三角点が無いのに地図に記載されていて以前から気になっていた山で、たまたま側を通ったとき、その山容を見て登ってみて〜、と思いました。実は、地元新聞に隔週で「かくれ名山」に掲載され、以前、記事に目を通し、これならコピーしなくても覚えられる、と思ったのが間違いでした。何度か登山口を探しましたがなかなか看板が見当たりません。実は、この後「熊ヶ岳」に登ろうとしましたが、ここも地図に山名が記されているのに登山口が解らず、結局地元の方に聞いて登山口を教えて頂きました。 合良ヶ岳の登山口もあちこち探してみましたが、ここが最後と思われる場所で山の中に踏み込んで、その後車に戻ろうとした時、竹の赤テープに気付き、再度山の中を確認すると赤テープが山の中に付けられ、ここがやはり登山口であることを確認しました。赤テープは結局山頂まで付けられていましたが、少し時間が経過していること、下るときに付けたためかテープの位置が高く、登るときは少し見つけにくいので赤テープを補強しながら登りました。 途中まで竹と雑木林の混合林の急登で、15分ほどで左側に岩場が見えてきて、ここを巻くように岩場の上に登ると竹は無くなり尾根状の岩場を直登します。この場所は登るときはさほど危険は感じませんでしたが、下るときはちと注意したほうが良さそうでした。ここを過ぎると大きな岩を縫うように登っていきます。10分ほどで勾配が次第に緩やかになり少し右に曲がるように歩いていくと東西に細長い山頂です。三角点が無いので山頂の特定はできませんが、一番高そうな場所の木に赤テープを2本巻いていたので、一応ここが山頂ということにしました。山頂からの展望はさほど恵まれませんが、途中のプロセス等を思い出しながら満足です。 登った高さ 200m 歩いた距離 1.2km 所要時間(休憩時間除く) 75分 |
ア ク セ ス |
@県道667号。本耶馬渓西谷村ノ迫の道を最後まで上り詰めると砂防ダムに突き当たります。 A砂防ダムに向かって左の作業道が登山口になります。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤テープ |
4 | 4 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 2 | 4 | 2 | 2 | 3 | 1個 |
※ 岩場に不慣れな方は念のためロープを持参をお勧めします。 |
※ 赤テープの目印は補強したつもりですがこれも念のため、です |
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(1) 県道から眺めた合良ヶ岳。この山容にやられました。 |
(2) 地図「a.入口」 耶馬渓方面から撮影。手前に神社があり、○印の場所から集落へ登っていく道があります。 |
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(3) 地図「1.登山口」近くから集落を撮影。 ○印は「b.駐車」で2〜3台駐車できますが、登山口近くにはスペースがありません。 |
(4) (3)を振り向くと砂防堰堤があり矢印の方向に進み、そのまま山に突入です。 |
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(5) 山に踏み込むと雑木林と竹が生えていて、枯れた竹で歩き難い場所もありました。 |
(6) 地図「2.岩場始」 この手前から岩場風になり、古い赤テープは「こっちですか〜?」と言いたくなる方向に付いていました。この場所から尾根直登で岩の上に立っている木が目印です。 |
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(7) 岩場をある程度登って振り返ったところ。この時はなんとも思いませんでしたが、下りは注意した方が良さそうです。特に雨の後などはロープを持参する程度の慎重さが必要です。 |
(8) こんな岩がの合間を縫って登ります。 |
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(9) 下るときに見えた集落です。 |
(10) 山頂手前。テープもありますが高いところを目指していけば山頂です。 |
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(11) 東西に細長い山頂です。三角点も無ければ、看板も無く静かな山頂で、一番高い場所(と思われる場所)に立っている木に2本赤テープが巻かれています。 奥にいくと岩場があり少し景色が開けていますが、足元には要注意です。 その昔、山頂にお城があったらしいです。 |