由布岳 立秋 (2005.8.20)

 またまた、長崎の山馬鹿さんからお誘いメールがありました。今度の連休に「鞍が戸〜伽藍岳の縦走」と「祖母山北谷〜親爺ルート」のお誘いです。でも、結局天気や自分の都合で「鞍が戸〜伽藍岳」をご一緒することになりました。今回の出席者は長崎からは「山馬鹿さん、そよかぜさん、ナースさん(最近は「きのこ」さん改名?)」と「そよかぜさん」ちの掲示板に最近書き込みされている大分の「たろうさん」がほぼご一緒に歩くことになりました。
 このコースには、2年前に山を始めた頃に歩いて、へろへろになってようやく下山出来た、ちょっとほろ苦いコースでもあります(2年前の記録)。今回は以前の2倍の重量を背負っての山行です。ただし、今回は塚原温泉下に車をデポしましたが・・・
 今回の主な目的は、@前回ほとんど景色がガスで見えなかったので景色を堪能すること、AGPSルートを確保すること、Bトリカブトを堪能すること、の3点です。でもって、当初の目的が達成できたかどうかですが・・・ @は今回も達成出来ませんでした。鞍が戸、船底まではしっかりガスの中、内山山頂で休憩中ようやくガスがとれ由布岳を見ることが出来ました。
 A、Bは当初の目的を達成できました。特に、Bは以前来たときも咲いていたので「あるある!」と思いながら歩いていましたが、長崎の皆さんはいたく感動しておられました。でも、よく考えるとこのルートはマイナーで、あまり人が歩かないことを考えると、このトリカブトの群落は秘境的なのかもしれません。おかげで相当トリカブトの毒気にあたったような気がします。 
 あと、このコースの楽しみ(?)は、船底までと内山から塚原越え途中の転がり落ちるような急坂です。どうでもいいような軍手を必携してください。
 由布岳東登山口〜馬の背〜鞍が戸〜内山〜伽藍岳〜塚原温泉コースのデータは、
 所要時間6時間(休憩含)、歩いた距離 9km、登った高さ1,000mくらい、でした


@船底新道への分岐点


 A次の分岐点と登山道の様子。紅葉はまだです。
  登山道の両側に点々とトリカブト、サラシナショウマが咲いています。

 Bトリカブトを見つけて指さしているそよかぜさん



 C馬の背手前の様子。カヤは以外とのんでいなくて歩きやすかったです。その他の場所でもカヤを刈って整備した跡がありました。



 D縦走路から振り返った鶴見山方面。内山まで今日はずっとこんな感じです。



 E鞍が戸山頂。周りは真っ白で何も見えません。
 今日は、杵築高校山岳部の皆さんも練習で歩いていました。


 F一瞬晴れた縦走路方面。



 Gちょっと見えた内山方面。今からいよいよ船底への下りです。

 H画像中央が「船底」ちょうど杵築高校の皆さんが休憩中です。
 パンに魚肉ソーセージを丸ごと一本、ケチャップを豪快にかけて頬張っていました。



 I内山から見た縦走路。ようやく晴れ間が見えてきました。

 Jようやく晴れ間が見え、由布岳が見え始めました。
 今日のワンショット。



 K内山を振り返る。

 L内山から塚原越えまでの縦走路はこんな様子で、この両側に
 トリカブトが延々と咲いています。


 
 M伽藍岳まであと少し。振り返ると別府の町や別府湾、高崎山が見えます。

 N噴気口を見ながら水色の道をあるいて塚原温泉まで下ります。





 O伽藍岳を見上げながら塚原温泉へ

 P伽藍岳で本日の縦走路を振り返る山馬鹿さんでした。


 1.基本的に道に迷うような場所は無いと思います。  
 2.ハシゴ場と言っても木製の4〜5段程度です。  
 3.船底から内山への登りは少し道が分かり難い場所がありますが、赤テープを探して下さい。  
 4.塚原温泉の駐車場には駐車出来ません。200mほど下に7〜8台程度駐車スペースがあります。