国境の山です。

 午前中、大分市に所用があり、午後から空いた時間で登ることが出来る山は・・・と、眺めたところふと目に入った樅木山。もっと近くには霊山がりますが、標高の割には1等三角点だし、どんな山かなぁ、と、いうことで大分市中心部から登山口まで1時間近くかかりました。

 大分市内から来ると国道197号からJR幸崎駅方面に右折(交差点に樅木山案内の看板ありましたが、少し小さく帰りに気が付きました)、JR幸崎駅前を通過し臼杵市方面に向かう途中、木佐上地区の活動の一つとして樅木山入口の看板が設置され、看板に従って車を進めます。左折後1kmほどで左側にため池があり舗装はここで終了、その後一部コンクリ舗装もありますがほとんどダートで、約3.7kmで登山口となります。
 登山口に14時前に着いたとき、ちょうどご夫婦で登られた二人組が下山してきたところで山の様子を聞いたところ、登山口に「山頂まで2.2km」と表示がありますが、実際はそれ以上に感じてきつかった、とのこと。一瞬、お〜、そーなんだ、と思いながら、登山口の標高はと思いGPSで確認すると約200m、ということは300m程の登りなので看板にもあるように1時間もかからずに登れるはず、と判断。午前中少々ハードな運動した体にはちと堪えましたが正味40分かからずに山頂に到着しました。

 登山道を歩き始めるとまず気が付くのはこまめに励ましや方向を示す看板が掛けられています。登山道も綺麗に整備されていて迷う場所は無いと思います。印象としては登山道からはじめのうちは尾根の雑木林、途中で尾根からはずれ恐らく、作業道の跡らしい道を辿り、再び尾根に戻り最後は杉林となり数分で山頂に到着です。山頂からは大展望とはいきませんが、大分市大在方面、佐賀関、臼杵湾方面などが見えまずまずの展望です。なんとなく、普通、里山ではめったに無いことですが、お湯を沸かしてコーヒーを飲みのんびりしました。そんな山のなのかもしれません。
 (2010.2.27)

   登った高さ 300m位  歩いた距離3.7km   全所要時間 100分(休憩時間を含む)
   ※地元の看板と少し違いますが、GPSで測定したデータを根拠にしています。

  
  ア  ク  セ  ス
@国道197号を幸崎駅方面に右折、幸崎駅前から臼杵方面に約3km進み樅木山入口の看板があります。
A@から左折、約1kmほどの場所にため池があり、さらに2.7kmほどで峠となり登山口の看板があります。

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ
テープ
不要 不要

出発地点   到着地点 所要時間
(分)
1.登山口 5.尾根へ 25
5.尾根へ 7.樅木山 10
8.津島畑山 1.登山口 30
    時間合計(休憩除)   65
      参考:全所要時間  100
  ※ 「3」〜「5.尾根へ」は作業道の跡のようでした。

  @ 登った高さ     300m
  A 歩いた距離   3.7km



 (1)
 幸崎駅から3km程の左折場所。
 ○印は樅木山への看板です。 





 (2)
 看板の拡大。看板は3.4kmとなっていますが、車での測定は3.7kmだったので、概ねということでご理解願います。




 (3)
 途中のT字路でも迷わないように看板が立てられています。
 



  (4)
 地図「1.登山口」
 車は路肩に停めました。



 (5)
 尾根の登山道。頻繁に励ましの看板が設置されています。
 



 (6)
 次第に登山道が鬱蒼としてきます。

 (7)
 地図「5.尾根へ」
 左折、尾根にあがります。
 見落とすかもしれませんが、標柱があります。



 (8)
 杉林に変わると山頂までもう少しです。
 


 (9)
 地図「7.樅木山」
 木々の合間から景色が見えます。
 



 (10)
 三角点の拡大。

 (11)
 大分市方面。




 (12)
 地図「2.大木」
 特徴のある大木でした。自分的には1〜3の尾根区間が気持ちよく歩くことが出来ました。