雪もクラスト化し楽ちんでした〜

 ここのところ珍しくくじゅう山系に足が向いていましたが、大戸越でオオヤマレンゲの蕾を眺め、そろそろ祖母山周辺でも咲き始めている、と思い神原から登ることにしました。阿蘇でご一緒した「うすきさん」のブログを見ているとどうやら同じ日に祖母山のオオヤマレンゲを狙って登る準備をされていることを拝見し、道中でお会いするのでは・・・と思っていると、登山口の駐車場に着くとなんと、うすきさんの車が止まっていて、うすきさんは準備もほぼ済み出発直前でした。まさか、ここで会うとは・・・前回同様、優しい笑顔で迎えて頂き、今回も同行していた姪と初顔会わせとなりました。

 うすきさんは当初メンノツラから登る予定だったそうですが、雨が降ったり止んだりしていたので、神原から登ることにしたそうです。自分たちも大分あたりでかなり雨が降り始めたので「どーする?」、「帰ろうか・・・」、「とりあえず登山口まで行って考えよう」等など、消極的な発言が車中で飛び交いながらの朝イチでした。しかし、ここのところ合羽も似合い始めたし、登るか〜、といった有様です。

 今回の目的は、@オオヤマレンゲ鑑賞、Aプチぼっか、です。特に、ここのところあまり重い荷物を担いでいなかったので、体力的にどーよ、と前日キャンプ仕様のザックを体重計で測ってみると予想した重量より軽く値が表示され、ちとショックでした。それでもカメラまで込みの重量で概ね18kgとし、これでチャレンジです。朝一は体が重く感じていましたが、次第に油が回り始めたのかまずまずの早さで登っていきます。
 しかし、体力低下は否めず、国観峠手前辺りから息はゼーゼー、体は軋むし、足は上がらず状態です。その、後ろから姪は淡々と歩いてくるのでやっぱ体力あるな〜、と感心していると、国観峠でよく見るとかなり汗をかいています。本人曰く「昨日のアルコールが溢れ出よる〜」。昨日は夕方から友人の結婚式に出席しかなりお飲みになったようです。山頂に着いてから「体内のアルコールと汗の塩でまさにソルティドッグ状態じゃ〜」と叫んでいました。翌日、用があり姪の所に行くと、山頂で休憩中顔や頭を虫に刺されたらしく、痒い〜。きっとアルコールに反応したのかもよ〜。自分は、もう少しボッカを継続する必要がありそうです。

 オオヤマレンゲは場所によって咲き具合が異なりますが、まだ痛んだ花が少なく、蕾の方が多く、咲いた花も適当にありとまずまず見頃でした。下山する際、50名ほどの方とすれ違いました。祖母山でこんなに多くの方とすれ違うことはアケボノツツジとオオヤマレンゲの頃ぐらいでしょうか。すれ違う方々から聞かれるのは「咲いてますか〜?」でした。
 山頂には1時間ほど滞在。時折切れるガスの合間から縦走路方面が時折見えます。ピーカンの景色もさることながら、ガスに煙る峰峰も味があり、姪も前回とは違う祖母山からの景色を楽しんでいました。しばらくするとうすきさんも到着し、しばしの「再会」を楽しみました。

 もう少し、ガスが晴れるのを待ちましたがこれ以上期待できそうもないので、下山しながら上から見下ろすようにしてオオヤマレンゲを楽しみました。姪は咲いているのを見るのは初めてだったので、ほんのりした香りをかぎながらの鑑賞でした。
 幸か不幸か、国観峠付近から雨足も強くなりましたが、あまり大雨にもならず無事駐車場に着きました。途中、休んだり、転けたりしていたこともあり、自分たちが駐車場に着いて時間を空けずうすきさんも下山してきました。うすきさんには今回も駐車場から出るまで笑顔で見送って頂きありがとうございました。姪もうすきさんに会えて喜んでいました。



 





 (1)神原登山口駐車場
 





 (2)9合目
 





(3)つぼみ。





(4)姪にとっては2回目の山頂タッチ!





(5)休憩中。奥はうすきさんです。




 

 (6)縦走路方面が時折見えました。





(7)それを眺める姪。





 (8)修行中・・・


 


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(13)ほんのりと良い香りがしました。





(14)国観峠にて






(15)雨の中を下っています。





(16)姪曰く、「根っこに同化した」(^^;)





(17)5合目小屋





(18)雨が降ったけど「まるっ!」を頂きました〜





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