大船山・紅葉 (2005.11.2)

 肉まんさんのお誘いで今回は坊がつるから三俣山直登コースを登ることにしました。くじゅう連山の中では手強い斜面の一つと感じています。登る人は少ないし、急傾斜で手がかりが少ないし、少しでも滑ろうものなら結構ずるずると落ちていきます。あまり多人数で登ると危なかったりします。当日も初めてここを下るご夫婦がいましたが大丈夫だったかなぁ、と思いつつすれ違いました。
 今回は、肉まんさんとゴエモン君の3人で、このコースを登るのにうってつけのメンバーということで、ガシガシと登りました。このコースを登るのも3度目だったと思いますが、登るにつれて眼下に広がるパノラマは何度登っても楽しめます。しかも今回は登る前から登山口から見えていましたが山頂付近が白くなっており、山頂では霧氷でした。すでに南に面した斜面では溶けていましたが、北側の斜面では真っ白です。実は長者原に行く途中で由布岳を見上げた時に頂上周辺が真っ白で、ひょっとしたらと思いましたが、霧氷が満開でした。
 予定では一度すがもりに降りてから北千里を経由して星生山に向かう予定でしたが、時間があまり無かったので今回は三俣山の山頂でのんびりとして下山しました。
 ところで、TVのニュース等でご存知とは思いますが、九重のタデ原と坊がつるがラムサール条約に認定されたそうで、その記念式典が駐車場で開催されていました。

 




長者原から見上げた三俣山山頂は白くなっていました。


雨が池もすっかり冬景色になりつつあります。日陰にはしっかりと霜柱が立っていました。



坊がつるから見上げる三俣山南峰。登り口の両側には小さいケルンが二つ立っています。
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急登を登る肉まんさん。眼下には法華院温泉が見えます。



南峰山頂までもう少しの岩場の上で休憩中です。ここからのパノラマ展望は本当に素晴らしいです。



南峰の北側にしっかり霧氷が着いていました。もう少し早く着いていればもっと白い世界を楽しめたかもしれませんでした。



南峰北側の霧氷はこんな様子でした。



ミヤマキリシマの着氷



南峰山頂は多くの登山客で賑わっていました。



三俣山前峰へ向けて歩いています。前峰山頂でしばらく3人でダベっていました。


すがもり越から見上げる三俣山方面。すっきりと晴れた気持ちよい一日でした。