雪もクラスト化し楽ちんでした〜

 そろそろ起きて出発の準備を、と思いながら布団から抜け出してごそごそしているところに、娘が夜勤が終わり帰ってきました。真夜中というか、早朝というか微妙な時間帯です。彼女にとっては仕事帰りなんですが、自分としては起きたばかり。いきなり「彼と別れた〜(笑)」、いきなり何を言い出すかと思いきや、の心でありますが、ぼちぼち話は聞いていたので「ふーん」程度の返事から仕事の話。仕事柄、極秘個人情報満載で、聞いたら忘れるようにしていますが、明らかに世間話とは一線を画した内容でありまして、記録に残しておくと短編小説が一冊書けそうです。
 今回も、交通事故で入院された方の話だったのですが、その状況からすると先週、姪と由布岳に行く途中で見かけた事故と一致すると当時に、その事故の原因(書くと特定できそうな内容)を聞いて唖然としてしまいました。朝から、そんな話を聞いたかどうか解りませんが、今回はちょっとしたハプニング。

 さて、今年はチャレンジを初めて3年目でようやく鶴見岳一気登山のタイムレースの参加が決まりトレーニングも兼ねて祖母山に登ることにしました。一番てっとり早いのは一気登山のコースを走れば良いと思いますが、それでは味気ないのでせめて祖母山へ。特に、黒金尾根はお世辞にも景色が良いコースではなく、その一方で縦走路まで一気に1,000m稼ぐのでひたすら登るにはうってつけのコースです。

 前日の天気予報では阿蘇山では雪だるまの印もあったので、ひょっとしたら霧氷観察ができるかな〜、と思いながら登山口に着いて山頂方面を見上げると、そんな様子は殆ど無く「春モード」の格好でスタートです。途中、上着を一枚脱いだ他はひたすら登りに徹しました。マラソンと違うのは、やっぱ暑いのと息が切れること、使う筋肉や運動の質が違うのかもしれません。姪も「マラソンとは違う」とのこと。縦走路に出て5分ほど休憩し、ザックも降ろさず山頂に向かっていました。

 事件は1,700mポストの少し前、小さいアルミのハシゴがある場所。
 マンサクが咲いていたので、ハシゴを登って上から写真を撮ろうと思い、左側の木の枝に手を掛けた瞬間、「ボキッ!」、「ガスッ!」少し時間を空けて「う〜〜」。手を掛けた枝が枯れていて折れた瞬間、右膝から落ちたようです。落ちた瞬間は何処を打ち付けたかよく解らず、あちこちの痛みが引いていく中最後まで痛かったのが右膝です。痛くもありましたが、そのまま山頂を目指しました。
 あまり気にも止めていませんでしたが、ずいぶん昔に同じ場所を打ち付けたことを思い出してとりあえず見てみるとボッコリ腫れてるではありませんか・・・とりあえず、タオルを濡らして冷やし、下山しながら途中で数回冷やし、下山後は速攻、ドラッグストアへ湿布を買いに走りました。

 山頂の様子といえば、マンサクが咲き始めて来週あたりは綺麗に咲いているかもしれません。麓に近い場所ではミツバツツジも咲き始めていました。山頂からの景色は久住山系や近隣の山々は良く見えますが、テンションが上がるほどの天気ではありません。また、登山口までの県道7号線沿いの桜はちょうど満開で来週はすでに散っているかもしれません。自宅周辺に帰り着くと満開までもう少しで、大分県内でもこんなに差があるのか実感しました。



 






 (1)縦走路から。
ここまでのデータが消えていたのは何故・・・?
 





 (2)同上
 





(3)山頂直前のはしご場。氷が少し残っていました。





(4)マンサク






(5)山頂から尾平越方面。




 

 (6)天気はすっきりしません。





(7)大障子岩方面。





 (8)大障子岩にはガスがしょっちゅう掛かっていました。


 


(9)9合目小屋。





 (10)つばき




 

(11)ミツバツツジは800m以下で良く咲いていました。





(12)新芽吹く。





(13)県道7号沿いの桜は満開状態でした