先月28日に塚原ルートを登りましたが、由布岳周辺のサクラソウの咲き具合やヤマシャクヤクの生育状況等々あれこれ気になることが多い訳で、今回は来週のテント泊(予定)に備えプチボッカということで、当初は正面登山口から登り日頃のタイムと比べるつもりでした。 が、所用で朝遅かったこともあり正面登山口駐車場は満杯で、やむなく東登山口に戻り、塚原ルートから登ることにしました。結局、先月28日と全く同じコースと相成りましたが、わずか3週間で見まがうばかりの春爛漫の景色が飛びこんできました。 木々は芽吹き、タイミンガサは葉を広げ、ヤマシャクヤクは蕾を抱え、バイケイソウ畑は一面緑と思わず、前回の写真を見直しましたが本当に「山は春」でした。 山頂も結構な人出でしたが、このくらい人が多いとちょっと色々ありまして・・・ 【事例1】 3人のパーティが前を歩いていて、1名が高齢の女性なのでどーやらガイドらしい方を雇ったのでしょうが、このガイドらしい人が後ろの人に気を使うでもなく、マイペースでして、結局、もう一人の方が声をかけてくれ前に出させて下さいました。 素人集団ならいざしらず、補助ロープまでお持ちの方がそのような配慮をなされないとは困ったもんです。 【事例2】 ひーひー言いながら東峰に登ってきて、呼吸も整わないうちからあれこれ質問を浴びせられた内容が概ね以下のとおりで、最後は話す気もなくなりました。 質問「東登山口から?」 (この間ひーひー言いながら指さしながら説明) 自分「塚原ルートから登ってきました」 質問「由布岳の道は全部知ってるよ。で、道の状況はどーだった?」 自分「・・・(全部知ってるんじゃねーのかよ)」 質問「山頂の木を伐採してしまってるけど、東登山口からの道はどーだった?」 自分「・・・」 質問「いい樹氷が着いていたのに写真が撮れなくなったなぁ」 自分「・・・(そこかよ・・・)」 話しているのもアホらしくなってさっさと山頂を後にしました。 とは言え、人の振り見て我が振り直せ、の諺もあり自分はどう? と考えた山行でした。 重い荷物を久々背負ったせいか足元がおぼつかなく、浮き石に足を取られ滑るは転ぶは、で両足に傷&アザが出来てしまいました。 日向岳分岐付近はちょうど桜が散り始めていて登山道をうっすら覆っていました。 それからサクラソウの状況を撮影しようと思いましたが、すでにロープが張られていて立ち入り禁止となっていました。道から見ても一面ピンク状の場所があったので、見頃を迎えていることと思います。 |
林道の新緑 |
大崩の様子 |
一面タイミンガサの登山道 |
同じく。少し標高の高い場所です。 |
ヤマシャクヤクの蕾 |
バイケイソウの間を歩きます |
岩場を通過、東峰へ |
山頂より |