アケボノツツジがピークであったはずの5月の第2週は手首が痛み、翌週は天気と仕事の都合が付かず半日のみの山行と少々消化不良気味の週末が続きましたが、ようやく今週は1日しっかり歩けそうです。すでにアケボノツツジは終盤との情報もあり、そこは見ることが出来ればラッキー! 位の気持ちで、それより長い距離を目的に歩くことにしてみました。 当初は日曜日はリレー方式のマラソン大会があるので止めておく、と言ってた姪が「走る距離は短いのでやっぱ、付いてく〜」コール。コースは尾平〜尾平越〜古祖母山〜障子岳〜祖母山〜大障子岩までで、昨年度のデータから約10時間かかること、難所等々の説明をするとともに朝3時半に出発することにしました。 こんなおじ様がいる事が運の尽きというか、なんというか・・・姪も「知らぬが仏」と言ってました。 姪の体力は信用していますが、今までの行動時間の倍近くかかり登山道も後半の方が険しくなるので、状況に応じて大障子岩には登らず宮原もしくは八丁越で下山することも想定したところです。結果的には八丁越まで歩きましたが、不安定な登山道に不慣れで歩行速度が低下することが多くなり八丁越から先、大障子岩周辺は特に厳しいので今回は八丁越で下山することにしました。とはいえ、山に登り始めて5回目でここまで歩けるだけでも大したもんだ、と思うと共に、経験を積むほどに凄い山姥になる予感・・・です。 今回はトレランの格好で尾平を6時に出発、尾平越を経由して古祖母山に8時20分頃到着。見渡してもアケボノツツジの姿はなく濃い新緑の山並みばかりです。ちょっと食糧補給をして障子岳へ。途中テント泊山行女性3人グループと小屋泊二人組とすれ違う他は祖母山頂に着くまで誰にも会うことがありませんでした。アケボノツツジは残骸のみ、その一方でミヤマキリシマが咲き始めていました。祖母山頂下の難所までは道も安定しているので姪もトコトコと付いて来ます。少し、気になっていたはしご場と山頂下の岩場も難なくクリアして初祖母山となりました。 姪は9合目小屋と小屋番さんに興味がありそうだったので9合目小屋に立ち寄ってみました。すでに小屋のHPにも掲載されていますが、小屋の土台が崩壊する恐れがあるので登山道が小屋の西側を大きく迂回し下の天場で合流していました。 小屋には7〜8名ほどの女性中心のグループがどんべいやカップラーメンの準備中で少々ごった返すと共に、表にはなんだか疲れて浮かない顔をして座っていたので声も掛けづらく、小屋の中を覗くといつものように音楽は流れているものの小屋番さんは不在のようだったので足早に小屋を後にしました。 姪と「あの女性グループどーしたんかなぁ」、「アケボノツツジが山頂近くに残ってるのを期待して登ってきたのに、全然無かったので機嫌悪かったのかも〜、しかも暑いし・・・」と、姪も女性グループの浮かない顔が気になったようです。小屋を出てずいぶん経ってから思い出したように、姪が「どんべいの鰹だしの香りが忘れられん」、「祖母山頂の二人組はカップヌードル食べてたなぁ・・・暑いけど。」と次回の昼食はカップ麺になりそうです。 宮原までは快調に下ってきたてもう少し先まで行けそうだということで次なるポイントとなる八丁越を目指すと共に、鹿ノ瀬はなんとかクリアしましたが、池ノ原前後から姪の速度が低下しつつあります。疲れたのかな〜、と思って聞くと、今までの整備されたコースとは異なり、足下は不安定だし、高度感もありと精神的な理由による疲れのようです。ということで冒頭にも書いたように八丁越で下ることにしました。が、ご存じのとおり、クーチ谷の下りもなかなかでありまして、ちと疲れた姪でした。 こんなコースばかりで次回は付いて来てくれるか、ちと不安なおじ様でした。 |
(1)尾平から見上げた縦走路と祖母山 (2)尾平越付近 |
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(3)古祖母山手前のはしご場。 |
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(4)緑の絨毯は山頂まで駆け上がっていました。 この時点でアケボノツツジは諦めました。 |
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(5)本日の食べ物シリーズ−1。 |
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(6)食べ物シリーズ−2。 |
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(7)足の装備はこんな感じです。 |
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(8)障子岳手前のミヤマキリシマです。 |
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(9)障子岳山頂にて。 姪曰く本日は女の子っぽく花柄のパンツにしたそうです。 |
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(10)障子岳のミヤマキリシマ |
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(11)見下ろすと緑の絨毯が眩しい1日でした。 |
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(12)障子岳山頂付近の崩壊。壊れるんだ〜 |
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(13)ミヤマキリシマ公園より見た山頂付近の崩壊。 |
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(14)雪に埋もれていた新芽も大きくなりました。 |
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(15)お手製の看板がお気に入りの姪です。 |
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(17)縦走路の新緑 |
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(18)祖母山手前のはしご場 |
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(19)山頂直下の岩場にて |
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(20)間もなく祖母山頂 |
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(21)初祖母山だぜ〜 |
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(22)祖母山頂より |
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(24)池ノ原手前のブナの森 |
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(25)食べ物シリーズ−3 |
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(26)食べ物シリーズ−3。 いつもは甘夏缶ですが本日はパイン。 やっぱ山は甘夏缶! でした。 |
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(27)池ノ原展望台にて |
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(28)鹿ノ瀬にて。ちと怖いかもかも〜 |
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(30)クーチ谷の下りにて。本人曰く、ポーズする余裕が無かった・・・ |
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(31)やっと普通の道へ。お疲れ様でした〜 |
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