国道10号線からどの山かあまり意識したことはありませんでしたが、陽平の集落あたりから烏帽子岳を見上げると岩場が目立つ山で、こんな山があったのか〜、と思いながら車を進めました。 陽平の集落を抜けると林道は砂利道に変わりますが、通行に支障はありません。県道から左折後1.6kmほどで左に登っていくコンクリ舗装の道がありここが登山口となり、この先はすぐに未舗装となるので林道脇に駐車することをお勧めします。コンクリ舗装入口の少し手前にちょうど良い駐車スペースがあり、2台ほど駐車ができそうです。 最初は作業道のような道で5分ほど歩くと右側に赤テープが巻かれた木と右に登っていく道があります。一方で作業道らしい道はもう少し直進しています。この際と思い、真っ直ぐ進むとGPSで確認する限りでは良い感じで山頂方面に向かっており、新しい道ができたんだ〜、と勝手に解釈して登っていきました。道の右側は崖で正面にはお堂のような建物が見えそばまで行くと、「観音堂跡」の標柱があり建物中を覗くと観音様はお出かけしていました。 このあたりから登山道があるのかなぁ、と思いきや、探してみましたが取り付く場所がなく、結局最初に赤テープが巻かれた場所まで戻り登り直しです。やはり、この時期の低山は覚悟の上とはいいながら藪こぎと虫とくもの巣の攻撃で、予想外のアルバイトです。 本来の登山道に戻ってからは、赤テープがかなり濃い密度で巻かれていますが、確かにこの位巻いておかないとやばい登山道(と呼べるかどうか・・・)です。 ほぼ、山頂に近くなるとなぜか、広い道(?)となります。山頂手前までは広い道を進みますが、山頂直前は再び藪こぎで赤テープに導かれようやく山頂です。山頂は木々に囲まれ何も見えませんが、久々に本格的な藪こぎで妙な満足感を感じた次第です。 下の看板には「城跡」との表記がありましたが、それらしい痕跡は不明で、今一つ定かではありませんでした。登るなら冬場がお勧めで、観音堂への道は振り向くと案外と景色が良かったです。 登った高さ 230m 歩いた時間 1時間20分 歩いた距離 2.2km |
ア ク セ ス |
@宇佐市から大分方面に向かい山香町立石で国道10号で竜ヶ尾へ左折。 A峠で右手にため池を見て、陽平の集落で左折、1.6km程で登山口となるコンクリ舗装の分岐に着きます。 |
総合 評価 |
登山道 | 標識 | 山道 展望 |
山頂 展望 |
自然 | 被写体 | 体力 | 携帯 | GPS | 駐車場 | ロープ | 赤テープ |
3 | 2 | 3 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 4 | 3 | 2 | 不要 | 2 |
出発地点 | 到着地点 | 所要時間 (分) |
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1.登山口 | → | 2.右へ | 5 | |
2.右へ | → | 3.木 | 10 | |
3.木 | → | 4.烏帽子岳 | 10 | |
時間合計(休憩除) | 25 | |||
※参考時間合計(休憩有) | 30 | |||
「観音堂」までは「2.右へ」地点から往復で20分程度です。 |
(1) 陽平集落の入口。。 |
(2) 地図「1.登山口」 ガードレールの手前に駐車スペースがあります。 登山口となる道路はコンクリ舗装されていますが、すぐに終わるので砂利道の林度に車を停めた方が無難です。 |
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(3) コンクリ舗装はすぐに終了します。 |
(4) 地図「右へ」 登山道は実線で示している右へ。良く見ると赤テープが巻かれています 点線はしばらく広い道で観音堂へ。登山道の景色はこちらの方が良いです。 |
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(5) 観音堂への道。急登で振り返ると良い景色です。 |
(6) 行き止まり状態になり、杉の切れ間を進むと観音堂が見えます。 |
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(7) 観音堂。中身は空でした。 このあたりから山頂に行けると考え、しばらく登山道を探してみましたが見つからず、「2.右へ」後戻りです |
(8) 地図「3.木」 ルート上で特徴があるので目印としました。 この先少し広い道が続きます。 |
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(9) 「3.木」地点を過ぎると広い道が尾根を進みます。 |
(10) 「4.烏帽子岳」山頂。 手前、数百メートルは藪こぎというか風倒木でちと難儀します。山頂からは何も見えません。 |