祖母山系に行くことは決めていましたが、はて、何処に登ろうかな〜、と。黙々と登るなら黒金山尾根、前回登った傾山を三つ坊主経由で、はたまた・・・と、改めてルートを思い浮かべてみるて、そーいえば、メンノツラから池之原へのルートは下りでしか使用したことがなかったので、今回は登りで活用することにしました。下りは八丁越から白水へ下ることにしました。 朝、目が覚めると予定しいた時刻より遅くちと慌てましたが、登山口には7時過ぎに到着し7時半頃から歩き始めました。まずはメンノツラ谷の登山口まで林道を歩くこと40分、ようやく久々のメンノツラ谷の登山口です。登山口の谷を渡り5分も歩くと池之原方面の分岐点の看板が張られた杉に着きます。そこから谷を渡り尾根に取り付きしばらく急斜面と格闘します。地図で見る限りそれほど等高線は詰んでいませんが、藪こぎルートに毛が生えたような登山道で、ほぼ直登。アキレス腱とふくらはぎ良く伸びました。 少し、水平移動し谷を渡ると最後の急登で、2回下りに利用した時もこの急斜面には難儀しました。今回は登るので、どーなんだか? と考える前に当然のことながら4つ足歩行で木に捕まりながら、加えて急斜面のため踏み跡も目印も少なく落ち着いて探しながら登っていきます。ようやく、難所を越えた!と思って縦走路までもうすぐじゃ〜、と思っていると、半世紀を超えた脳の記憶力の貧弱さに加え、登りと下りの印象が明らかに異なっていることに改めて気が付きました。 そういう訳で、ルートの紹介の原則はとして往復するようにしています。地図で確認すれば良かったものの、まあ緩やかな登りと思っていると、普通の登りで縦走路に出るまでもう一踏ん張り必要でした。 縦走路に出てからは勝手知ったるルート。まずは、池之原展望台に立ち寄ったあとはひたすら、大障子岩を目指します。紅葉はほとんど終了。枯葉にはどうやら霜が降りていたようで、朝日がのぼってから溶けたのか枯葉が濡れていました。登山道も人が歩いた跡もありますが、なんだか、動物が歩いたような跡もあり3頭のイノシシの群れに遭遇しました。 大障子岩には思っていたより少し早く着いたので、誰もいない山頂で日向ぼっこをしながらお茶しながら紅葉が終わった谷をのぞき込んだり、なんとなく透明度が良くないけど(PM2.5)まずまずの青空を流れる雲を眺めたり、久々に大障子の山頂で祖母山を眺めながらのんびりしたところです。 そろそろ、下る準備をしていると1名登ってきました。本、最初で最後の出会った登山者でした。 下りは、八丁越から白水へと下りました。今年の3月に長崎隊の皆さんと登ったルートです。その時は登りに使いましたが、途中、尾根に取り付く看板を見落としてしまったのですが、本日、歩いていみて4人もいてなんでこの看板を見落とした!?、と思わず苦笑いしてしまいました。今回は、迷うこと無く登山口までスムーズに下ることができました。また、3月に登った時、切り倒されて道を塞いでいた杉も無くなっていました。 |
(1)地図「3.登山口」の途中の林道の落石。 |
(2)地図「3.登山口」 谷を徒渉して撮影 |
(3)5分ほど杉林を歩くと・・・ |
(4)地図「4.分岐看板」 杉林に結びつけられています。 |
(5)こんな感じで沢を渡って尾根に取り付きます。 |
(6)急登、直登。 |
(7)地図「8.谷を徒渉」 この先急登で道が分かり難いので要注意です。 |
(8)目印を頼りに、木に捕まりながら登っていきます。 |
(9)フラットで広い場所もあり、これはこれで分かり難い・・・ |
(10)ブナやナラが出始めるともうちょい。 |
(11)もうすぐ池之原。 |
(12)見上げたブナ |
(13)池之原展望台から祖母山。 |
(14)もやっているくじゅう連山・・・PM2.5かな〜 |
(15)イノシシの歩いた跡のよう。 |
(16)八丁越。 |
(17)もうすぐ大障子岩。 |
(18)山頂の休憩タイム〜 |
(19)紅葉も終了。 |
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(22)八丁越から下る途中から振り向いて大障子岩。 |
(23)違った角度から |
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(25)地図「16.沢に沿って下る」 の始点。 |
(26)この辺りから沢から逸れます。 |
(27)(26)を振り返って、左方向に沢から離れます。 |
(28)地図「17.沢」 |
(29)残り少ない黄葉 |
(30)(29)の足下 |
(31)地図「18.尾根へ」 この看板をなんで見落としかな〜 |
(32)地図「19.看板」 |
(33)地図「1.登山口」 下山終了! |
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