御許山

 九州では福岡県も5月14日に緊急事態宣言が解除されるも、県を越えての移動は自粛とのこと。
 基本、県内中心のソロ登山なんで、あとは帰宅途中に店や飲食店等に立ち寄らなければ今までどおりの生活パターンを継続するのみ。

 今日は、天気も今ひとつだったので地元の山を攻めることにしました。先々週宇佐7山を歩いた際に何気に見つけた山袋地区の概略図。
 山袋地区から高山へのルートがしっかり描かれていて、これ行ってみて~ でも行くなら今のうちじゃないと暑くなるし、と雨上がりを狙ってみました。

 それと山登りの原点として、何を目指して山に登るか。分かりやすいのは地図に山名が記されている山、その次は△点。
 でも、山の名前も△点も無いと無視される・・・それでいいんかい?

 山の名前が無くても、△点が無くても出来れば尖って、山らしい山に登りたい。
 今回は鬼落山の中腹から香下ダム方面の尾根を歩いてみたい。ついでに途中に△点があるので、ついで程度に歩くことにしました。

 まずは、高山まで。山袋の概略図を眺めると神社の先の分岐から尾根に登るらしい。林道をあるいていくと右側にこちらにドーゾ的な目印があり山に入るも、その先の目印が見当たらず、しばしウロウロ。しかし、どうみても尾根に取り付くしかなさそう。

 結局、目印のあるところから尾根に這い上がると点々と目印有り。ふるーい目印から新しい目印。上に進むほど目印は増え、急登の場所ではロープも設置されてました。昨日の雨で足元はズルズルだしガスがかかり木を掴むと局所的大雨(^^;) 岩が多い箇所はなかなかのルートでした。
 考えれば、むか~し何も無かった頃、ここ下ったんだけど、今さらながら無事でなにより~

 高山から鬼落山まではいつものとおり。石井山ではヤマツツジが咲いてました。
 鬼落山では若者が2名休憩中。下る途中で二人を抜く時についつい気合いが入りすぎて派手にスライディング~
 「(派手に転けたけど、おっさん)大丈夫ですか~ (いい年こいて・・・みたいな)」 「大丈夫~」

 途中から、△点を目指して右折するも薮が濃くて、少し谷に沿って降りてから再び尾根に取り付き尾根を進むと急に景色が開けました。
 お~、絶景かな~ (^o^) △点・「尾竹」が置かれた理由が解るような気がしました。振り向くと鬼落山!! 山というより展望台です。

 一旦、戻ってから本日の本題でもある423mピーク。尾竹山と423mピークの鞍部にはここから下る方向に目印が付けられてました。
 ここから423mピークには赤テープがあるもやや間隔が遠く、GPSで場所を確認しながらピークへ。

 ピークには石積みがありここからしばらく道のように広くなっていて、今回歩いた中で一番走れた場所かも~ 最初は作業道と思うくらいの広さです。さすがに勾配が急な場所もあり作業道ではありませんでしたが次の302mピークの鞍部までは○でした。

 302mピークまで植林の脇を登って行く道も目印があり高い場所を目指して登っていくので、あまり考えずに登ることができました。
 302mピークは鈍頂で、目印がどっちの方向に付けられているのか・・・自分なら香下ダムの展望台かな~ とそっちの方向を見るとやっぱり目印発見!

 途中、林道を2回ほど通過しながら展望台まっしぐらな目印でした。あとはダムサイトから峠をめざしてオッチラオッチラ~
 採石場を通過して無事山袋地区に帰還(^^) 採石場通過する際。閉められていたゲートの脇を通過、振り向くとSECOMの目印があったけどひょっとして不審者で写ったかな~

 以前から気になってた423mピークと最近見つけた宿題をまとめて仕上げてみました。また、コース取りのバリエーションが増えました(^^)

【データ】 距離 19km、登った高さ 1,500m位 、掛かった時間 5時間20分位(605~11:25)  
 【備忘録】
 1格好  ノースリーブシャツ(MHW)、半パン(ミズノポケット多数)、帽子、バンダナ、指無しグローブ、アームスリーブ  
 2足回  靴(サロモン)、靴下(finetrack)
 3持物  ザック(サロモン5L) カッパ上下(モンベル)、スポドリ1L(0.5フラスコ×2)、スマホ、GPS、ヘッデン、バッテリー
       食料(羊羹2個、あられ2袋、カステラ2切れ、ミーノ)、救急セット  
 4気象  天気:くもり   気温:9:00 20.5℃~13:00 26.0℃  風:北北東 0~1m  
        ※観測地点:大分県院内(標高90m)  スタート地点は標高80m
  

【本日の軌跡】(クリック)




 



 (1)今回の発端となった看板。ここから高山へ~




 (2)地図「1.スタート/ゴール」
神社の横の空き地に駐車。スペースは2,3台です。




 (5(3)この石垣が目印。反対側にテープがたくさん。
ただし、ここが本当の登山口かどうか・・・要検討です。




 (4)尾根を目指して登ります。緩斜面に入ると歩き易くなりました。




 (5)尾根に着いたところ。尾根には目印が。




(6)目印の一例。これは少し古い印象。




 (7)地図「2.露岩」




(8)地図「3」辺り
急登で岩、ロープが増えます。




 (9)高山。ここからはしばらく見慣れた光景。・




 (10)ガスで石井山が見えません(-_-;)




 (11)通過~




(12)石井山の・・・




(13)ヤマツツジ。すでに咲いてる株や蕾もまだまだ(^^)




(14)下界の景色はまずまずです。





(15)風が無く陽が当たると暑く、空は夏の雲です。




(16)鬼落山




(17)地図「5.△点「尾竹」」
鬼落山登山道から薮を避けながら△点を目指しました。




(18)△点のアップ。フラットですが両横は垂直です。




(19)看板有り。山というより展望台。




(20)振り返って鬼落山




(21)423mピークの途中。目印有り。




(22)地図「7.423mピーク」




(23)423mピークからから先が良かった~




(24)こんな場所も




(25)301mピークの取り付き辺り




(26)地図「8.301mピーク」
ごちゃごちゃしてます。鈍頂なので方向を香下ダムにロック・オン!




(27)地図「9.林道横断」
林道を横切るので対面の目印を見逃さないよう。




(28)地図「10.ダム展望台」
目印に従って下ると、この視点で展望台に出てきます。




(29)展望台からの景色




(30)ここから再び通い慣れた林道。




(31)峠を越えて・・・




(32)風倒木を避けながら




(33)出た~ 採石場




(34)迫力有るな~




(35)採石場のプラント




(36)振り返ると採石場と鬼落山




(37)高山の稜線。正解のルートは・・・




(38)傷だらけ~薮こぎの勲章(^^;)