鶴見岳〜南平台(2019.9.29)


 トレランのトレーニングで鶴見岳一気登山経由で別府アルプスを縦走してみました。今回のルートの個人的なキモは鞍が戸付近の崩壊箇所、伽藍岳から鍋山へのルート。現在も馬の背から鞍が戸の間は平成28年の熊本地震による登山道崩壊のため通行禁止区間でロープが張られてます。

 実際に通過した感想として危ない箇所はロープが設置されており、慎重に通過すれば由布岳のお鉢並。ただし、鞍が戸から鶴見岳に向かう際は崩壊地の下りが多く、より慎重な行動が求められそうです。そこ以外は問題無くスルー。ただし、間違いにくく歩きにくくなってました(-_-)

 伽藍岳から鍋山へのルートは踏み跡が薄く目印も少なく途中、尾根が広い最初の内は若干道をロストするも無事鍋山に到着。随分昔に鍋山に登りその先の標高点802まで歩いたことがあり、そのことがずっと気になってましたが、最近あちこちのレポで見かけるようになり今回、逆コースになるけど歩くことが出来ました(^^)

 地震で壊れる前にトレランスタイルで鶴見岳から伽藍岳に至った時は2時間掛からなかったけど、どんなかな〜と。流石に壊れた箇所があるので若干時間は掛かったけど2時間ほどでまずまず。特に、内山から先は前回の印象とおり快適でした。

 一旦、鍋山を下りそこから大平山に登り返すと道すがら、あちこちに山桜が満開状態。思いのほか天気も良く日差しは暑いけど谷を抜ける風は涼しく日陰は快適。

 山頂からの風景は森の合間に咲くの山桜や麓の桜の風景が広がり、花見を兼ねた方があちこちに分散して寛ぎ、自分もここが最後の休憩場所と、残ってたどら焼きの半分を頬張り下山開始。足下には黄スミレが咲いてました(^^)

 自衛隊付近の満開に近い桜を見ながら下っていたその時間帯。またもニアミスした様子。しかも、またもや桜餅を食べ損ねてしまった・・・前回の傾山のばったりで運を使い果たしたかも(^^;)
 
 この標高でこんなに咲いてるからきっと境川沿の桜は満開じゃろ〜と足を進めると、極端にいうと標高が下がるに連れ開花が遅い様子。従って、境川沿いの桜は来週あたり見頃かもしれません。

 話はスタートに戻り、いつも駐車する的が浜そばの駐車場は、まだまだコロナの影響なのか以前に比べるとホントに駐車台数が少ない。ハーモニーランドは多かったけど・・・

 海辺を3時半過ぎにスタートし最近恒例になっている一般道を走り南立石公園付近から一気登山道へ。思いのほか寒い朝でした。今回は直接山頂に向かわず、一気登山のゴールを経由して山頂へ。
 ちょっとしてご来光だったけどトレランスタイルでは寒くて、ご来光どころでは無く、風を避けカッパを羽織りおば様から頂いた最中を美味しく頂き、縦走路へいざ〜

 帰宅して間もなくすると長男から「もうすぐ家に着く」のライン。予想より早いぞ!
 慌てて迎え撃つ準備をする間もなく孫の声。その後はかわいい孫の2日間でした。

【備忘録】
 1.タイム
   的が浜(3:37)→鶴見岳(6:05)→内山(7:30)→伽藍岳(8:10)→鍋山(8:55)→大平山(10:08)→的が浜(11:15)    (合計 7時間38分)
 2.距 離   30km位  3.累積標高 2,200m(GPS任せ) 
 4.食糧事情 最中×1、WINZONEゼリ-×2、かち割りあられ×1、どら焼き×1、塩熱サプリ 以上、胃袋に収納。
 5.服装 半袖(finetarack)、ミズノランパン、靴下(finetarack)、靴(アシックス)、
        手袋(フィンガレス、指有、防水ミトン)、アームスリーブ、ふくらはぎサポーター
 6.持ち物 ザック(12L)、ソフトフラスコ(500ml×2)+ハイドレーション、ヘッドランプ、エイドキット、イマーゼンシーシート
              カッパ上下、スマホ、バッテリー、バンダナ



【本日の軌跡】










(1)的が浜。今日も海抜0mから〜




 (2)三脚なしなのでピントぶれぶれはご愛敬




 (3)間に合った。ケドさーみー(^^;)



 
 (4)とりあえずふつーの陽の出




 (5)エネルギー補給はおば様から頂いた最中(^^) 美味しいなり〜




 (6)行くぜい鞍が戸〜




 (7)デインジャラスゾーンの象徴みたいな場所だけどロープがしっかり固定され、
足下もずいぶん固まった印象。この前後の方が緊張〜



     
 (8)何年ぶりだろう



    
 (9)内山方面




 (10)山に登り始めた頃からの見慣れた看板



   
 (11)まさに船底。深呼吸
 




(12)急降下の斜面を振り返って。




(13)急登の途中で由布岳




(14)内山から由布岳




(15)同じく縦走路を振り返って。このルートはいろんな思い出が詰まったルート(^^)




(16)地震計らしい




(17)走りやすいトラック



  
(18)伽藍岳に着いた。




(19)この山域のオールキャスト




(20)塚原方面




(21)鶴見岳にはガスが架かってる。ここから見るには良か景色〜




(22)鍋山方面から本日のラスボス・大平山。そして山桜が綺麗。




(23)鍋山を下りながら振り返って。




(24)いきなり最後の登り




(25)看板




(26)大平山山頂ではのんびり景色を楽しんでます。




(27)こう見ると山桜が多い。来月初めにはこの辺りは黒灰原。




(28)山頂のキスミレ




(29)この桜の下にニアミス女王様がいたはず。桜餅〜




(30)振り返って大平山。




(31)山桜也。




(32)一般道を下りながら




(33)一気登山道を下りながら




(34)咲き具合が遅くなってる




(35)何度も振り返りながら




(36)さらに開花は少なく・・・




(37)的が浜に着きました。いつも波打ち際をのんびり歩いてゴールです。




(38)アシックスのシューズはゴミが入りにくい工夫。
ショートスパッツ無しで全然OK (^^)