)
 
      登った高さ 190m  歩いた距離1.4km  全所要時間 70分

ア  ク  セ  ス
@県道658号を宇佐から安心院方面に進み、T字路を左折し県道716号へ。
A県道716号を山香方面へ2.2km付近に橋があり、白山神社の標柱があります。
B狛犬の間を真っ直ぐ進むと社務所まで車で行けますが、今回は地図の駐車場まで行って、そこから階段を登りました。

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ
テープ
1〜2 2〜3 不要 1個

 

本日のタイムテーブル(移動時間のみ)
出発地点    到着地点 所要時間
(分)
1.登山口 3.磐座 15
2.磐座 4.轟山 10
4.轟山 1.登山口 20
  時間合計(休憩時間除く) 45
  ※参考 全所要時間 70
   登った高さ  190m位
   歩いた距離  1.4km



 (1)
 県道716号線沿いに立っている標柱です。

 

 (2)
 橋を渡ると真正面に看板があります。真っ直ぐ坂を上ると神社へ、右折すると駐車場へ。



 (3)
 地図「1.登山口」
 階段の正面にコンクリを張った駐車場があります。 
 


  (4)
 駐車場から階段を見上げた所。



 (5)
 地図「2.神社」
 楼門です。



 (6)
 神社本殿の裏の階段を看板に従って登っていきます。

 (7)
 神社裏の階段、鳥居です。


 

 (8)
 杉林の中を看板に従って登っていきます。基本、直登です。

 (9)
 地図「3.磐座(いわくら)」
 石灯籠がありこの奥に巨石群があります。




 (10)
 巨石群。見ようによってはサークル状に見えます。

 (11)
 山頂周辺の様子です。なんとか歩くことはできます。




 (12)
 山頂周辺で標柱を3つ確認しました。

(13)看板