雪もクラスト化し楽ちんでした〜

 べっぷ鶴見岳一気登山大会まで残すところ後1週間になりました。今回の参加で3回目。
 昨年は初のタイムレースに申し込むも落選、さらにウォークの部でも定員オーバーとあえなく撃沈したところですが今年は目出度くタイムレースに参加することが決定し職場も変わることも無く、概ね切れ目無しでトレーニングを継続することができました。
 直前の休日はご存じの通り、強烈な低気圧が通過するので外出もままならない報道がされ、この中を山に登るのはいささか気が引けるとはいえ、九州は土曜日の夜を中心に風が吹いて、寒くなるだけ、と勝手に判断し、日曜日に山でトレーニングすることにしました。
 最初は鶴見岳を下から登ろうかな〜、と考えてみましたが、来週も登ることを想像すると知らないコースでも無いし、それより祖母山系の雪(たぶん)が気になる、ということでとりあえず、冬支度をして今回は障子岳〜古祖母山を歩くことにしました。

 とりあえず、尾平から毎度お馴染みの黒金尾根をがつがつ縦走路まで登ること(つもり)にしました。前回よりペースは維持していますが、疲労度が大きくどうしても足が止まります。どうも冬支度で前回より荷物重いのと1,000m付近から雪が積もり、積雪量は大したことありませんがスリップするのと、やはりスズタケの攻撃で行く手が阻まれます。結局、途中でカッパの下も履いたりしたので前回より時間は掛かりましたが、縦走路までは今回の方がハードでした。

 縦走路に出る前から細かい雪が横殴りに降り粒は小さいのですが顔に当たるとやっぱ痛い(-_-;)のであります。特に、スズタケや木も無いミヤマキリシマ公園では本当に冬の寒気の吹き出しの風のようでした。縦走路沿いの樹々は樹氷がびっしりで見応えがあります。残念なのはガスがかかり青空を望めないことです。

 鹿よけの門を開けて障子岳山頂に向かおうとすると、ひもが凍っていてほどくことが出来ず通過しようとすると、で北谷方面から登ってきた二人がやってきました。扉越しに挨拶を交わし自分は古祖母山方面に向かいました。こんな天気だと人には会わないと思っていましたが、なんと4人のパーティと遭遇。人に言えたものではありませんが好きですね〜

 風が弱いなら古祖母山頂で休憩しようと思いましたが全然、風が弱まる様子も無く、山頂を後にしました。古祖母山頂に着く前にようやく手袋を交換しましたが、手袋が凍り始めるまで我慢していたことも助長して体が冷え切ってしまい、判断ミスでした。
 その一方で、4月なのに今冬で一番冬らしい祖母山系歩くことが出来て感激です。これで、もう少し雪があって、空が青ければ一人で大騒ぎしていたに違いありません。
 
 本来の目的であるトレーニングもまずまず追い込めたし、雪景色も見ることが出来たし、あとは1週間後無事鶴見岳山頂に立てることを祈るばかりです。来週は何も持たずガチで走るので、今回も神出鬼没のカメラマンに登場をお願いしているので、スタート地点付近で撮影する場所の状況を把握してから帰宅しました。



 






 (1)1,000付近で見かけたアケボノツツジ

 




 (2)雪景色
 





(3)縦走路。





(4)縦走路へ





(5)霧氷




 

 (6)バイケイソウの新芽





(7)障子岳付近にて。





 (8)同上。


 


(9)同上。





 (10)縦走路




 

(11)





(12)古祖母山。ここから先再び霧氷が多くなありました。





(13)うっすら青空と陽射しが。





(14)背景が青空だとどんなに綺麗なことか・・・





(15)標高が下がるに連れ霧氷が少なくなりました。





(16)





(17)尾平越。日向の国に下りました。





(18)登山口近くの水たまりは恋の季節でした。5組ほど・・・





(19)その横ではこんなにたくさんのお玉〜





(20)日向の国は晴れ





(21)到着。





(22)尾平より(下山後)





(23)一瞬の青空でした