静かな谷と綺麗な森を歩く良いルートです

 先週は3連休で長崎隊の皆さんとテント泊で熊本の山に篭もるはずでしたが、あいにくの天気で日帰りツアーとなり、残り2日はしっかり雨となりなんとも不完全燃焼な連休になってしまいました。長崎隊の皆さんと風呂あがりだったか山の中だったか定かではありませんが、「来週は大障子に登りまーす」と宣言したところです。

 でもって、天気はと言うと九州北部は雨もしくは雪とのこと、ということは山は当然のことながら雪でありまして、そーなれば祖母山の方が霧氷を楽しめるかな〜、と予想しましたが(予想通りでしたが・・・)、そこは今回はトレーニングということで前障子岩経由大障子岩に登りました。とは言え、歩いていると雪がパラパラと降ってきて、標高が高くなると登山道にうっすら雪が積もり、岩にはあちこちで氷柱が下がっていました。
 登る際はガチガチに凍った道に雪が中途半端に積もっていため滑る滑る・・・帰りが思いやられるなぁ、と。結果的に下る際はすっかり溶けていたので問題は無かったですが。

 上畑の健男神社からの登山口は、昨年登ったときに比べ砂防ダムの建設が進み、それに伴い登山道の様子もまた変わりましたが、恐らく、これ以上は変わらないかな〜、と。ただ、砂防ダムのすぐ側の舗装道路は急坂で登る際も下る際も結構アキレス腱に堪えます。あとは、トレーニングと考えて登っているので衣類調整以外の休憩を取ることなく、ひたすら前障子岩まで歩きました。相変わらず、とんがりコーンみたいな前障子にうっすら雪がかかると4足歩行になっていまいます。

 ここから、大障子岩までの下ったり登ったりは何度歩いても近くに見えて遠く感じる大障子岩です。大障子岩から見える祖母山系は時折、雪のせいで薄くけむり、祖母山頂も雲がかかり1,500m以上は霧氷で白くなっているのが確認でき、きっと、綺麗だったと思います。30分ほどの休憩のつもりが、ついつい1時間ほど居座ってしまいました。
 11時30分頃大障子岩を出発し、さすがに今日はだれも遭遇しないかなぁ、と思っていると1人登ってくる方とすれ違いました。
 
  登った高さ 1,500m程度   歩いた距離 14km位
  所要時間(休憩時含) 540分位  (休憩等を除いた実登時間450分)   
 



 (1)
 健男社前の駐車場に停めて出発です。真正面には工事の看板がありこの奥が砂防ダムの工事現場です。
 





 (2)
 登山届けのポスト。矢印方向に登っていきます。




 (3)
 昨年(2010年)はこの小屋の手前を→方向に登っていました。




 (4)
 今回はコンクリ舗装の道が出来ていて、これを登っていきます。
 




 (5)
 砂防ダムの横をアキレス腱を伸ばしながら登っていきます。下りはついつい狭いですが土の場所を歩きたくなります。




 (6)
 間もなく山道に入ります。

 (7)
 杉林に近くなると黒いパイプがあったりします。



 (8)
 左の丸の中のアップです。



 (9)
 標高点1204m地点。
 ここを通過する頃は雪が降り、足元はツルツルでした。




 (10)
 どうしよう、と思いましたが、やはり4足歩行で登りました。




 

 (11)
 前障子からの景




 (12)
 前障子岩からの景 その2




 (13)
 前障子岩山頂。




 (14)
 大障子岩より祖母山方面。
 天気は今一つでしたが、祖母山から本谷山は霧氷で白くなっていました。




 (15)
 大障子岩より。雪でもやが架かったように見えます。
 



 (16)
 大障子岩山頂。

 (17)
 つらら。

 (18)
 縦走路。





 (19)
 シャクナゲの蕾。
 途中からでしたが、蕾が着いている株は3割程度でした。





  
 (20)
 標高が低く日当たりの良い場所でミツバツツジが咲いていました。