3連休の最終日、近場の里山を歩いてみることにしました。参考書を読んでみると登山口から山頂までは大したことは無さそうなので「大分百山」を参考に、縦走コースを歩いてみることにしました。でも、車で登山口まで登ってみると結構なコンクリート舗装だったので、麓の杠葉(ゆずりは)集落を起点とする周回コースはあっさり止めて、とりあえず縦走路を歩けるところまで行って、引き返す事にしました。 杠葉集落を過ぎると杉林の中の林道を登っていきます。なかなか登山口が見えてこないので少し不安になりますが、そのうちT字路となりここに小さい看板があり左折します。距離の目安は国道を曲がってから約7.8km(ミラの距離計による計測)です。T字路から1kmも行かないうちに峠にさしかかり峠の直前右側に登山口の立派な看板が見え、樋桶山の山頂が目前に見えます。 駐車スペースはこの看板がある場所に2〜3台、少し下った場所の山側に5〜6台程度駐車できます。 登り始めは紅葉を植林している斜面で、ここを保護するために鹿よけのネットを張ってあり、都合3回ネットを通過しなければなりません。最後のネットをくぐると普通の登山道となり、登るにつれ岩が多くなります。グループで登る時は落石に注意が必要です。登山口から山頂まで40分もあれば十分です。山頂の看板がある場所は木々に囲まれて展望はありませんが、山頂の南側に展望の良い場所があります(測量用の丸い三角点が設置されています)。 今回は標高853mの表示があるピークまで歩くことにしました。案外ヤセ尾根で結構緊張感を味わうことが出来ますが、ゆっくり歩けば特に危険もありませんし、途中の岩場の景色は良好で樋桶山山頂だけでなく、このヤセ尾根は歩かないともったいないと感じました。ただし、赤テープ等の目印を見落とさないようにしましょう。 途中、シャクナゲがあったりと花の時期はちょっと楽しみな山でもあります。853mの表示があるピークは測量のため三角点周辺の木を切ってあり休憩するにはちょうど良い場所です。引き返しながら再度景色を楽しみました。 本当は紅葉がもっと綺麗な山と思いますが、雨が降っていないせいか紅葉が枯れた感じです。紅葉の時期だと思いますが、ちょうど山頂に着いた時に1台車が上ってきて、どうやら登りにきたようです。また、下山しているとザックを担いだ方が歩いていて、まずまずの人出でした。 |
ア ク セ ス |
@国道212号を中津から日田方面に向かうと「樋山路入口」信号を右折。登山口まで約7.8kmです。 A下郷小学校が川向こうにあります。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤テープ |
4 | 4〜5 | 3 | 3 | 4 | 3 | 3 | 2 | 3 | 4 | 3 | 無難 | 4 |
@縦走路こみの評価です。グループで登られる場合はロープを持参した方が無難かも知れません。 A山頂展望の評価は山頂南側の展望の良い場所の評価です。 |
本日のタイムテーブル(移動時間のみ)
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@(番号)は画像の番号と一致します。 A登山口から山頂の往復だけなら70〜80分で十分でしょう。 B853mのピーク(14)までは樋桶山山頂から約40分程度 C累積標高 450m位 歩いた距離 3.5km |
(1) T字路の場所です。丁度真正面に登山口を示す看板が立っています。 |
(2) 登山口。縦列駐車で3台程度駐車出来ます。 |
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(3) 登山口で立派な看板が設置されています。山頂は眼前に迫っています。 早速鹿よけネットを通過します。 |
(4) 見てのとおり、ネットに沿って登っていきます。ネットの内側は紅葉を植林しています。 |
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(5) 3回ネットを通過するといよいよ普通の登山道となります。 右側は見通しの良い場所でもあります。 |
(6) 同じく(5)と同じ場所から山頂方面を見上げた様子です。 |
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(7) 山頂に向けて自然林の中を歩きますが、頂上に近づくにつれ勾配が急となり、岩も多くなります。 目印や看板が多いので迷うことは無いと思います。 |
(8) 山頂側の展望台からの眺め。緑の目印が登山口。少し左側の道路の直線部分にもう少し車を止めることが出来ます。 |
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(9) 山頂の看板類。 案外少なかったです。 |
(10) 縦走路は予想外のヤセ尾根です。 |
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(11) 岩場の様子 |
(12) こんな岩場があったりするので、コース取りをよく見ながら歩きましょう。 |
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(13) 縦走路からの眺め(津民川方面となります) |
(14) 853mの三角点があるピーク。 今日はここまでです。来た道を振り返っている様子です。 |
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(15) 杠葉集落です。 |