国道387号を宇佐市から玖珠町に向かい、間もなく玖珠町に降りつく頃、左手に岩壁の山というかテーブル上の台地が見えますが、これが大岩扇山となります。 まずは、登山口となる影の木集落を目指します。国道387号から森川を渡り、目印となる神社に向かっていくと新しい道ができていて(この道自体は行き止まりなのですが)、ここを曲がると「影の木」集落の看板がありここから入りました。地図には大岩扇山と小岩扇山の間に「八町越」の表示があり道も実線となっていますが、車で行けるのは手前の「影の木」までです。途中、「大岩扇山山頂 ○○km」の表示と参勤交代道路の説明看板が立っているので迷うことは無いと思います。 影の木集落に車を駐車後、歩き始め5分ほどで参勤交代道「八丁坂」の説明看板があり左を見ると石畳の道が杉林の中を登っています。この石畳は大岩扇山と小岩扇山の間の峠まで残っていてその昔、森藩の殿様が参勤交代に歩いたこと、ごく普通に現在でも何事も無かったように残っていること等々、不思議な気持ちに包まれながら雨で濡れて時折すべる石畳を登っていきました。10分ほど石畳を歩き峠に着くとその先はアスファルトとなり左側に開きっぱなしのゲートがあり、このゲートの中に進みます。ここから先は放牧地の中の歩きとなります。 途中で轍が3方向に分かれていて山頂へは左へ進みゲートから10分ほどで山頂です。景色は山頂も悪くはありませんが、この分岐の手前からの眺望もなかなかのものです。 山頂には豊前坊の石碑とアンテナ施設が目につくのですが、三角点が見あたりません。地図で再度691.1mの三角点を確認、山頂周辺をうろうろすること数分、豊前坊の石碑から万年山に向かって10mほど歩くと灌木の近くにありました。標柱が倒れていたので、分かりやすいように立て直しておきました。 初っ端の月出山岳でちょっと気合い抜けしたところでったので八丁坂で石畳を歩き、少し気を取り戻した次第です。(2009.2.1) 全所要時間 45分 登った高さ 170m 歩いた距離3.2km |
ア ク セ ス |
@影の木集落を目指します。玖珠ICの出口から1.6km程で工事中の広い道に着きます。 A工事中の道を進むとすぐに「影の木」、「大岩扇山」への看板が設置されているのでこれに従って進みます。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤テープ |
3 |
3 | 5 | 3 | 4 | 3 | 3 | 1 | 4 | 4 | 2 | 不要 | 不要 |
|
(1) →が工事中の新しい道路です。丸印が旧道の入口になります。 |
(2) 新しい道路に入ってすぐに「影の木」への看板が設置されています。 |
|
(3) 地図「1.登山口」 道はもう少し続いていますが、すぐに写真(4)に着き、駐車する場所がないので、ここに駐車し矢印方向に向かって歩きます。 |
(4) 石垣に沿って細い道を歩いていきます。 |
|
(5) 地図「2.八丁坂」 写真の看板があり、見上げると石畳の道が続いています。 |
(6) 江戸時代にタイムスリップです。 |
|
(7) 地図「3.ゲート」 峠に着くと舗装道路に着くと左側にゲートがあり、矢印の方向へ。 |
(8) 地図「4.三差路」 山頂手前で道が三つ又に分かれています。ここは一番左へ進みます。 |
|
(9) 豊前坊の石碑とアンテナがあります。すぐに三角点が見つからずしばしうろうろ・・・ |
(10) 石碑から万年山が見える方向に10m程歩くと灌木の脇に三角点がありました。標柱が倒れていたので起こしておきました。 |
|
三差路の手前より |