鶴見岳〜南平台(2015.3.22)

 鶴見岳一気登山まであと2週間。
 仕上げのトレーニング第2弾として、以前からこの週末は「的が浜〜鶴見岳山頂」をメインに登ることにしていました。天気も予報以上に良好、先週より少し早く的が浜をスタートしました。

 昨日はなんと言っても、地元大分でキリンチャレンジカップが開催されたこともあり、ついつい、テレビで試合観戦。
 それに合わせたかどうか、別府国際観光港には外国のクルーズ船が停泊し、的が浜周辺でも日頃見かけない外国人の方が歩いていました。

 今回は夜明け前、6時前に的が浜をスタートしました。内容は前回とあんまり変わらないし、山頂までの時間もほとんど変わらず(-_-;) 少し変わったのは桜の咲き具合です。昼過ぎに境川に戻ってきたときには木によっては、3分咲き程度。でも全体ではまだまだ咲き始めでした。

 鶴見岳山頂には、8時過ぎに到着。
 風も微風、誰もいない静かな山頂でHP用の写真を撮ったりして30分程おやつを補給。この後の予定は、鞍が戸を経て、内山を踏み石楠花尾根を経由して的が浜を目指すことにしました。

 さて、内山〜大平山を歩いた記録を改めて確認すると、なんと2007年9月、8年半前!それ以前も含め、2回歩き、いずれも大平山から登った一方通行のみでした。

 今回は初めて下りに使用するので、全然記憶が無く、正直、初ルートみたいなもんです。
 予想外の難路で、ロープがあちこちあり、結構活用させて頂きました。しかも地図で見るより尾根道はスリムだし・・・
 天気の悪い日に下りに使うと滑りやすいルートで、内山山頂からしばらくは木や岩に手を掛けることが多いので、ストックを収納した方がスムーズに下れると感じました。

 話を、鞍が戸まで戻すと、山頂にはしっかり標柱が立ってました。
 この先、船底に下ります。初めて下ったときは大変な下り、と感じ、それから随分いろんな道を歩いてきたので、どう感じるかなぁ〜、と思いましたが、やっぱ、船底直前の黒ボク道の激下りはロープはあるんですが、滑るは、転倒するは・・・やっぱ難所。今日は乾いていたので被害は軽かったですが、雨後や霜柱が溶けた後などは容易に想像できます。

 船底から内山への登り。初めて登った時は、道が分かり難かった印象も、歩く人が増えたお陰のようで道を外すことはりませんでしたが、天気によっては歩きにくそうです。

 久しぶりの内山山頂。過去に5回山頂を踏み、最後が先ほどの8年半前。
 景色が良い印象のとおり、本日、縦走してきた山並みに加え、西側には由布岳、東側には別府湾を眺めながら、本日ものんびりした山頂です。この山頂から数分後、大平山への難路の入口です。

 一気に、大平山へ。山頂には6,7名の方が別府湾を眺めながら、くつろいでいました。自分も10分程休憩し、急坂を自衛隊基地の脇を下り、横断道路に飛び出します。さて、本日の最大の課題である横断道路から境川にどのようにアクセスするかです。

 県道に出て右側に境川が流れているので、境川に近づくべく道を進み、高速道路の下を通過すると間もなく、境川に降りる里道があったのでこれを利用しました。

 途中、堰堤などで道が寸断されている場所は、必ずどこかに逃げ道があり、適当に川沿いに下っていきます。南立石公園の手前は河川敷ではなく境川に沿った堤防上の未舗装道路を進むと公園に誘導されます。後は、看板に従って下れば、毎度のことながら的が浜にゴールです。

  地図はこちらから   登った高さ 1,800m位   走った(一応)距離 24.7km  








(1)夜明け前の的が浜。5時52分スタート。






 (2)朝日に燃える鶴見岳。






 (3)公園のしだれ桜はもう少し。来週あたりが見頃かな〜





 

 (4)毎度の景色。






 (5)いよいよ登山道へ。






 (6)鶴見岳山頂。8時7分。成長の跡が見られん・・・






 (7)おせったい菓子。以前はあちこちで行われていた「お接待」
我が家付近の地域では今でも行われています。
製造所で味が違って、当たりハズレが・・・頂く立場で失礼ですが。





     
 (8)鞍が戸、内山方面。





    
 (9)登山道はまだまだ冬枯れ。 






 (10)地図「1.鞍が戸」
鞍が戸山頂より由布岳。





   
 (11)内山方面。


 




(12)同じく。






(13)地図「2.船底新道分岐」
途中にあった看板。







(14)地図「3.船底」
船底。







(15)鶴見岳の噴気孔。そーいえば途中で硫黄臭かったなぁ。






(16)内山の途中で振り返って。






(17)内山山頂より。





     
(18)内山の看板に何故か大分銘菓「ざびえる」が! 山の上で食べると一段と美味い!
 右側が中身で、金ラベルと銀ラベルがあります。
内山の女神から聞かれました。 「あなたが食べたのは金のざびえる? 銀のざびえる?」
ちなみに銅のざびえるはありません。






(19)山頂付近の灌木地帯。






(20)地図「4.石楠花尾根分岐」
本日の核心部へ。石楠花尾根への分岐。







(21)最初のうちは急下りですがそれほどでも無かったのですが、、、






(22)地図「5.展望台」
途中の展望台にて。足元は切り立ってます。






(23)岩場の間を縫ったり、こんな下りが頻繁に。
タオルは何方かの忘れ物です。「焼岳」のタオルでした。






   
(24)こんなたおやかな場所も。





 

(25)地図「6.明礬温泉分岐」
明礬温泉への分岐。






    
(26)大平山山頂。国際観光港には海外のクルーズ船が停泊しています。






(27)





   
(28)自衛隊の柵の横に沿って降りていくと、右側の道のカーブのところに出てきました。





   
(29)地図「7.ゲート」
進入禁止のゲートと右側に説明書きがありました。登山者は問題無さそう。







(30)県道をくぐって振り向いた本日の稜線





   
(31)境川河川敷の様子。右側は上流を振り返ったところ。






(32)南立石公園の葉桜






(33)前回、まだ蕾だった桜も随分開花していました。






(34)






(35)的が浜のスタート地点に砂浜を歩いて13時到着。