杉林の登山道。ピークハントにどうぞ。

 土日は仕事でしかも寒波となれば、何がなんでも暖かくなる前にどこか雪山に登ろうと思いを馳せる一方、雪の量はどうなんだろう? というのも今冬一番の寒波という割にしょっちゅう通行止めになる大分自動車道は全く制限無しのうえ、ライブカメラでも別府方面はほとんど雪が降った気配もなくそれなら、どこぞの山に登ってみようと考え日田方面で以前から気になっていた仏来ノ山、国見山、大将陣山をセットで登るつもりで出かけました。

 国道212号から県道107号へ、県道から林道へと標高が次第に高くなり周囲には雪化粧になり始めたころ、道もいきなりダートとなり最初は道を間違えたかな〜、と思いつつGPSで位置を確認すると問題ないことがわかりました。しかし、結構な道の荒れ具合に少々腰が引けましたが、とりあえず突っ込んでみました。ときおり車の底を擦りながらもなんとか突破出来ましたが4駆が望ましい路面でした。ダートを耐えて進むこと1kmほどで立派に舗装された道路に出て、仏来ノ山の登山口となる「ガラメキ峠」方面に雪道を進みます。予想外の雪で路面もガチガチ、回りの景色もしっかり雪景色です。ガラメキ峠に着いて仏来ノ山の登山口を探すもはっきりした登山口が無く、風倒木も目立つためさっさと諦め国見山に向かいました。登山口に向かう途中、雪化粧した岳滅鬼岳が朝日に綺麗に染まり感動・・・
 
 ということで国見山への道のりです。まず登山口ですが、途中林道の斜面に階段が造られています。今回、一番手前の階段を見落とし、少し奥の階段から取り付いたので本来の登山道と異なっている可能性が高いので、あくまでも参考にしてください。ただし、国土調査のテープが目印替わりになり、雪のため踏み跡の確認はできませんでしたが登山ルートとして特に問題はありませんでした。

 まずは、登山口となる階段から杉林に入ると工事用の杭らしいものがたくさん打ち込まれていましたが、ピンクの国土調査のテープを目印に急登を登っていきます。15分ほどで小ピークを通過し一旦下ると杉林の急登となり、ここは間伐した木が多く少し歩きにくい場所です。次第に勾配が緩やかになるとゆっくりと右にカーブを描きながら地図上の登山道に点線に近づき最後の急登となります。右は杉林、左は自然林で自然林の方が歩きやすいです。
 急登を登り上がると看板のある山頂に到着です。山頂は狭く、眺望はくじゅう連山、由布岳方面が開けています。
全般に杉林の中の登山道でしたが、杉林が見事に雪化粧に染められ綺麗でした。(2009.1.27)
  
  登った高さ 300m   歩いた距離 2.7km  全所要時間 1時間25分(休憩時間除く)

  
  ア  ク  セ  ス
@国道212号から県道107号へ曲がり釜ヶ瀬分岐(川と樽のある家が目印) 5.9km
A分岐を右折後林道を登り舗装した林道まで(T字路まで) 最後の1km程はダート  4.9km
BT字路を右折後今回の駐車場所まで(手前の階段まで約2km)       2.5km

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ 赤テープ
不要
赤テープは念のため。


出発地点   到着地点 所要時間
(分)
1.駐車場所 2.登山口
2.登山口 3.コル 15
3.コル 4.国見山 35
4.国見山 2.登山口 35
2.登山口 1.駐車場所
    時間合計(休憩除) 85
      参考:全所要時間 90
累積標高 300m位  歩いた距離 2.7km位


 (1)
 国道212号から県道107号に入り6km程の場所で橋を渡り右折します。目印となるのは写真右端の大きな木樽です。




 (2)
 写真(3)の舗装した林道のT字路の手前1km程はかなりのダートです。

 (3)
 舗装した林道に出合った所です。かなり広い交差点です。左に曲がるとガラメキ峠へ、右へ行くと国見山方面です。
 



 (4)
 地図「1.駐車場所」
 写真(3)から約2.5kmで路肩が広く大きなのり面が目印です。ちなみに、のり面に沿って階段がのり面の頂点まで設置されていますが、かなり高く雪があったので危ないかなぁ、と考え今回はこの先の階段から登りました。



 (5)
 ちなみに、帰りに気が付きましたが、もう少し手前にも階段があり写真の杉がある尾根に取り付くイメージです。



 (6)
 地図「2.登山口」
 今回はここから取り付きました。地図に示された登山道から離れ、山頂からも離れますが、大丈夫でした。
 


 (7)
 間伐された木や風倒木がありますが、見た目ほど歩きにくくはありません。国土調査のテープが目印替わりです。
 



 (8)
 地図「3.コル」
 一旦、鞍部に下ります。左に下る道があるかなぁ、と思いながら眺めていましたがそれらしいルートは見当たりませんでした。



 (9)
 コルを通過した後再び杉林の急登です。ここも間伐材が目立ちますが赤テープもあり、ここも見た目ほど歩きにくくありません。




 (10)
 勾配が緩やかになると登山道らしい感じの空間があり、歩き易くなります。

 (11)
 地図「4.国見山」
 山頂は広くありません。看板の向こう側に行くとくじゅう連山方面が見通せました。



  国見山登山口へ行く途中からの景色。
真ん中が今回諦めた仏来ノ山

 

国見山山頂から遠景
一番奥がくじゅう連山です。
わっかるかなぁ〜