なぜこんなに暑いのか・・・そのせい!? 発熱! まぁ、この時期日中歩けば暑さもこんなもんですなぁ・・・  

 仕事の合間を縫って休みを取り張り切って山に登るつもりが、前日からなんとなく体調不良気味、クーラーにやられたかなぁ、と思い仕事の後に軽くジョギングしたことがますます拍車をかけたようで・・・翌朝、夜明け前に起きるつもりが全然起き出せなくて、当初2山ほど登ろうと考えていましたが、結局1山でこれも結構厳しかった・・・。歩いている途中でなんだかふわふわするし、ペースは維持出来ないし、最初は軽い脱水症状か〜、と思いながら帰宅してみるとなんと発熱。結局この発熱のおかげで直後の3連休は開店休業状態でした。

 さて、雁股山は大分県と福岡県境にある山で、九州自然歩道上にあります。最近、県北の県境(山による部分)を全て歩いてみたいなぁ、と目標の一つに掲げようなかぁ、などと考えていて、今回もその一環です。
 雁股山の紹介の多くは福岡県側からですが、今回歩いてみて少しその理由もわかったような気がしました。

 中津市から日田市方面に国道212号線を進み、県立耶馬渓高校の前の信号機(T字路)を右折、山国川を渡り三尾母川添いに県道111号を登っていきます。ロードマップでは雁股峠まで車道があるように見えますが、道標は行き止まりで、たまたま通りかかった方に聞いてもここから先、1kmほどで行き止まりとのこと。両方の情報を頭に入れつつ、舗装が切れた道を強引に登っていくと諦めざるを得ず、多分ここが登山口と感じた場所に戻ると登山口の看板が掛かっていました。

 駐車スペースが狭く車のUターンも普通車だと結構大変なので、台数が多い時は、登山口から1kmほど下の三尾母橋付近に停めた方が賢明かもしれません。看板のある登山口から歩き始めるとしばらくはコンクリ舗装の道路で、ひょっとしたら車でも行けるかも?、と思いながらすぐに無理であることがわかります。10数分も歩いたところに壊れた小屋があったりして、さらに10分ほど過ぎると左側に登山口を示す看板が見えましたが、すぐ先が雁股トンネルなのでこれも通りたかったのでとりあえず行ってみることにしました。
 なお、帰りにこの看板方向に下りましたが結果として、一度「雁股トンネル」を福岡県側に出て九州自然歩道に取り付いた方が歩きやすかったです。

 雁股トンネルは人の背の高さほどしかなく、とても車の通行を前提に作られたとは思えないトンネルで、コンクリを貼っていない場所を見るとノミの跡(多分)が見ることが出来ます。トンネルを抜けると道の左側に登山口を示す看板があり、3分ほどで九州自然歩道で椅子のある場所に着きます。ここから、登山道はほとんど自然林に覆われ今夏の暑さから守ってくれますが、どうも体調が・・・。暑さのせいにしながら氷水を飲んで体を冷やしながら無理をせずにのぼりました。

 時折、階段の急登もありますが峠から山頂まで約1時間程度です。三角点のある雁股山西峰を過ぎ一度下り、最後は鎖場を経てテーブルのある広場があり、東峰山頂は広場のすぐ奥です。今回歩いた範囲では景色はあまり見えませんが東峰に登る鎖場付近で少し景色が開けます。 

  登った高さ 500m   歩いた距離 6.0km  全所要時間 3時間10分(休憩時間を含む)

  
  ア  ク  セ  ス
@国道212号を中津市から日田市方面へ進み、県立耶馬渓高校の前で県道111号を右折し、三尾母川添いに福土方面に進みます。
A約6kmほどで三尾母川にかかる橋があり、ここを左折(良く見ると正面に左折は行き止まりの表示有り)
B左折後、1kmほどでアスファルト舗装が切れ、右側に杉林に入る川添いのコンクリ舗装の道があり、これが登山口となります。

よっちゃんの独断と偏見きわまるルート評価
総合
評価
登山道 標識 山道
展望
山頂
展望
自然 被写体 体力 携帯 GPS 駐車場 ロープ 赤テープ
不要 不要


出発地点   到着地点 所要時間
(分)
1.登山口 2.小屋の跡 10
2.小屋の跡 3.福岡県側登山口 10
3.福岡県側登山口 4.山頂まで0.6km 30
4.山頂まで0.6km 5.雁股山西峰 15
5.雁股山西峰 6.雁股山東峰 10
6.雁股山東峰 1.登山口 70
    時間合計(休憩除) 145
  ※ 参考時間合計(休憩あり) 190
累積標高 500m位  歩いた距離 6.0km位


 (1)
 国道212号を曲がり6.0kmほどで三尾母川を越える橋があり、ここを渡り左折します。看板には通行止めとなっています。


  (2)
 地図「1.登山口」
 (1)から1km程で舗装道路が切れ、右側にコンクリ舗装の道があり、コンクリ道の横には沢があります。



 (3)
 こんな感じでコンクリ道路が始まりますが・・・。




  (4)
 やがて、とても普通の車では登れないことがわかります。



 
 (5)
 地図「2.小屋の跡」
 登山口から10分ほどで2階建ての小屋があります。




  (6)
 峠直前の左側に登山口の看板がありましたが、登りはここをパスしました。個人的には福岡県側から登った方が良いと感じました。


 (7)
 大分県川から見たトンネルの入口。




  (8)
 トンネルを抜け福岡県に出て振り返ったところ。




 (9)
 地図「福岡県側登山口」
 トンネルを抜け左側に「九州自然歩道入口」の看板が立っていて、ここから登ります。大分県側に比べると明らかに登りやすいです。
 




  (10)
 自然歩道に上がったところ。 

 (11)
 地図「4.雁股山まで0.6km地点」
 適当にベンチが設置されています。




  (12)
 急登にはこのような階段が設置されていました。



 (13)
 地図「5.雁股山西峰」
 三角点のある西峰。




 
 (14)
 東峰の手前には鎖が設置されていますが、あまり危険ではありません。また、景色が見える唯一の場所です。ここを登り切ると広場があり、東峰はその奥です。


 (15)
 地図「6.雁股山東峰」