何も無い傾山へ・・・

 尋常でない暑い日々が続く今年の夏、登山口の標高が低い祖母山系はちょっと気合いが要ります。とにかく早めに登山口を出発して7時ぐらいまでには標高1,200m近い三尾までに登っておきたいところです。本日も暑くなるのは必至と考え、ちっと位のかすり傷や虫刺されは覚悟のうえの格好で半パン、ノースリーブ、ただし荷物は軽量キャンピング仕様です。コースは三尾、三つ坊主、九折越を経由する周回コースで登山口に戻りました。 

 そんなことで標高370m程の九折登山口を5時30分に出発、気温は21℃程度とそれほど低くも高くもない気温です。とにかく三尾までには早く着きたいと黙々と登りながら、マラソンだと4時間の我慢か〜、と。そう思うと、普段なら三尾、坊主尾根の分岐あたりで休憩するのですが今回は坊主尾根の分岐で休憩らしい休憩をした他は写真撮影くらいです。そんなことで9時前に誰もいない山頂に到着後はいつもの場所で靴下を脱いで、いつもの甘夏缶を食べながらのんびり休憩しました。ちなみに山頂の気温は21℃程度でした。

 この時期はなんたって高校野球でありまして、やっぱ面白かったのは剛速球投手、安楽選手を擁する済美高校(愛媛)と花巻東(岩手)の試合でした。延長10回で表に4点を入れられた直後に安楽投手の3ランホームランで1点差まで追いついた時は、思わず歩きながら「おーっ」と声がでました。結局、逆転は出来ず敗れてしまいましたが中々面白い試合でした。

 山頂で1時間近く涼んでいる間は誰にもお会いしませんでしたが、九折越方面に下っていると2名のパーティと出会いました。結局、山中でお会いしたのはこの2方だけで登山口には自分の車を含めて3台のみでした。駐車場には13時頃到着し、気温は28℃程度とこの時期としては涼しい気温です。
 下山後は毎度ペットボトルの水で行水をしますが、今回は人も少ないし、駐車場の近くに蛇口があるのでパンツ1枚姿で思いっ切り水を浴びました。

 後で考えればそーかもしれませんが、歩いてみて思ったのは登山道のほとんどが木々に覆われているので思った程暑くなくまずまずの山行でした。以前、同じルートを7時頃から登った時はプチ熱中症になったことも・・・やっぱ、この時期は早出が一番です。

  






 (1)三尾。木立が綺麗な場所です。





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 (3)障子岳方面





 (4)好きなブナ





(5)開花盛期のシコクママコナ





 (6)山頂はまずまずの天気
 




 (7)山頂より坊主方面





 (8)やっぱ靴下を脱ぐと気持ち良い〜





 (9)やっぱ山では甘夏缶!酸味とシロップの甘さが絶妙〜
 缶の向こうは祖母山です。





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 (11)後傾方面から。何となく山頂の崩壊が進んでる・・・?





(12)ツチアケビ





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(14)九折越へもう少し。好きな並木道です。





(15)静かな九折越






(16)味のある(?)看板





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(18)谷は標高が低くても快適〜ついつい顔を洗っていまいます。






(19)本日の出で立ち。
タオル鉢巻きがステキ!?





(20)帰る途中で見上げた坊主