3月末から4月上旬は我が家の大騒動もなんとか一段落。大騒動の最中、とても登る時間はありませんでしたが、北陸地方の某市から見上げた白い山々は忙しい日々の中心落ち着く一時でした。 さて、土日の天気は、と思いきやなんとも怪しい雲行きでしたが、結局天気が怪しい日曜日の山行とあいなりました。頭の中では3案。 @指山経由三俣山北峰・・・崩壊した場所の確認 A由布岳・・・ボッカ+サクラソウの開花状況の確認 B鎧ヶ岳周辺・・・未踏ルート+ボッカ ということで、宇佐別府道路の日出JCTで由布岳の様子を確認、特に訳はありませんが、鎧ヶ岳周辺に向かうことにしました。今回歩いたのは「四辻峠(登山口)〜烏帽子岳〜鎧ヶ岳〜日平山〜秀峰」です。 国道442号を野津原町を通過、久住長湯方面に登らずダム工事中でもある国道442号を直進します。山中集落を過ぎて間もなく県道26号三重野津原線を「のつはる少年自然の家」方面に曲がります。ここから約8kmで登山口となる四辻峠に到着。峠の茶屋横のスペースに駐車し登山口の看板がある階段に取り付きます。プチボッカで荷物を重たくしていることに加え階段が高く、いきなりの急登に温まっていない体には堪えます。15分ほどで「雨乞岳」を通過。 雨乞岳を通過後気持ちよい登山道でアップダウンを繰り返しながら烏帽子岳直前の急登を詰めると狭い烏帽子岳山頂に到着です。天気がよいと気持ちよい尾根歩きが出来そうです。烏帽子岳から急坂を下り浄水寺への分岐(コル)を通過、15分ほどで鎖のある岩場を登り上がると鎧ヶ岳山頂です。登山道沿いに鳥の形の板に番号を書いていて歩数で計測するとどうやら100mピッチで設置されているようです。 鎧ヶ岳を下ると一旦車道を横断して日平山への看板があり、ここから取り付きます。登山道は最近整備された印象で、日平山まで気持ちよく歩くことが出来ました。山頂を少し過ぎたところではセンボンヤリを眺めながら下ると数分で車道に出ます。山側に踏み跡も見えますが、地図で車道と登山道の位置を確認、車道を歩いて秀峰の登山口に向かいました。地図で秀峰の位置を確かめ取り付きらしい場所があったのでそこから取り付きました。これも最近整備されたようで秀峰の山頂を経て本来の登山口の看板の場所に降りつき、地図では青ラインで示した車道を四辻峠まで戻りました。 秀峰への新しい登山道はちと厳しい印象のある登山道ではありますが、それなりに楽しめるルートと感じました。山頂には四角い石に彫られた不動明王様と秀峰の標柱がありますが、問題は標柱の標高です。地図ではそのあたりの等高線はどう見ても840mなのですが、標柱には862mと書かれていてちと謎です。 季節も春というこでスミレ類がちょうど見頃でヒゴスミレ、シハイスミレ、マキノスミレ(?)等々に加え、センボンヤリ、ショウジョバカマ、フデリンドウなどが咲いていました。当日はガスが掛かりイマイチの天気でしたがそれなりに楽しめる縦走路でした。ただし、階段の高さ+アップダウンでそれなりに体に堪えました。 (2010.4.11) 登った高さ 600m位 歩いた距離7.7km 全所要時間 210分(休憩時間を含む) |
ア ク セ ス |
@国道442号をから県道26号を豊後大野市方面に曲がります。 A曲がった後、道なりに約8kmで登山口となる四辻峠に到着します。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤 テープ |
4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 不要 | 不要 |
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(1) 国道442号から県道26号への入口。ここから8km程で写真(2)の四辻峠に到着します。 |
(2) 地図「1.登山口」 登山口となる四辻峠です。実線の矢印が今回登り始めの場所。点線は車道を戻った場合。 |
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(3) 地図「1.登山口」のアップ。 階段は比較的高く、ボッカの身には少々堪えました。 |
(4) 登山口を振り返った様子です。 |
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(5) 地図「2.雨乞岳」 標柱に山名、標高が記載されています。 |
(6) 気持ちよい縦走路。足元にはスミレやリンドウ類が咲いています。 |
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(7) 地図「3.T字路」 |
(8) 振り向くと階段。天気が良いときっと景色が良いはず。 |
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(9) 地図「4.烏帽子岳」 綺麗ではありますが広くない山頂です。 |
(10) 鎧ヶ岳直前の岩場。岩場の鎖はすべて新しく更新されていました。 |
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(11) 地図「6.鎧ヶ岳」 景色は今イチですが味のある山頂でした。 |
(12) 地図「7.一般道横断」 特徴のある大木でした。自分的には1〜3の尾根区間が気持ちよく歩くことが出来ました。 |
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(13) 地図「8.日平山」 この縦走路で唯一、三角点があるピークです。 |
(14) 地図「9.一般道へ」 出たところはかなり広いスペースがあります。ここから10分ほど車道を歩き秀峰に取り付きました。 |
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(15) 写真14の○の中の看板を道路側から見たところです。 |
(16) 地図「秀峰入口」 道路脇に綺麗に草が刈られた場所があり、ここから取り付きましたが、看板のある登山口はもう少し先にありました。 |
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(17) 途中、結構厳しい場所があり、適度な緊張感を感じながら登りました。 |
(18) 地図「11.秀峰」 山頂には秀峰と書かれた標柱と四角の石に彫られた不動明王様が据えられていました。 |
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(19) 地図「12.秀峰登山口」 本来の登山口に降りてきました。帰りは車道を点線矢印方向に戻りました。 |
(20) 写真19の○の中の看板。 |
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ショウジョバカマ |
センボンヤリ |
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シハイスミレ かな・・・ |