鏡洲の森トレイル(宮崎県宮崎市)

 先週に引き続きレースモードのレポです。今回は、少し遠出で宮崎市内の加江田渓谷周辺で開催された「鏡洲の森トレイル」に参戦してきました。この大会5年前にも参戦(レポ)しましたが、その時は災害で「ミドルコース」で距離、標高とも今回のロングコースの6、7割程度。ちなみに今回の制限時間は7時間です。

 過去のレース結果と最近の自分の力量から想定するに、タイムは5時間程度。加えて、この時期は暑くなるし標高低いので、暑さに弱い自分としては、6時間は掛かるかなぁ、と想定して申し込みました。
 今回は、ゆうたろうが同行により宮崎市内に前泊することになりました。今回はここから話が始まるのであります。

【前日】
 数日前まで宿を確保できてなかったので、ネットで調べて民宿に電話してみると、なんとも頼りのなさげな声と対応。大丈夫かなぁ・・・不安になったので、結局ネットで予約。

 すると、その翌日宿から同じ声で電話があり、「よっちゃん、大分からですよね? ワクチン接種あります?」 「はい」
 「そしたら、旅割クーポンが使えるので、実質の手出しは1,300円になるので、ネット予約をキャンセルしてください」
 「えっ!(そんなの有りなんや) はい。」 早速、ネットの方をキャンセル。要は旅割だけど、そんなのに全く縁が無いと思ってただけに、思わずラッキー

 請求書の内訳を見ると「ジモミヤタビ」で半額、県内で利用出来るクーポン4,000円分と、親切な主人のお陰で負担が軽くなりました。

 クーポンはガソリンスタンドでも使えるので、市内の給油所で活用、請求書を見てた嫁さんが「リッター163円! 大分高すぎじゃ!!」 新聞でも大分県のガソリン価格の高さが記事になり、大分は田舎で人口が少ないから高い、と書いてたけど、人口だと宮崎より大分の方が多いんですけど!残念!

 食事も品数が多く、何よりご飯が美味しかったこと。普通は安い米を使うことが多いのに、茶碗についだご飯を眺めると艶があり、箸でご飯を取ると柔らかい感触。 ついつい、お代わりしてしまいました。

 トイレ、風呂は部屋とは別なので若い人向けとは言えませんが、2食付きで6,300円、素泊まりで3,500円で青島の目と鼻の先の場所。玄関は土間仕様でコインランドリーもあり、ウエットスーツが掛けられ、サーファーが愛用してそうな感じでした。

 ということで、夕方宿にチェックインして歩いて青島へ。よく見る鬼の洗濯岩、これこれ〜
 青島神社にお参り、明日のレースの無事と他諸々を祈願し、洗濯岩の上を散歩して宿に戻りました。

【大会当日】 
 会場近くの駐車場には2時間前くらいに着けば駐車出来ると思ってたら既に満杯とのこと。まじか〜
 前日から受け付けがあったし、周辺に宿が無いから車中泊組も多かったのかもしれません。

 とりあえず少し離れた駐車場で準備していざ〜 そーいえば、先週鶴見岳一気登山の際、横に居た女性ランナーがおもむろにリポビタンを鞄から取り出し、一気飲みしてたのを思い出して、久々ドーピングしよ〜 QPゴールド注入!
 効果があったかどうか、定かではないけど気はココロ〜

 後で、色んな方のレポを見て普段居る場所より前の方に居たことが判明。それでも、その辺りの方のペースについて行けたので、無理の無いところで、と思いつつGPSウオッチで1kmのラップが出る度に、まだその位か〜

 前には女性ランナー二人。目の保養にしながらなんとか着いていくと、途中の係の方がその二人が2,3位。
 内心、ペース早すぎたかも〜 しょーがね〜 ここからマイペースと思った頃、一人が一旦脱落。そして、車道に出たところで走りを中断しここで抜いてしまいました。

 車道は登りで走りつつ感じたのは、ここで頑張りすぎたらきっと足が無くなる、と思いここだけはマイペースを守るも、影が無くなるととにかくあっち〜のであります。とにかく、ここを登り切るとエイドでバナナ、あんパン、飴、水、スポドリ提供。

 この先は、特に渓谷沿いのトレイルだったのでぬかるんだ道が多くなります。

 前日まで雨が降った影響でコース上でトレイルが崩壊しコース変更があり、川も増水し普段なら濡れることが無い沢でも水があるらしい。というか、それも想定してたけどトレイルも泥濘や水たまりもあり、出来るだけ踏み入れないようにしている方が多かったけど、そんなの関係ね〜泥濘上等!川はジャバジャバな走り。

 最初から突っ込むつもりだったので泥んこや水しぶきが掛かった皆さん、すみませ〜ん(反省してねぇやろ) 
 
 途中、谷に歓声が響き渡り、何事かと思いきや、ドボン滝でした。さすがに飛び込むのは遠慮しましたが、膝まで滝壺に足を突っ込み疲れた足を冷却。でも、水は冷たく飛び込むのは爺さんの心臓に悪い水温かも〜

 しばらくは下り基調の気持ち良く走れるトレイルが続き、後は渓谷沿いに走るだけかなぁ、とスマホで場所を確認すると、おっとぉ、もう1回登りがあるんじゃ〜(^_^;) というところで、第二エイドでマンゴーとレッドブルを頂き最後の登りへ。
 あまり長い登りでは無かったので良かった・・・

 本当に、加江田川沿いの道路に出た時はボッチだったので、足が止まりつつもゴールへ向かうと、ゆうたろうが見えたので、一緒にゴール。今回も、多くの皆さんに声を掛けて頂いたようです。

 今回の大会で、きっと会えると思ってたお亀ちゃん(残念ながら50代男性です)。双石山から車道に出た所で、ゆうたろうに気付き「よっちゃん、先に行きました?」と会話したそう。羨ましいなぁ。嫁さんにどの位差があったか聞くと、そんなに無かったとのこと。

 これまでのトレーニングのタイムを見ると、そんなに差がつかないか、途中で抜かれるかも〜と思いながら、ゴールで待ってたけど、ひょっとして既にゴールしたかも。と、会場近くの川にドボンして汗を流してるその時にゴールしたそう。  しばらく、それらしい方を探しましたが見当たらず、残念! またの機会を楽しみにしております。 (2022.5.22)
 
【データ】距離 24km位  累積標高差 2,000m ※コース崩壊のため一部コースの変更あり 
【服装】ランニングシャツ、ランパン(パタゴニア)、靴下(Xsocks)、靴(アシックス)
【持ち物】ザック(5L)、ソフトフラスコ(500ml×2)、エイドキット、食料(カステラ、ジェル、塩熱サプリ、アミノバイタル)、ウインドブレーカー上、手袋、スマホ、携帯コップ
【気象条件】
  天気 晴れ  8時:17.9℃  13時:25.9℃   風:東南東   風速:1〜4m
       ※観測場所 宮崎県宮崎  標高9m








    
 (1)前日 青島方面に向かう道には椰子の木ロード




 (2)青島神社。




(3)奥宮




 (4)願掛けでかわらけを投げて完走祈願。




 (5)洗濯岩、その向こうは結構な荒波



 
 (6)これに、そうめん汁がプラス。刺身は新鮮、生春巻きのエビは地元産でごはんも美味。




(7)シンプルな部屋。




 (8)ここから当日。QPゴールドでドーピング(^^)




 (9)記念写真のコーナー




 (10)開会式。




 (11)

 



 (12)スタート前のカウントダウン 3,2,1




 (13)先頭集団は足のあがり方が違う




(14)走ってる。両脇のランナーはショートの方々




(15)後方からぼちぼちいきます




(16)ぼちぼち登ってま〜す




(17)お初の山




(18)神主さんには振り向いて頂きました。




(19)車道へ向けて下ります。




(20)待機中のゆうたろう。多くの皆様に声を掛けて頂きありがとうございます。




(21)ゆうたろうを見て笑顔のランナーです





(22)しばらくオンロード。登り坂であっち〜




(23)




(24)道路からの景色は素晴らしい




(25)有名なドボンスポット。さすがに飛びこまんかったけど、膝くらいまで浸かって足を冷やしました。




(26)快適な下りのトレイル。




(26)第2エイド。マンゴーはお約束の1切れ。




(27)ゴール! あちかった〜




(28)おみやげ




(29)完走証