恒例「べっぷ鶴見岳一気登山大会」。今年は、敢え無く抽選漏れ、落胆の色を隠せず、ゼッケン無しで殴り込みを掛けようか、とも思いましたが、それは真剣に走る方の邪魔になるので踏みとどまったところです。 抽選漏れが直接のきっかけではありませんが、鶴見岳一気登山道を登らんことにゃ、気が済まんと思い再び夜明け前の的が浜に立つことになりました。的が浜に立つこと、10回以上になりました。 1月、なおさんと伽藍から内山に歩いた際、なおさんが、「こーひらやま、登ったことある?」、「うんにゃ・・・」。なおさんが続けて、「手前の坂が凄いんよ! 自分のレポのアドレス送るけん、今度、登ってみて」、「は〜い」 この「は〜い」に込められた意味が本日の縦走です。以前から、伽藍岳から先の縦走路の先は、どーなってるんやろ〜 どんな足取りをとってるんかな〜、と情報収集していた最中でした。 登山道はどーやら大丈夫そうなことが解り、あとは自衛隊の敷地内を下り、一般道を走って帰る「かくご」です。 自衛隊の敷地の入口に立派な門が有り、その脇から出入りすればいっか〜 でも、実際は門の脇に出る場所が無く、開いていた立派な門から出ることになりました(^^;) 奥の方は鉄条網が腐っているのでその付近から脇に逸れるか・・・いずれにしろ自衛隊の敷地内の通過は悩ましい課題ですが、掲示板の張り紙をよく読むと、「演習中は立ち入り禁止」 その逆有りか!? ちなみに本日は演習無しの日でした。 車道は、別府市内のど真ん中を横断して、的が浜に戻ることになるので、安全第一なんて思っていましたが、結局は成り行き任せの最短コースを下った感じです。 さらに、観光地の中をトレラン姿で走るのは目立つなぁ、と思いましたが、これも豆絞りを頭に巻いて的が浜まで(^^;) 案ずるより産むが易し、やるならトレランスタイル、暖かくなってから、と思っていたので今回の出で立ちで実施となりました。 その他、バスを使う手もありましたが、このくらいの距離なら走れると判断です。 前置きが長くなりました。 的が浜を6時前、5時50分に出立。自分ではそんなに意識していませんが、まずまずの時間で登ってきています。鶴見岳までは風も弱く、苦しくも気持ち良く登ることができました。山頂はやはりPMで透明感に欠ける景色です。 思った以上に強風で寒かったので、ウインドブレーカーを羽織り、内山へ。 相変わらず黒ボクのズルズルですが、気温が低かったこともあり少し凍っているようで控えめの滑り具合でした。鶴見岳から内山の間でラン出来る箇所は、ほとんど有りませんでしたが、内山から先はぼちぼち走ることが出来ます。 一気に伽藍岳まで行っちゃった〜、みたいな感じで、的が浜からここまで約4時間。これは自分でも「早っ!」 山頂では男性2人組が記念撮影中でしたが、「場違いなやつが来たな〜」的反応、人見知りで気弱な自分は、山頂の脇で小さくなって、食糧補給しました。 そして、ここからがいよいよ、「こーひらやま」を含むお初のルート。近くに、明礬温泉方面に降りる分岐もあるので、設置された看板を確認して、いざ〜 お初の道なので、どーなんだか、と思いましたが目印も多く、ここからの道が一番走り易かったです。途中から杉林になったりしましたが、それまでは良い感じの登山道でした。 狸峠着。参考にさせて頂いたレポのような立派な看板は、今は昔、ボロボロになっていて、地図を持っていないと、矢印がどこを向いているか解読不能です。 そして、いよいよ急登の香りする草原地帯へ〜♪ この坂じゃ無いよな〜、と思いながら向こうを眺めてると「あれじゃ〜」 壁です。ほんと、最後は4本足歩行でも危ないかも・・・なおさんの宿題完了。 ここから先は、カヤトが迫った箇所もありますが概ね走ることができました。時折、本日のルートを振り返りながら気が付くと最高点を通過? 看板無かったし・・・(-_-;) まぁ、登ったということで処理。 おきまりのデインジャラスゾーンの看板を確認、野焼きが終了した演習地を眺めながら、「演習地境界線」の看板に沿って青い門に向かって下り、後は冒頭の前置きのとおり別府市内を走って的が浜に到着しました。 【データ】 登った高さ 1,900m位 距離 32km 掛かった時間 6h10m 【格 好】 トレランスタイル ザック(サロモン14+3L) ノースリーブ、アームスリーブ、ランパン、靴(モントレイル)等 この他、地図、GPS、防寒用シャツ、電池、ヘッドランプ等も持参 (2016.3.20) |
(1)暗がりの儀式。靴はネットショップで40%OFF〜♪ の初モントレイル(一応試走済) |
(2)地図「1.的が浜」 日の出前。5:50スタート。 |
(3)明るくなりつつある登山道をヒーコラ言いながら登っていきます。 |
(4)高速道路。 |
(5)高速道路を渡って見上げる鶴見岳。 |
(6)下界はPM。やっと日が昇った(-_-;) |
(7)地図「2.神社水場」 今日はこの辺りの階段はあまり滑りませんでした。 |
(8)登山道。 |
(9)地図「南平台分岐」 ここまで来れば30分程で山頂です。 |
(10)気合い入れのカラー版おんせん県手拭い(^^) 8:05着 最近、広がりつつある「おんせん県手拭いの和!」 |
(11)取りあえず内山までは頑張ろう! |
(12)間もなく激下り〜 |
(13)内山山頂。じっとしてると寒いので伽藍岳へ〜 |
(14)伽藍岳までは結構走れました。 |
(15)いつの間にこんなモノが。アンテナ? |
(16)快適に下りをラン〜 |
(17)伽藍岳山頂。9:44着 |
(18)地図「4.看板」 看板の小さい文字を確認してください。 |
(19)案外、綺麗だった高平山への道でした。 |
(20)振り返って。 |
(21)地図「5.狸峠」 看板はかなり痛んでいます。 |
(22)この坂ではなさそう・・・ |
(23)振り返って |
(24)どーやら、向こうに見える坂らしい。 |
(25)地図「6.壁のような坂」 上の方はかなり厳しい。 右の写真は振り返って見るとスキーのジャンプ台みたいな感じです。 |
(26)別府の街も遠くなったな〜 |
(27)カヤの中の狭い道の場所もあります。 |
(28)デインジャラスゾーン。 |
(29)野焼き後の演習場。 |
(30)後は、演習場境界に沿って下っていきます。 |
(31)振り返って。ポールが境界看板です。 |
(32)地図「7.自衛隊の門」 結局、ここから出ることに。掲示板を見るとこんな張り紙がありました。別府市のHPでも演習日を公開していました。 |
(33)もう少しで的が浜。 |
(34)国道10号から撮影 |
(35)的が浜 11:59着 |