御許山

 西米良スカイトレイルをなんとか完走した後、久々に由布岳に登り次のレースに備えトレーニングを開始しようと思った3連休の直前、魔女から腰に一撃を喰らい、トホホ状態です。

 昨今のぎっくり腰の療法を検索すると安静にするより動ける範囲で活動した方が早く治る意見が多いのでホントかどうか試してみよーっと、的なノリで極力動き回った結果なんだか思いの外早く回復した印象。
3連休は登れなかったので次の週はトレランスタイルで今回のコースのベースになる地元の山を走ってみるとまずまずかな~

 と、良い感じで次週は別の山で長い距離か傾にでも、と思ってたら今度は右足のくるぶし周辺の違和感が痛みとなり、歩くのもままならない状態。詰んだ。トレイルは無理やん。と思ってたら、痛かったのは正味2日。まるで嘘のように回復し少し違和感があるけど普通に歩ける。

 土曜日に足の調子を確認するためスローペースで15kmほど走ったけどなんだか大丈夫かも?
 日曜日の由布岳は祖母山は雪景色であることは分かってるけど、今の足腰の状態で登るのは万が一を想像してしまうので、前回に引き続き地元の山で距離と標高を稼いでみることにしました。

 コースは宇佐神宮近くにある母校の駐車場を起点にまずは御許山。そこから正覚寺の登山口に下り泣別れ峠を経て米神山登山口へ。米神山に登り徳瀬方面に下り雲が岳登山口から雲が岳から御許山を経由して起点に戻りました。

 4年ぶりの米神山の記憶は薄く、途中急登だったことだけ覚えてる。徳瀬側の下りも激下りだったことを覚えてる以外はほとんど記憶が無い。

 最初はこの程度の傾斜だったかな~、と思ってたら勾配は厳しくなるし、足下には照葉樹の落ち葉でツルツル滑るし急登はやむ得ないけど、こんなに直登にしなくても・・・
 ついでに徳瀬側に下るルートは不明瞭で途中、竹が倒れ場所もあり少し難儀しましたが無事本来のルートに復帰しました。

 その後は迷う場所もなく雲が岳登山口を経て、途中の展望台で先週今ひとつだった景色を眺め御許山を経由して下山しました。

 今回は御許山付近と雲が岳登山口でお会いした方とお話。
 御許山でお会いした方は先週は山頂で清掃されている方でした。
 「前回も会いましたよね。膝のテーピングが印象的で。ところで年齢は?」
 最近、年齢を聞かれるようになったなぁ、と。やっぱり爺さんが山を走っちょる!イメージなんですね。

 雲が岳登山口ではちょうど下山された方で後でヤマッパーさんでした。
 「今日は、どちらから?」
 「宇佐神宮からあーきて、コー来て米神山から来て雲が岳、御許山を経由して宇佐神宮に戻ります。」驚かれてましたが、トレラン的には短めというか自分としてはやっとの距離で、これで次回のトレイルは完走出来るのか、かなり怪しい。

 そんなことを感じながら地元の山を満喫した日曜日の午前中でした。 (2023.11.19)

 【データ】 距離 30km、登った高さ 1,800m位 、掛かった時間 5時間20分(7:40~13:00)  
 【備忘録】
 1格好  半袖、ポケット付きパンツ(パタゴニア)、アームスリーブ、手袋  
 2足回  靴(モントレイル)、靴下(Xsocks)
 3持物  ザック12L(サロモン) スポドリ、水1.0L(フラスコ×2)、スマホ、食料、怪我用品、カッパ上下、ヘッデン
 4気象  天気:晴れ   気温:7:40 4.2℃~13:00 15.9℃ 風:北~西 1~3m  
        ※観測地点:大分県院内(標高90m)   





 


1)
 (1)宇佐神宮からここまで林道、この先オフロード





 (2)最後の階段。両側には杉の大木もあります。





 (5(3)山頂のイチョウの樹。台風で折れる前は境内が黄色になってました。





 (4)普通の人にとってここが山頂の神社。





 (5)一気に米神山登山口へ





(6)ここから登ります。





 (7)ここまでは良かったけど、この先急登で足下は葉っぱでツルツル~




(8)難儀した米神山山頂





 (9)山頂からの眺めは良き。山頂をあとにして雲が岳登山口へ




 (10)途中、振り返って米神山




(11)634mの雲が岳山頂手前の展望台





(12)国東半島方面





(13)雲が岳。1等△点。





(14)再び御許山。





(15)朝イチお話したおじさまは若い女子グループに説明中





(16)途中の展望台





(17)もうすぐ宇佐神宮