ようやく懸案事項に片が付き、これで心置きなく金曜日は休めるな〜、と思ったのも束の間。 部下「ちょっと、いいですか?」 「今度は何?」 「ここでは話せないので別室でお願いします」 「・・・(マジか)」 担当女子も一緒に入り、経過などを聞くと、「そんなこと有りかよ〜!」と思いながら、先の懸案事項に比べると軽い感じもしたので、とりあえず確認事項を押さえることに。 自分「おれ、明日休むけど・・・」 担当女子「私も休みます。」 そーなんだ、「では、良い週末を〜」 と、聞いた内容があまりにヘビぃで、笑いしか出ないという状況の退庁直前でした。 さて、3連休とはいえ、フル活用する予定は無く、久々、祖母山頂で夜を過ごそうか、なんて思いましたが、夕立が多い様で、昨日もそれなりに降ってました。 そんなら、前日夕方から登ろかな〜、とグダグダしているうちに時間は経過し、結局、我が家で仮眠後、2時前に尾平から取り付きました。 しか〜し、駐車場から見上げた空には、何も見えん (*_*) しかし、そこは雲の下と言い聞かせ、スタコラスタート。 今回のテーマ。「天狗に朝駆けする」 当然、黒金から登るので最後は川を徒渉しなければなりません。昨日の雨で増水気味なんで、宮原から祖母山コースに変更しうようかな〜、と思いましたが、そこは、ぐっと堪えて当初の計画どおり。 結局、足の甲が浸かるぐらいの水量だったので、ホイホイ渡りました。 ここまでは谷沿いで、気温も低く快適でしたが、800m越える当から風吹かんし、汗ダラでスズタケの水滴も一緒になり全身びしょ濡れで、さらに体内音頭、いや温度が上昇、このペースで行くと自爆するのは必至、一気にペースダウン。 1,200m付近で少し長めの休憩をして体を冷やすと、ヘッドランプの灯りの中を自分の体から発散された水蒸気が昇っていきます。 この標高までくると気温はそれなりに低くなり、随分楽になるも、ペースは上がりません(-_-;) 最後の難所、天狗岩〜 と思いきや、縦走路に出る前でスズタケ・トラップに掛かり、暗闇の中でしばし右往左往(^^;) 天狗岩までは、なんちゃ無く到着し、落ちないエリアを確認してから三脚をセット。 なんと、ホントに縦走路まで登ると☆が見え始めました。ただ、月が無いのに今ひとつ☆が少ないし、光にキレが無い。でも、撃沈よりマシ。ここまで登ると、さすがに風は冷たく、いつの間にか靴の中は露と汗でグチャグチャ・・・ しかも、チョー眠くなるし。景色もイマイチそーなので、日の出直後、天狗岩で、しばらく気絶してました・・・ その後、祖母山へ移動。天狗を出発する前は馬蹄山脈を見渡せましたが、祖母山に着く頃はガッスガス〜 思わず、人のせいにしたくなる・・・ケド、雨が降らなかっただけマシと考え直し、山頂で靴下を交換して、やっとテンションが少し回復しました。 1時間ほどノンビリ足を乾かし、時折、見える縦走路を撮影する間、山頂で2名。宮原経由で下る途中、2名の方とすれ違いました。山頂に12時頃着く時間帯、みなさん、暑さに強いな〜、と眺めてました。 |
(1)本邦、初アングルの景。 (2)後で、別の写真でオリオン座を確認しました。 (3)大障子岩方面 (4)夜明け前。この後、気絶・・・ (5)朝日を浴びる縦走路 (6)障子岩尾根を越えてガスが流れ込み始めました。 (7) (8)ツチアケビ(ラン科ツチアケビ属) (9)ホネホネ (10)イワギボウシ(ユリ科ギボウシ属) (11) (12)カラマツソウ(キンポウゲ科カラマツソウ属) ひょとしたら ミヤマカラマツソウ かも (13)タマガワホトトギス(ユリ科ホトトギス属) 九州大分だけど・・・ (14)祖母山頂に着く頃にはガスガスでした(^^;) (15)山頂ではアキアカネの大群が所狭しと飛び回ってました。 (16) (17)オトギリソウもパラパラと咲いてました。 (18) (19)テン場付近で見えた、唯一の青空 (20)シコクママコナ (ゴマノハグサ科ママコナ属) (21)ケイビラン(ユリ科ケイビラン属) (22)宮原まで、おおかたこんな感じ (23)ラン科カキラン属 のようです。エゾスズラン? 一応九州にも分布してるらしい。個体は違いますが同じ場所にありました。 (24) (25) (26) (27) |