森林セラピートレイルランニングinのつはる(大分市)
【要点】
  くまさんと遭遇。上毛町トレイル以来。
  コースがうねうねして目標と自分の位置感が分からず精神的疲労感が大  コース図(外部リンク)  GPSログ
  川の中を濡れながら走る場所あり
  完走証は自書
  エイドの内容が豪華
  持ち物チェックが厳しい 

【駄文・長文】
 朦朧とする、とはこんな感じかな〜、眠気とも目眩とも違い視点が定まらず、体がまともに動かないうえに・・意識が飛びそうなふらふら感、倒れたらそのまま寝てしまいそうでもあり、ほとんど回らない頭でいろんなことを感じつつも、なんとか足を前にすすめる。
 門限まで時間は残されていないけど前に進まない、今までに無かった感覚です。

 意識が朦朧としたまま思いつくまま。
 やっぱり2週間間隔のレーススケジュールが堪えているのと、2月以降、1ヶ月以上水平移動しかしてなくて、「登る」足が退化したこともありそうです。その証拠に大腿四頭筋が今までに無い筋肉痛を感じ、シップを張って階段の昇降がつらい日々です。

 まずは受付での持ち物チェック。最近トレイルではこんな持ち物を持参してね!みたいな開催文書が送られてきますが、今回はチェックリストに書かれた持ち物について実際にザックの中身を出してチェックを受けOKをもらって初めて受付できます。どの程度の判断基準か不明ですが、初の体験でちょいと緊張しました。

 更衣室に入ると野性味溢れるくまさん、にこやかに挨拶。昨年11月の上毛町のトレイル以来の再会です。
 昨年の優勝者でもあり開会式のインタビューでは連覇宣言をしていました。 自分が2箇所目のBループから戻ってきた頃、そろそろゴールだけどtopのゼッケンナンバーが40番台とのこと。MCの方が「え〜! 1番じゃないの?」と。

 時間制限ギリで自分がヨレヨレになりゴールに向かう坂道をなんとか歩いていると、帰途につく余裕のくまさんに遭遇。
 くまさんはヨレヨレになった自分を見て笑いながら「大丈夫ですか〜、足生きてます〜?」、「随分、前に足は死んでしもうた! ところで、ゴールどうなったぁ?」、「同着、1位でした!」 さすが!
 
 今回のコース、10〜18kmのパーツの組み合わせでパーツ毎に大会本部に戻るシステムです。大会本部にはエイドがあり飲み物では定番のコーラ、食料ではいなり寿司、バナナ、梅干し、いちご、お菓子ではパン、シュークリーム、ロールケーキ、マカロン等。ウケたのは「おでん」、だいこん、ウインナー、厚揚げがあり、途中でウインナー、厚揚げを頂きました。

 最初のCパーツがオープニングコースを含め約20km、この区間の食糧補給が一番の課題で、後は、大会本部で水分、食糧補給でこと足りるかな〜 と。自分も最後のBパーツに入る際にハイドレーションにスポドリを入れてもらいました。このときに食料も貰っておけば良かったなぁ、と反省。腹減って腹減って・・・動けなくなった一因かも。

 この大会の「売り?」として、大会本部に戻った時点でリタイア宣言できること。正直、2番目のAパーツから戻った時、「リタイア」を張ったパイロンが悪魔の囁きに見えました。この3パーツに加え、2kmプラスのオープニングランがあります。

 通常であれば大会要領に合計距離の記載があるけど、各パーツの地図にそれぞれの距離の記載のみなので、自分で合計をしなければいけません。頭の中では40km、でも途中で話していると「合計43km」という事実が判明(-_-;)

 加えて、コースには「トレイルランニング○○km」と表示がありこれも参考にしてたけど、少し見当違いの距離だったようです。これも今回、意識が飛びかけた要因だったかもしれません。

 コース自体これまた複雑怪奇。持ち物チェックで地図があったけど、自分がどこに居るか分からない位です。途中、一緒に歩いた方と「自分の位置がわからんから精神的につかれますよね」、「普通だったら尾根伝いとか行くので、どの程度の場所にいるか距離感がわかるけど・・・」

 無理矢理とも思えるコース取り。なんでここで下って登る! そして、とどめは大会本部がある施設の側まで上り詰めて、また下るというドSなコース。この辺りで意識が朦朧としてきました。

 加えて、数日前に降った雨のせいで川の水もまずまずの量。2回ほど足を濡らしながらの走行となりました。この時期の水は冷たく、短時間にも関わらず足がジンジンしてきました。

 ゴール後、しばらく控え室で倒れた後、そーいえば完走証ってもらわんかったなぁ、と担当の方に聞くと、「これに自分で書いてください」とハガキサイズの用紙を頂きました。これも、初体験だけど、これも有りか〜 と思わず苦笑い。こうして、長〜い1日が終わりました。
    (2018.3.18)
【備忘録】
 1 格好  ノースリーブ+アンダーシャツ、短パン(ハタゴニア)、カーフレーズ
 2 足回  靴(salomon)、靴下(crosspro、テーピング(両膝、左足首)
 3 持物  トレランザック(薄手の合羽、ハイドレーション、ファーストエイド、カメラ、長袖シャツ、地図、食料)
 4 エイド スポドリ、コーラ、水、おでん、バナナ、梅干、いちご、マカロン、プチシュー、菓子パンなど
 5 気象  天気 くもり   気温 8:00 3.3℃  14:00 16.2℃   風 北北東 1〜3m  ※観測地点 犬飼のアメダスデータ
 6 標高  400〜800m スタート地点 680m              
  







 (1)駐車場
 



 (2)ゴール&本部&食料補給ポイント
 

 

 (3)スタート前。



 
  (4)スタート直後。

 


(5)まずはのんびりスタート。
 



(6)




 (7)


 

 (8)次第に登り始める、というかアップダウンの始まり




 (9)ガスの中登っていきます


 

 (10)随分前に登ったはず・・・




 (11)記憶が無いなぁ・・・(^^;)
 



 (12)ロードへ。




 (13)今度は谷沿いに雑木林の中を下っていきます。

 


 (14)ここってどこ?
 



 (15)気持ち良い林の中




 (16)こんな下りもあった、かな〜
 



 (17)
 



 (18)石畳もあったり。




 (19)
 



 (20)最初のCパーツも終わりかな、と思ったら激登り〜




 (21)ようやくたどり着いた本部&エイド
 全部味見したいけど・・・



 (22)とりあえずおでん!
 手前にはちらっとマカロン♪





(23)2番目のBパーツ。お初のピーク。




(24)




(25)景色は気持ちよかったけど、よたよた状態・・・




(26)送電鉄塔の真下




(27)




(28)もうすぐゴールかな〜 と思ったけど先は長かった(;_;)
とても、写真を撮る気力も無かったです。





(29)一人ひとりゴールテープを準備してくれます(^^)




(30)完走証。北九州マラソンの完走証がちょうど届いたので比べてみました。
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