和尚山 327.3m

 大岳というより「きのこ岳」の方が耳慣れている名称で、この付近を通過するたびに横目で見上げながら気になっていました。午前中は地元低山の牛山に登り、もう一山登れそうだったので、あまり遠くない大岳に登ることとしました。人の話では1時間もかからずに登ることができるとのこと。このあたりは高低に関わらず魅力的に見える山が多い地帯です。
 
 何はともあれ、国道500号線、梅ノ木瀬の郵便局あたりから新しい道を南に曲がり(画像1)、東谷川を渡ってすぐにUターンするように右折します(画像2、3)。ここから最初はアスファルトですが最後の民家を過ぎるとコンクリの林道に変わり、ここも道がYの字になっているので右折します(画像4)。
 あとはひたすら林道を登っていきますが、途中未舗装部分もあり車高の低い車は厳しい箇所もありそうです。途中左に砂防堰堤などがあります。今回、駐車した場所はコンクリの建造物があり結構広いスペースがあり車も10台程度は止めることができそうです(画像5)。この先、行けないこともありませんが、ここがベストでしょう。

 駐車場から本来の「1.登山口」までは数分で、途中左折、右折する道がありますが、道なりに沿って歩きます。また、途中見えにくいのですが「大岳入口」の看板なども下がっています。いわゆる登山道になると最初の数分は植林地帯ですが、ここを抜けると雑木林で今現在は、ほとんど落葉しているので天気の良い日は暖かだと思います。また、落葉で道が見えにくいのですが、頻繁に目印のテープで補強されているので大丈夫ですが、途中、国土地理院の調査用のピンクテープがあるので、これは無視です。
 道はほぼ直登なのでアキレス腱が伸びっぱなし状態になります。20分程登ると右側に大きな石が見えると全体的に石が多くなります。ここから「2.尾根」にあがり右折して山頂まで約10分です。尾根には山頂方向への看板が立っています。概ね、駐車場から30分ほどで登る事ができました。

 山頂は8〜10畳程度で山頂からの展望はまずまずです。特に南西方向は開けており、当日はくじゅう連山も見えました。また、山頂の奥にはTOSのテレビ等立っていますが、こちらからはあまり展望は良くありませんが、鹿嵐山などが見えます。また、下山していても落葉樹の合間から下界は結構見えます。 

 短い距離ではありますが、比較的急登なので特に下りは気を付けて歩きましょう。

  
  ア  ク  セ  ス
@国道500号を中津市から宇佐市方面に向い、梅ノ木瀬の郵便局あたりで右折、さらに右折して約2.5kmで駐車場に着きます。
A駐車場から林道を下る途中Y字路があります(登っている時はあまり気が付かない・・・)が、ここは左へ。

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ 赤テープ
3〜4 4〜5 不要

出発地点   到着地点 所要時間
(分)
1.登山口 3.山頂 30
累積標高 250m位  歩いた距離 2.0km位


 (1)
 国道500号を中津市から宇佐市に向かい右折する場所です。左奥が郵便局で、「西谷温泉入口」看板が目印になります。



  (2)
 橋を渡りすぐにUターンするように右折します。



 (3)
 (2)で曲がった場所を振り返って見たところです。



  (4)
 アスファルト道が終わり最後の民家を過ぎたところですが、ここは右へ。奥には大岳が見えます。


 
 (5)
 地図の「駐車場」地点です。林道が急に開けます。この先も行けますが、ここが良いです。




  (6)
 (5)の地点で振り返って、木ノ子岳を見たところ。
 
 (7)
 歩き始めるとすぐ、左側に気象観測装置がありそれを過ぎると左側に「大岳」への看板が松の木に掛かっています。右に行くと行き止まりです。




  (8)
 看板。結構大きいのですが案外見落としやすい場所にかかっています。
 
 (9)
 登山道手前の道。幅は車が通れる程度はあります。




  (10)
 地図の「1.登山口」です。壊れたコンクリ製のテーブル等がありそれなりに整備されていたようです。
 
 
 (11)
 山頂のテレビ塔への送電用の電柱あたりまでヒノキの植林ですがその後は雑木林に変わります。




  (12)
 ほとんど落葉樹で、日当たり良好です。
 
 (13)
 登り始めて20分程すると石が多くなります。




  (14)
 地図の「2.尾根」で、看板があります。ここで右折し山頂まで一息です。
 
 (15)
 山頂へ。



 
 (16)
 山頂。午前中の牛岳とは正反対に看板が一杯です。山頂からの眺望はまずまず。

 (17)
 山頂から西側を眺めたところ。