鶴見岳一気登山(2014.3.30)

 再来週に控えた鶴見岳一気登山タイムレースです。気になっているのは毎回、中腹辺りから襲われるふくらはぎの「痙り」が、昨今の夕暮れトレイルトレーニングでどの程度耐えられるのか?これの確認。さすがに勝手に一気登山ですから最低限の装備と食料と水とGPSとヘッデンとあんパンと・・・ということで、目標タイムは2時間です。

 問題は昨日から降っていた雨。豊前と豊後でかなり天気の様相が異なることが多いのですが、今回もその典型的な状況でハーモニーランドを過ぎた辺りから空も明るくなり、少し青空も見えます。毎度の駐車場に車を止め的が浜へいざ!やっぱ、足を海辺にタッチしてスタートです。途中は陽射しが差し始め桜が満開となった境川沿いを走っていると暖かさより暑さを感じる程です。雲に覆われた鶴見岳が近くなるにつれ次第に陽射しは少なくなりますが、気温はまずまず高く早い段階から汗タラタラです。

 高速の上を走っていると対面から同じような格好した2人組が下って来たので、自分「上まで行ったんですか〜?」、二人組「ロープウエイ駅付近までですよ〜」とのこと。行き帰りで恐らく一気登山のトレーニングらしい方と何名かとお会いしました。シーズンなんですね・・・

 毎回、足が痙る神社の階段では少しゆっくり登ったせいか、ここは無事クリア。前後して、全登山道、昨日の雨で当然のことながら足元がユルユルの場所も多く、右足の泥しぶきが左足にかかる、といった状態です。そろそろ、山頂ゴールに到着するまで20分頃でしょうか、ふくらはぎがピクピクし始めましたが、なんとか誤魔化しながら山頂ゴールに到着しました。
 時間は2時間2分ほど。本日のいでたち、足元を考えると昨年と同程度で登れるかな〜、と実感したところです。

 さて、このあとどうしようと。今回はいくらなんでも由布岳へ向かう案は却下。以下、頭の中で検討した5案。
  @ロープウエイで下る、 Aロープウエイ駅まで足で下る、B南平台経由でロープウエイ駅まで足で下る。
   @〜Bはその後、バスで別府駅まで下る。
  C鶴見岳から往復して足で的が浜まで下る、D南平台経由で的が浜まで下る。
 結局、今まで登ったことが無かった「南平台」経由で的が浜まで下ることにしました。
 ただ、山の中腹より上はガスのため、お初の南平台も五里霧中、途中の景色も悪くない印象なので、残念です。

 あとはのんびり下っていくだけです。標高が下がるにつれ気温も上がり、登る時は余裕が無かった分、下る時は南立石公園ではしだれ桜、境川では川沿いに咲いた満開の桜をのんびり見上げながら的が浜へ下りました。すでに満開となった桜の下ではあちこちで花見の席が設けられていました。
 もう一つ発見。この付近で今が流行の「黒田如水(勘兵衛)」と「大友義統(豊後の殿様)」が7回も合戦を交えて、ついに大友陣がこの地で敗れ、幽閉されたそうです。NHKのドラマでいうと黒田勘兵衛は豊前の国ではヒーローですが、豊後の国の方から見ると複雑な心境なんだ〜、と改めて認識したところです。

                  登った高さ 1,500m位   走った(一応)距離 24.7km







 
(1) 10時過ぎの的が浜の波打ち際。






 (2)鶴見岳は境川の向こうの雲の中
 国道10号線からの様子。鶴見岳はガスで全く見えません。





 (3)川沿いの桜はすでに満開状態です。





 

 (4)高速道路






 (5)県道11号下は階段が出来ていました。






 (6)上から見たところ。道は県道11号です。






 (7)鬼門の石段。毎回この辺りでふくらはぎが痙ります。






 (8)鶴見岳。景色はさっぱりです。






 (9)地図「2.分岐」。






 (10)地図「3.南平台分岐」
ここから先はお初の登山道。道も広く気持ち良く走れました。

 




 (11)地図「5.南平台」
景色はさっぱりですが、雰囲気の良さそうな場所でした。





 (12)地図「6.分岐」
ここまでの道も良かった〜
 




 (13)黒田如水(勘兵衛)と大友氏の戦のことを書いていました。


 




(14)別府の街には陽が差しています。






(15)南立石公園のしだれ桜






(16)同上






(17)帰りの境川の桜






(18)もうすぐで国道10号。






(19)やっぱり山頂は雲に覆われていました。






(20)帰ってきたぜ〜、的が浜






(21)






(22)到着の挨拶






(23)青空のお出迎え






(24)やっぱ、桜は綺麗だな〜