新宇佐市の山も30山を越え新たな山を紹介すべく、地図で三角点を確認するとともに、外出したときには山を眺めながら、岩場がぼちぼち散見され面白そ〜、と眺めていました。登れそうなので以前から登り口となるような場所を探していると偶然、某電力会社の管理道を見つけたので、ここから登れると想定、尾根にあがり三角点を目指すことにしました。 なお、山の名前は三角点の名称が「猪ノ奥(俗称 イノヲク)」を元に「猪ノ奥山」としました。 国道500号を院内町から耶馬溪方面に向かい0.8km程の場所に橋の案内板がありその脇に電力会社の送電鉄塔管理道の支柱があり、ここが登山口となります。橋の手前には猪避けの防護柵がありこれを越えなければなりません。柵を越えると橋を渡りますが、川面まで結構高さがあるので落ちないように注意してください。 橋を渡ると道なりに進むと目の前に鉄塔が見える場所付近で管理道用の支柱があり、ここを右折し少しえぐれた道を進むと、明るい杉林に着きます。ここで踏み跡が不明瞭になりますが、ここは直進すると再び管理道が見えてくるはずです。自分はここで尾根に取り付いたため少し苦労しました。管理道で尾根に上りあがると左折すると鉄塔へ、右折すると山頂に向かいます。 山頂まで3〜4つほどピークを越えるとともに、展望が良い場所もあります。ただし、このような場所は足元が崖になっているので慎重に行動しました。死亡するような高さではありませんが、某漫画作家の転落事故から間もないことからやはり、ここで落ちて事故でも起こすと、「またも中年ハイカー滑落事故」なんて記事を想像してしまいます。 また、ピークをから次のピークに移動する際に基本的に尾根を移動するので、迷うことは無いと思いますが、適度に曲がっているので注意が必要です。誰も登った形跡が無いのでポイントとなりそうな場所には赤テープを巻いておきましたが、登山道全体を通して巻いていないので自分の場所を確認しながら歩いてください。 山頂となる三角点のあるピークの周囲は木立に遮られ景色は今ひとつですが、その少し手前に展望の良い場所があるので、ここで休憩するのがおすすめです。この周辺の山は低山ですが岩場が多く、緊張感とともに楽しい山歩きが出来る地帯かなぁ、と感じます。したがって、繰り返すようですが、足元に注意して歩いてください。(2009.9.23) 登った高さ 300m 歩いた距離3.3km 全所要時間 130分 |
ア ク セ ス |
@国道387号を院内町から国道500号へ曲がり、0.8km付近「原口水路橋」の看板の有る場所が登山口。 A駐車は看板の少し手前に路肩の広い場所があります。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤 テープ |
4 | 4 | 1 | 3 | 4※ | 3 | 3 | 2 | 5 | 5 | 3 | 不要 | 2個 |
本日のタイムテーブル(移動時間のみ)
※ ×印は登りに間違ったルートです。 ※ 露岩のたびに休憩していたので、全所要時間は長くなりました。 |
(1) 地図「1.入口」 石橋の看板、電力会社の送電鉄塔管理用の支柱があります。 |
(2) 看板や支柱のアップです。 |
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(3) 地図「1.入口」を山側に入ると猪避けの防護柵があり、これを乗り越えて橋を渡ります。 |
(4) 地図「2.右折」 支柱がありここで山側に曲がります。「152号」方向です。 |
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(5) 途中に石垣などがあります。 |
(6) 地図「3.杉林」 ここに来ると踏み跡が不明瞭になり、登る際は左の尾根に取り付きましたが、ここは直進してください。階段があるはずです。 |
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(7) 分かりにくいかもしれませんが、プラスチック製の黒い階段が設置されています。 |
(8) 地図「4.尾根へ」 支柱がありここを右折、山頂方面に尾根を進みます。 |
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(9) 登山道の様子。それほど藪こぎの場所はありません。 |
(10) 同左。 |
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(11) 地図「5.露岩1」 ピークを過ぎ下りかけの場所です。向こう側は崖なので注意です。 |
(12) 地図「6.露岩2」 岩の上に登ることが出来ます。岩の上では少し木が邪魔になりますが木の向こうに出ると景色良好です。 |
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(13) 地図「7.広場」 地図「6.露岩2」の山頂側です。 |
(14) 地図「8.露岩3」 山頂手前で一番、景色が良かった場所です。山頂の景色が今イチなので、山頂代理ということで。 |
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(15) 地図「8.露岩3」からの景色。天気が今イチですが絶景です。 |
(16) 地図「9.猪ノ奥山」 立木に囲まれ景色の無い山頂です。看板もありません。 |