一つ戸城山(中津市耶馬溪町) 364.4m  〜尾山(中津市山国町) 749.9m

 ついにやってきました。今季初のトレイル。
 前回試走で報告したとおり、ショートでも辛いルートでしかも1時間以上タイムオーバーだったのに、知らないことを良いことにロングにチャレ〜ンジ!
 よーくデータを見なくても、累積標高差3,600mは祖母傾1周とほぼ同じ。それを11時間で走らないといけない。

 この時点で、本来タイムアウトなんですが・・・行ける? ポイントは、第2関門 距離26km地点、制限時間7時間。 第1関門を3時間程度で抜ければ、第2関門をパス出来るかなぁ、と思いましたが、想定以上の渋滞で第1関門通過が関門15分前。この時点で、行けるところまで行こうと(^^;)

 結局、初期段階の渋滞によるロスも含め、第2関門でタイムオーバーでした。体力的にはもうちょいとイケル「足」はありましたが・・・
 第二関門に着くと、タイムオーバーした皆さんが、暖かく拍手で迎えてくれました。ハタから見ると傷の舐めあいのようにも感じますが、ここまで良く頑張ったね〜 に溢れた拍手です。ゴールに着いたみたでした(^^)

 話を聞くと、サブ3ランナーもいるし、日頃はリタイアはあり得ない方々も多いようで、リタイアの言い訳を考えてました(^^;)
 直近の情報では、時間内にゴール下のは10数名らしく、完走率は10%台! かも。

 第2関門から企画会社の車でスタート地点まで送ってもらう車中で、「設定が厳しかったかも〜」、同乗のサブ3ランナー「この前走った50kmよりきつかった〜、岳滅鬼山の岩場で心折れました・・・」、別の同乗者もマラソン3.5時間ランナー・・・ 来年はどういったコース設定になるのやら。
 
【コース】
 前日まで雨模様だったので、トレイルはズルズル、ぬかるみ、水たまりと転倒必至の状況で、靴の中はびしょ濡れでした。岩場も滑りやすく越えるのに難儀する箇所も・・・数日天気が続けば気持ち良いコースなんですけどねぇ。

 前回怪しかったルートは足して2で割ったようなコース取りでした。それと、スタッフの方に道を聞くと、人によって回答が違ったらしいけど、トレイルなら地図で確認したら〜 とも言える・・・。微妙なやりとりです。でも、疲れ切った後半では正確な情報が欲しい・・・

 岳滅鬼峠にて ランナー「後、どの位ですか〜?」、「もうちょっとで岳滅鬼山山頂です」、自分「えっ!?(違うやろ!)」 みたいな感じです。 山に登る方ばかりがスタッフじゃないので、結局は自分で地図を読んでください、なんだと思います。
 
【WS、AS】
 ここは訴えたい。第一関門の水が無くなるなんて! ありえん!!

 「70L準備したんですけどね」、「はぁ?」 出場者はロング、ショートで200名以上。なんで200Lじゃないん? WSでハイドレーションの水を補給するので、ここは是非改善をして欲しいと思いました。

 エイドの食料は第一関門 「りんご、羊羹、めんべい」、第二関門 「梨、酒まんじゅう」でも先着何名みたいな大量の空き缶の跡。なんで、全員に無い?  その分、梨を食べたけど・・・ 

出合い
 本日、楽しみにしていたのは山口から参加するFさん。金峰山山岳マラソンがきっかけ、本人にお会いするのはそれ以来です。スタート前、無事再会を果たし、化粧が落ちる前に記念写真(^^)  自分より走れる、おば様ランナー、今回も自分より30分早く、第二関門に到着していました。

 それと熊さん。無事完走し上位入賞果たすも、途中で気分が悪くなり1時間近く倒れてたそうです。
 その熊さんから、「良くやりますね〜」 確かに、自分より年長者はそんなに多くなかったかも・・・まだまだ頑張りますよ!

【データ】
 走って歩いた距離 29km   登った高さ 2,400m位  要した時間 7時間40分位

【備忘録】
 持ち物: 合羽(上下)、テーピング、手袋(2種類)、靴下、GPS、ヘッドランプ、携帯電話、絆創膏、デジカメ
 食 料: アミノバイタル(ゼリー)2個、アミノバイタル顆粒、ポカリ粉末、カステラ、パウンドケーキ、ポカリ粉末
 服 装: ショートタイツ、ノースリーブシャツ、靴(サロモン)
  (2016.10.2)
 


地図はこちら







    
 (1)スタート前。この時間帯はガスの小石原小学校。




    
 (2)ロングの部、スタート前。こうやって見るとかなりの軽装もいるな〜




     
(3)山道に入ったとたん渋滞発生・・




     
 (4)カモシカの脚はゲストランナー。わざと後ろの集団にいましたが走りは凄かった〜




   
 (5)縦走路から見えた英彦山などなど、雲海も良かった〜

 



 (6)朝モヤの中。でも気温高くてムシムシの汗ダラ状態です





(7)貝釣の大渋滞。しかも、ショートコースの先頭集団が突っ込んできました。





 (8)今度は、下りのズルズルでまたもや渋滞〜




 
 (9)釈迦ヶ岳。景色良いけどアッチ〜




  
 (10)第一関門への下り。ここでは激しくスライディングするとつられて前後のランナーも転倒(^_^;)




  
 (11)間もなく第一関門。直前には川があり、そのまま川に入り身体を冷やしてるランナーも・・・
 




     
 (12)第一エイドの食料。食べ物は良かったけど水が切れるとは・・・





 (13)しばらくは林道。




      
(14)蒸し暑さが漂ってました・・・





(15)岳滅鬼峠。スタッフの方はなかなか来ないランナーのゼッケン番号を確認中。




     
(16)岳滅鬼山周辺




   
(17)岩屋神社入り口付近にて。すでにタイムオーバーしてましたが、最後までマジメに走りました。




        
(18)第二関門。ここで拍手で迎えられました。実際はこの3倍近く人がいます。




   
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