静かな谷と綺麗な森を歩く良いルートです

 ここのところトレーニングと思い、ほぼ毎回祖母山系に登っていますが、一応、今回で終了。といいながらすぐにアケボノツツジ詣でが開始しますが・・・
 今回は久々の傾山。最初は九折登山口から周回コースにしようかなぁ、と思いましたが、そー言えば官行ルートの森もそろそろ草木が芽吹く頃では、と思い、三坊主のピストンでハードではありますがこちらを歩いてみることにしました。コースの紹介は前回(2009.11.23レポ)を参照してください。

 なお、登山口までの林道は落石が多く、結局自分は安全を期して登山口手前500m位の路肩の広い場所に車を止めました。ジムニーなど車高の高い軽は大丈夫ですが、普通車は厳しいかもしれません。また、登山道の軌道を歩く箇所で落石が多く、やや歩きにくく感じた所です。

 綺麗な森は健在で、ついついのんびりしたくなります。今回は少し荷物を増やしておいたので、ピッチも上がらず、三尾手前でバテ気味で、本当にこれで三坊主を越えられるんやろか?、と思いつつブナのまわりを鎖でつながれた犬のように歩き回り、しばしその枝ぶりを見上げておりました。本日は天気予報通り昼過ぎから曇りになったのが残念でしたが、木漏れ日の中でゆっくりコーヒーでも飲みたい場所であります。ただ、残念ながら草木の芽吹きはもう少し先のようでした。

 そんなこんなで、なんとか三坊主を越えましたが、陽の当たらない場所で氷柱と雪が少し残っているくらいで、アイゼンは不要でした。山頂に10時過ぎに到着、とりあえず一番乗りかなぁ、と思っていたら先客がいらっしゃいました。本日は、傾山にしては人が多く自分を含め10名程度は登っていたように見えました。

 景色は残念ながらやや透明度にかけるもののくじゅう連山、由布岳も見えるし、天気予報で聞いてたほど曇らず日向ぼっこするにはうってつけの天気で、背中に太陽の暖かさを感じながら、早朝出がけに作った、でかい明太おにぎりを頬張りながら暖かいコーヒーを飲み先週登った大障子岩や祖母山の稜線を眺めておりました。

  登った高さ 1,600m程度   歩いた距離 15.8km   所要時間(休憩時含) 510分位 
   ※登山口手前の部分も含んでいます。 
 



 (1)
 県道688号から登山口への入口。
 
 





 (2)
 写真(1)の○の中のアップ。




 (3)
 林道終点の場所。ここからしばらく進むと(4)の所に到着します。
 林道入口から5.3km位。




 (4)
 写真(5)の状況を見て登山口まで行くのを断念してここに駐車しました。5〜6台は駐車可能です。ここから登山口まで歩いて10分程度でした。



 (5)
 落石が多いので運転は要注意です。




 (6)
 登山口。




 (7)ここからはスナップです。
好きな林です。





(8)まわりをぐるぐるまわったブナ





(9)間もなく三尾




(10)傾山山頂




(11)祖母山方面




(12)日傘




(13)山頂のコーヒーブレイク